2017年5月
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2017年05月09日南アルプス市「芦安新緑・やまぶき祭」が開催されます!
南アルプス国立公園 本堂舞華
みなさん、こんにちは。
ゴールデンウィークはどのようにお過ごしになられましたでしょうか。
晴れている日が続き、まさにお出かけ日和でしたね。
私は櫛形山や金峰山、鳳凰三山に行ってきました。
芦安では木々が一気に若葉を広げ、さまざまな色の葉で山を彩っています。
さて、いよいよ今週の日曜日は「芦安新緑・やまぶき祭」が開催されます。
★ 「第7回 芦安新緑・やまぶき祭」
主催:南アルプス市芦安新緑やまぶき祭実行委員会
日時:2017年5月14日(日) 午前9時30分から午後1時30分
会場:南アルプス市立芦安小学校校庭(※雨天:芦安小学校体育館)
◎お問い合わせ 芦安窓口サービスセンター(TEL 055-282-5577)
入場料は無料です。
南アルプス自然保護官事務所も出店し、レンジャー(自然保護官)とアクティブレンジャーが 南アルプスの自然について解説します。
また、地元産木材を使った手作りのコースターを無料配布します。コースターには、「南アルプス国立公園シンボルマーク」、「キタダケソウ」、「ライチョウ」、「ヤマトイワナ」のいずれかの焼き印を押してお渡しします。いろいろな種類、形の木があるので、好きなマークとの組み合わせをお楽しみいただけます。
バッジやシールなど、環境省のグッズも配布しています!
この他にも、お祭りでは太巻きや味噌おでん、芦安名物しょうゆの実や手打ちそば、スイーツといった食べ物の販売、クライミング体験、芦安の史跡を巡るやまぶきツアーなどの楽しいコーナーもあります。ぜひ足を運んでいただければと思います。
(芦安に咲くヤマブキ 撮影日:2017年5月9日)
みなさまのお越しをお待ちしています!
皆様、こんにちは。
佐渡では4月14日、今期初の野生下トキのヒナが誕生し、5月9日には今期初のヒナへの足環装着が行われました。トキのベビーラッシュに期待がかかります。
野生下トキの繁殖状況:詳しくはこちらから☞ 放鳥トキ情報
<親鳥とヒナ3羽:4/25撮影>
そんな繁殖期真只中の佐渡ですが、今回も繁殖の話ではなく、「トキの顔」についてお話ししたいと思います。
まず、「トキの顔」をご覧ください。
顔は赤く、羽が生えていません。
この羽に覆われていない赤い裸出部を見ることで、暑い時期に撮影された写真なのか、寒い時期に撮影された写真なのか、判断できる場合があります。
次の2枚の写真をご覧ください。
背景で季節が推測できるかもしれませんが、何かお気づきになる点はありましたか?
左の写真が夏、右の写真が冬に撮影されたものです。
夏 冬
トキの顔の違い、それは暑い時期には赤い裸出部分が「広く」、寒い時期には「狭く」なります。
暑い時には裸出部を広くして熱を放出し、寒い時には裸出部を狭くして熱の放出を抑えているようです。
それでは、次の2枚の写真をご覧ください。
どちらが夏に、どちらが冬に撮影された写真でしょうか?(答えは、最後にあります)
もし、本物のトキに出会った際は、「トキのみかた」を参考に、観察してみてはいかがでしょうか。
トキに近づかず、やさしく静かに見守りましょう。
地域に迷惑をかけないようにしましょう。農地へ無断で入らないようにしましょう。
車から降りずに観察しましょう。
大きな音や光を出さないようにしましょう。
繁殖期間(2月~6月)は、巣に近づかないようにしましょう。
答え
左:夏、右:冬