ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年06月08日カタツムリ緊急救出プロジェクト

小笠原国立公園 荻野裕太

みなさん、こんにちは!小笠原ARの荻野裕太です。

68日(木)、父島の固有カタツムリを安全地帯に移送する救出作業(緊急捕獲)を行ってきました。

なぜ、カタツムリを緊急捕獲する必要があるのかというと...

小笠原諸島はほかの陸地と一度も繋がったことがない「海洋島」です。

海洋島では偶然にたどり着いたわずかな生き物や植物が独自の進化を遂げて、

現在の小笠原諸島に暮らす生き物達が暮らしています。

その小笠原諸島に暮らす代表的な生き物が「カタツムリ」です。

写真 チチジマカタマイマイ 

しかし、残念ながら外来種のプラナリア(ニューギニアヤリガタリクウズムシなど)

によって固有種のカタツムリが激減しています。

どうにかして、外来種の脅威に負けないよう、

プラナリアの侵入を防ぐ柵内に引っ越しをさせています。

今回、どのようにカタツムリを引っ越しさせているのかご紹介します。

先程のチチジマカタマイマイはどんな場所に暮らしていると思いますか?

実は大きな落ち葉が積もって水分が豊富な腐葉土がある場所にいます。

実際に探してみるとなかなか見つからずに一苦労です。

写真 カタツムリ捜索風景

見つけたカタツムリ達は、殻に番号タグを付着して柵内に移します。

写真 左 番号付け作業 / 右 番号付け後のカタツムリ

定期的にモニタリングをして、柵内で元気に暮らしているか、確認しています。

父島固有のカタツムリをいつまでも残していきたいと思います。

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