関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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みなさん、こんにちは。 ここ数日の暖かい陽気で自然保護官事務所がある芦安周辺の山々に積もった雪はかなり減っています。寒いのは苦手なのですが、あまり雪が少なくなってしまうとニホンジカが南アルプスの高山に登る時期が早まるのでちょっと心配しています。
さて、今日は南アルプス自然保護官事務所で作成した、ニホンジカ問題やライチョウ保護に関する展示についてご紹介します。
● 野呂川広河原インフォメーションセンターでの展示
南アルプス 北岳の登山口である広河原には「野呂川広河原インフォメーションセンター」があります。※野呂川広河原インフォメーションセンターは現在、冬期閉鎖中です!
(建物外観。バス乗り場の前にあります)
この建物の2階では、平成27年度から山梨県森林総合研究所と共催で、南アルプスのニホンジカ問題について紹介しています。
(展示の様子)
山梨県森林総合研究所は、北岳の植生被害をランク分けして地図で紹介しています。
一方、南アルプス自然保護官事務所で作成した展示は、南アルプスの景観が変化した様子を紹介したり、対策について説明しています。
また、平成28年度からは階段の壁面にライチョウ保護の話を少し紹介しています。
(ライチョウの展示。スペースの関係で量は少なめ)
この夏、広河原を訪れる機会のある方はぜひご覧くださいね。● 写真展などでの展示ニホンジカやライチョウについてより多くの人に知ってもらうため、機会を見つけては様々な場所で展示をしています。
自然保護官事務所のある芦安で開催される「新緑やまぶき祭」や「国立公園・野生生物フォトコレクション」の南アルプス会場などでも展示をしてきました。
(平成28年度の国立公園・野生生物フォトコレクション(南アルプス会場)での展示の様子)
これはライチョウの保護について紹介する展示です。
この時はライチョウという鳥について学ぶクイズも一緒に置かせてもらい、お子さんにとても好評でした!● より多くの人に展示を見てもらうためにいろいろな場所で展示をする場合、会場によって使用できるスペースの大きさや形状が異なるため、これまではバラバラの素材を会場で貼りつけて展示してきました。
この方法は、それぞれの場所にあった展示ができるのですが、いかんせん作業に時間がかかります。
そこで、「いつでも」「どこでも」「誰でも」展示ができるように、ポータブル(?)展示を作成しました!(ポータブル?展示)
...単に模造紙に貼りつけただけです。
が、これを貼る壁面がありさえすれば、いつでもどこでも誰でも簡単に展示ができるようになりました!
(ちょっと混み合っているのと、若干斜めになっている部分はご愛嬌ということでお許しください...。)ちなみにおおよそのサイズは、高さ160cm×幅110cm。漢字にはふりがな付き。
この展示は、仁田自然保護官が講師を務めた南アルプス学講座(1月21日(土)開催)の早川町の会場にも出張し、掲示されました。現在は南アルプス自然保護官事務所内の壁に貼りつけてありますが、貸し出し可能ですよ。冬の間、現場に行く機会がほとんどない南アルプスのアクティブ・レンジャーは、事務所内でこのような展示物の作成もしています!
+++ 野呂川広河原インフォメーションセンターについて +++++++++++
開館期間:6月中旬から11月上旬
※現在、冬期通行止めのため広河原へはアクセスできません。 ※展示にご興味のある方は、6月下旬頃のバス運行開始までお待ちください。 南アルプス国立公園ホームページのアクセス・施設のページもご覧ください。++++++++++++++++++++++++++++ 南アルプス自然保護官事務所 +++
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
みなさん、こんにちは。
ここ数日の暖かい陽気で自然保護官事務所がある芦安周辺の山々に積もった雪はかなり減っています。
寒いのは苦手なのですが、あまり雪が少なくなってしまうとニホンジカが南アルプスの高山に登る時期が早まるのでちょっと心配しています。
さて、今日は南アルプス自然保護官事務所で作成した、ニホンジカ問題やライチョウ保護に関する展示についてご紹介します。
● 野呂川広河原インフォメーションセンターでの展示
南アルプス 北岳の登山口である広河原には「野呂川広河原インフォメーションセンター」があります。
※野呂川広河原インフォメーションセンターは現在、冬期閉鎖中です!
(建物外観。バス乗り場の前にあります)
この建物の2階では、平成27年度から山梨県森林総合研究所と共催で、南アルプスのニホンジカ問題について紹介しています。
(展示の様子)
山梨県森林総合研究所は、北岳の植生被害をランク分けして地図で紹介しています。
一方、南アルプス自然保護官事務所で作成した展示は、南アルプスの景観が変化した様子を紹介したり、対策について説明しています。
また、平成28年度からは階段の壁面にライチョウ保護の話を少し紹介しています。
(ライチョウの展示。スペースの関係で量は少なめ)
この夏、広河原を訪れる機会のある方はぜひご覧くださいね。
● 写真展などでの展示
ニホンジカやライチョウについてより多くの人に知ってもらうため、機会を見つけては様々な場所で展示をしています。
自然保護官事務所のある芦安で開催される「新緑やまぶき祭」や「国立公園・野生生物フォトコレクション」の南アルプス会場などでも展示をしてきました。
(平成28年度の国立公園・野生生物フォトコレクション(南アルプス会場)での展示の様子)
これはライチョウの保護について紹介する展示です。
この時はライチョウという鳥について学ぶクイズも一緒に置かせてもらい、お子さんにとても好評でした!
● より多くの人に展示を見てもらうために
いろいろな場所で展示をする場合、会場によって使用できるスペースの大きさや形状が異なるため、これまではバラバラの素材を会場で貼りつけて展示してきました。
この方法は、それぞれの場所にあった展示ができるのですが、いかんせん作業に時間がかかります。
そこで、「いつでも」「どこでも」「誰でも」展示ができるように、ポータブル(?)展示を作成しました!
(ポータブル?展示)
...単に模造紙に貼りつけただけです。
が、これを貼る壁面がありさえすれば、いつでもどこでも誰でも簡単に展示ができるようになりました!
(ちょっと混み合っているのと、若干斜めになっている部分はご愛嬌ということでお許しください...。)
ちなみにおおよそのサイズは、高さ160cm×幅110cm。
漢字にはふりがな付き。
この展示は、仁田自然保護官が講師を務めた南アルプス学講座(1月21日(土)開催)の早川町の会場にも出張し、掲示されました。
現在は南アルプス自然保護官事務所内の壁に貼りつけてありますが、貸し出し可能ですよ。
冬の間、現場に行く機会がほとんどない南アルプスのアクティブ・レンジャーは、事務所内でこのような展示物の作成もしています!
+++ 野呂川広河原インフォメーションセンターについて +++++++++++
開館期間:6月中旬から11月上旬
※現在、冬期通行止めのため広河原へはアクセスできません。
※展示にご興味のある方は、6月下旬頃のバス運行開始までお待ちください。
南アルプス国立公園ホームページのアクセス・施設のページもご覧ください。
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