2016年7月 6日
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2016年07月06日夜空に煌く一番星
尾瀬国立公園 野原英廣
明日7月7日は七夕ですね
月遅れの所もあるかと思いますが、
各地で多くの行事が行われることでしょう。
尾瀬だけに限ったことではないのですが、
人里離れた自然の中では人口の光による影響が少なく、
気象条件が良いと満天の星空が広がります。
むしろそれが本来の夜空の姿なのでしょう。
尾瀬でも静寂に包まれた闇夜に燦然と輝く星々が見られます。
都市部の夏の、うだるような暑さから逃れ、山小屋に泊り、
心行くまで星空を観察してみてはいかがでしょうか。
夜空をぼーっと眺めてみたり、
自分だけの星座を作るのも面白いですよね。
どこまでも透き通っていて、
果てしない世界がここにはあります。
さあ、皆さんは星たちにどんな願いを託しますか?
(尾瀬沼湖畔から燧ヶ岳と星空を臨む)
2016年07月06日富士山頂の様子(7月1日現在)
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
7月1日(金)、吉田口登山道が吉田口山頂まで開通しました。
昨年は暴風吹き荒れる開山となりましたが、今年は穏やかな天気だったので、吉田口登山道は賑わったのではないでしょうか。
一方で、富士宮口・御殿場口・須走口登山道(八合目までの下山道含む)及び富士山頂周回線歩道(お鉢めぐり)と富士山頂公衆トイレは、7月10日(日)からの利用開始となり、現在は利用開始のための準備をおこなっている状況となりますので、ご了承下さい。
◆富士山頂の様子(7月1日)
現在、富士山頂は『吉田須走口登山道を登り切ったところから吉田須走口下山道入口まで』利用可能です。
吉田須走口下山道は、7月10日(日)から利用開始のため、下山する際は吉田須走口登山道をご利用下さい。
詳しくはこちらをご確認下さい。
http://www.fujisan-climb.jp/info/20160630_ohachi.html
お知らせ:【7/1~10 吉田ルートを登山予定のみなさんへ 山頂お鉢めぐりの通行と山頂公衆トイレ及び下山について】
●通行止めについて
7月1日から10日の通行止め解除まで、上記お知らせの×印の場所には、下記写真のようにロープを設置し、通行止めとしております。
7月1日:通行止めロープ設置(撮影:橋本)
吉田須走下山道脇のお鉢めぐり歩道上に設置
7月1日:通行止めロープ設置(撮影:橋本)
久須志神社側のお鉢めぐり歩道上に設置
お鉢めぐりの標識も未設置であり、剣ヶ峰下には残雪もあります。
7月1日:剣ヶ峰下の残雪状況(撮影:橋本)
施設が整うまで、お鉢めぐりの利用はされませんよう、お願いいたします。
みなさん、こんにちは。
突然ですが、小太郎山ってご存知でしょうか?
こたろう。
名前の響きに何だか愛着を感じます。
小太郎山は標高2,725m、白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)の北の端にあり、
山梨百名山に選定されている山です。二重山稜という地形も観察できるんです!
(小太郎山。北岳を少し下った所から撮影。6月29日)
小太郎山は山頂はもちろん、山頂へ続く尾根上の登山道から仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、
そして振り返れば北岳...南アルプス北部の山々をぐるりと見渡しながら気持ちのよい尾根歩き
のできる最高の山です。
その小太郎山に6月30日に行ってきました!!
しかし...この日はあいにくの天気。
見えません。
本当に見えません。
「これでもか!」というくらいガス(霧)で何も見えません。残念。
(小太郎山山頂からアサヨ峰・甲斐駒ヶ岳...があると思われる方角。
真っ白。6月30日撮影)
小太郎山へのルートは北岳への登山道と異なり、やや不明瞭でした。
お天気のよいときは問題ないと思いますが、今回のようにすぐ先も見えないほど
ガスで視界が悪い時は慎重に進まないと登山道から外れてしまいそうになるので
小太郎山へ行くときはご注意ください。
でも、不明瞭な道より何より、景色を楽しむためにもお天気のいいときをおススメします!
【 二重山稜 】
2つの稜線がほぼ平行に並んだ地形のこと。
山稜の片側が谷側にずり落ちてでき、2つの稜線の間には凹地があります。
南アルプスでは多く見られる地形です。ぜひ探してみてください!
(小太郎尾根の二重稜線。小太郎尾根分岐より撮影。2014年9月)
【 開花情報 】
ツガザクラ、アオノツガザクラ、イワベンケイ、オヤマノエンドウ、チョウノスケソウ、
シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、ミヤマオダマキ、ミヤマクロユリ、ミヤマシオガマなど。
とても載せきれません。他にも北岳では多くの種類が咲き、見事なお花畑となっています。
(左上:ミヤマオダマキ 右上:ミヤマシオガマ
左下:ミヤマクロユリ 右下:チョウノスケソウ
6月29日撮影)