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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

紅葉の見頃を迎えています!(箱根地域)

2018年10月31日
箱根

こんにちは!

今回は箱根にある金時山の紅葉を特集したいと思います。

少しずつ空気がヒンヤリと冷えてきた今日この頃ですが、箱根の仙石原地域は標高が600m程と高いため最低気温は9度と、かなり冷え込んでおります。

気温が下がってきた分、空気が澄んで展望が良く運動をする際には快適な温度ということもあり登山シーズンには好条件が揃っています。

金時山山頂付近に設置してある、登山者数カウンターのデータを回収するため登山をしてきました!

【中腹辺りの金時山】

空には雲がひとつもなく快晴の中登っていきました。

体感温度にして15度くらいでしょうか、運動をするには涼しくて快適に登れます。

金時山の登山道では秋の花が数多く咲いており、花を目当てに登られる方も多くいます。

【リンドウ】

【リュウノウギク】

【ホトトギス】

紅葉の方はというと、麓はまだ葉が緑の状態でしたが、山頂付近に近づくにつれ徐々に紅葉した木々が姿を現れはじめました。

【山頂付近でお昼ご飯を食べる登山客】

10月下旬現在では、全体に紅葉していなかったですが、今の時期は緑も混じり色が多様で美しいとも感じます。

箱根の金時山での紅葉の見頃を迎えるのは11月中旬頃です。

ちなみに金時山の登山者数は昨年29年度では、おおよそ105,000人程の登山者数がいました。

毎年の傾向として、年間通じて一番登山者数が多くなる月は、多くの登山者が涼しくて快適に登れ、紅葉が楽しめる11月になっています。

【金時山山頂からの富士山の眺望】

今の時期は空気がとても澄んでおり、雲も少ないため、山頂に少し雪化粧をした富士山の姿が見られます。

比較的夏よりも、秋、冬の方が山頂での富士山を見られやすいため、これからのシーズンぜひ金時山に足を運んでみてはいかがでしょうか!