ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年5月22日

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2017年05月22日第37回尾瀬山開き@片品

尾瀬国立公園 柳澤美果子

みなさん、こんにちは!

片品村も爽やかな新緑の季節を迎えました。

そんな中、5月19日に尾瀬シーズンの幕開けを告げる、山開きが開催されました。

山開きを尾瀬山小屋組合主催から尾瀬がまたがる3市村自治体で開催するようになって今年で3年目。
一昨年は福島県檜枝岐村、昨年は新潟県魚沼市で開催され、今年は・・
そう、ここ群馬県片品村で山開きが開催されました!


片品村村長の挨拶の様子

尾瀬を訪れる多くの人に、ミズバショウの花言葉である「美しい思い出」をつくって欲しい
との言葉が印象的でした。



テープカットとくす玉開披

式典には、群馬県のゆるキャラ、ぐんまちゃんも駆けつけてくれました!

その他、アルプホルンや地元高校の吹奏楽部による演奏、
尾瀬の郷・親善大使で歌手の沢田知佳さんのステージなど、内容盛りだくさんの山開きとなりました。



尾瀬高校吹奏楽部による演奏


そして、今年は尾瀬にとって特別な年です。

それは・・2007年8月30日に日光国立公園から分離独立し、尾瀬国立公園として誕生して

今年で10周年という記念すべき年なのです!
10周年を記念して、尾瀬では様々なイベントを予定しています。
10周年記念イベントの詳細はこちら


ぜひこの機会に、尾瀬ファンの方はもちろん、まだ尾瀬を訪れた事のない方など、
たくさんの方に尾瀬に足を運んでいただければと思います!

シーズン幕開けとは言え、今年は雪が多く、尾瀬の中はまだまだ雪が多く残っています。

木道や階段の上にも雪があり、スリップや踏み抜き等に十分注意が必要です。

事前に情報を収集して、滑り止めや防寒具等、しっかりと装備を整えてお越し下さい。




雪どけした場所から咲き始めたミズバショウ

尾瀬を訪れるみなさんにとって、尾瀬での思い出が、美しく、そして楽しい思い出となりますように。

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2017年05月22日小笠原世界遺産センター OPEN

小笠原国立公園 小笠原 荻野裕太

516日に小笠原世界遺産センター(以下、センター)の開所記念式典を開催しました。式典では、森下村長からご祝辞をいただいたほか、センター入口にてテープカットを行い、晴れて一般公開を迎えることができました。その後、科学委員会の大河内委員長と東京都獣医師会の中川理事を講師に招き、センター内を大ホールに模様替えして、記念講演会を開催しました。講演会には80名近くの島民に参加いただき、盛況のうちに無事式典を終えることが出来ました。

(テープカット)

開所式式典後、開館特別記念講演会を開催いたしました。講演では小笠原諸島がなぜ世界遺産に選ばれ、小笠原諸島の価値や今現在取り組んでいるネコプロジェクトが発足することになった理由についてを島民の方々に講演会で再認識する貴重な時間になったのではないかと思います。

講演名:

「小笠原世界遺産の将来にむけて小笠原世界遺産センターに期待すること」

小笠原諸島世界自然遺産地域科学委員会委員長 大河内 勇 氏

「希少種を守る地域協同の取組小笠原ネコプロジェクト」

公益財団法人 東京都獣医師会理事 中川 清志 氏

(講演会風景)

センターの開館日は、基本的におがさわら丸の父島入港中の9:00から17:00となります。7月中旬から8月下旬にかけてのおがさわら丸着発期間中は、月曜日から金曜日の9:00から17:00を開館日とし、土曜日は休館日となります。開館日の詳細につきましては、「小笠原自然情報センター(http://ogasawara-info.jp)」に掲載いたします。

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