ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2018年12月

11件の記事があります。

2018年12月28日恋の季節到来!

佐渡 原奈緒子

みなさんこんにちは、佐渡自然保護官事務所の原です。

この冬は例年よりも暖かい日が多く、平野部では雪がちらついてもすぐに溶けてしまっていました。今日は久しぶりに雪が降り、これから年末年始にかけて一気に冷え込む予報でやっと佐渡らしい冬になってきたようです。

▲草地で採餌するトキ のどに泥が付くくらい必死に餌を探していたようです

野生下のトキたちも雪で田んぼが覆われることがないため、広範囲に広がって採餌する様子が確認されています。そんな中で12月26日には今期の繁殖期初めてとなる「羽色変化」が確認されました。

▲羽色変化を行ったNo.320(4歳 オス)

トキは繁殖期になると首回りからはがれ落ちる黒い物質を水浴びの後にこすりつけることによって頭から背中にかけて黒灰色になる羽色変化を行います。繁殖期になると羽色を変化させる鳥の仲間は珍しくありませんが、皮膚のはがれ落ちによる着色を行うのは世界でもトキだけに見られる特殊な生態です。

▲こすりつけを行う様子 晴れや曇りの日中に行うことが多いです

この黒灰色になった羽は生殖羽とも呼ばれ、トキ自身が繁殖の準備ができたとアピールするためや、林の中で営巣する際に保護色になる等の役割があると考えられています。そのため、繁殖に参加しない今年生まれのトキは羽色変化が起きず白いままなので、これからの時期は成鳥(2歳以上)か幼鳥(今年生まれ)かが一目瞭然です。

そして、これからの時期ますます面白くなるのがトキの行動!


トキは非常に表現豊かな鳥で、繁殖期になるとペアとの相性を確かめるために様々な行動を取ります。ペアになりたい相手を見つけるとお互いに羽繕いをしてみたり、オスがメスの上に乗って擬交尾を行います。

▲相互羽繕いをするNo.B34(左・メス)とB38(右・オス)

両方とも2017年生まれ 成鳥として初めての繁殖期

トキは驚いたときや嬉しいときに頭の後ろの冠羽を逆立てます。

▲擬交尾をする No.A19(上・オス)と220(下・メス) 

2017年からペア歴3年目 

周りにいる今年生まれのトキたちに自分たちがペアであることを見せつけているようでした。

これから繁殖期に入りペアを探し始める時期ですが、毎年恒例のペアはちゃんとお互いを見つけ出して着々と準備を進めているようです。放鳥したトキと野外生まれの一部のトキには足環を装着していて個体識別を行えるため、去年と同じペアだなとか今年はより若いメスとペアになっている!などと個体の行動を追うことができますが、果たしてトキたちはどうやってお互いを認識しているのでしょうか。


長年トキを見ている人でも大きさやクチバシの長さでオスかメスの区別がつくくらいで外見だけではとても見分ける事ができません。私たちには見えないトキの世界もあるなと思いつつ、トキの繁殖行動を追いかけていこうと思います。

ページ先頭へ↑

2018年12月27日関東以北最高峰日光白根山

日光国立公園 藤本 優太

こんにちは!

日光国立公園管理事務所の藤本です。

今年も残すところ1週間切ってしまいました!時間が過ぎるには早いもんですね。

そんな私も着任して半年経ち、季節折々の日光国立公園を満喫しております!

今回は、年末のご挨拶も兼ねて、今年最後の日記を更新させていただきます。

先日のお休みの日に日光白根山に行って参りました!

日光白根山は、栃木県日光市と群馬県利根郡片品村にの境界にある標高2,578の山で関東以北最高峰です。

△菅沼登山口での様子

登山口には、朝の6時過ぎに到着し、薄暗い中準備をしていたら明るくなってきました。

車の温度計ではマイナス15℃、寒いです!それでも駐車場には10台以上の車がありました。

△登山道 in 樹林帯

先行登山者がいたので、トレースがあります。

また、この日は、ツアーらしき団体の登山客もいらっしゃいました。

△弥陀ヶ池付近からの山頂

あっという間に弥陀ヶ池に到着!

積雪があって見えませんが、、、でも奥には日光白根山の頂きが見えます。

天候が安定してて一安心です。

△アイゼン装着後

ここからは、アイゼンを付けて、山頂を目指します。

弥陀ヶ池付近の標高は約2,317m、ここから山頂までは急な斜面と岩場があります。

△日光白根山山頂

ようやく山頂に到達しました!

天気も快晴、山頂から360°の眺望は息を呑むような景色です。

山頂付近は、強風だったので直ぐに山頂を後にしました。

△下山後の菅沼駐車場にて

夏とは違う姿を堪能し、無事に下山することもできました。

今年も大きな怪我はなく、無事に終える事ができそうです。

来年も自然豊かな日光国立公園の魅力を伝えられるよう更新する所存であります!

皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。
新年もよろしくお願いいたします。

※冬山は夏山とは違う魅力がある一方で、危険もあります。しっかりと準備・計画をお願いします。

登山届け・山岳保険の加入・緊急時の連絡手段・天気の確認・エスケープルート・常備薬など万が一に備え、事前の準備も行い、安全第一で無理のない登山を楽しみましょう。

登山は自己責任が原則なので十分な体力・装備・計画を!

ページ先頭へ↑

2018年12月25日【小笠原】冬休みも世界遺産センターに行こう!

小笠原国立公園 玉井徹

みなさん、こんにちは!

クリスマスだというのに小笠原は半袖で過ごせるほどの陽気です。

島のサンタはきっと波に乗ってやってくるのでしょう。

そんな年の瀬、今年は小笠原世界遺産センターで冬休み企画を開催しています!

企画その1【高校生イチオシ写真選手権!】

小笠原の高校では毎年兄島で野外授業が行われています。その際に、生徒達が撮影したイチオシの一枚を展示しています。それぞれの作品に「いいね!」やコメントができるようになっているので、遺産センターにお越しの際は「いいね!」してみてください。1月31日まで開催しています!

企画その2【マイマイコーナー】

小笠原の世界遺産の価値であるマイマイ(陸産貝類)をもっとたくさんの人に知ってもらいたい!という飼育スタッフの熱い思いを受け、夏休みに引き続きマイマイコーナーを設けました。小笠原のマイマイ研究者が書いた絵本が読め、アクティブ・レンジャーが作成した手作りスタンプが押せます!

このスタンプを押した用紙を受付に見せてくれたら・・・・なんと、マイマイカードがもらえます!

この冬、あなたもマイマイのとりこになってみませんか?

この企画は冬休み限定なので1月10日までの開催になります。

今年もたくさんの方のご来館、ありがとうございました!

みなさんから頂いたご意見・ご感想を元に、今後もより良い企画や展示を提供していきたいと思います。

2019年もたくさんの方のご来館をお待ちしています。

ページ先頭へ↑

2018年12月25日南アルプスから見る富士山

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、メリークリスマス!

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

みなさんは山と言えばどの山を思い浮かべますか?中部山岳や北海道各地などさまざまな意見が出てくるかと思います。山に登られる方、そうでない方も多くは『富士山』とお答えになるでしょう。そこで今回は南アルプス山域から見る富士山特集をみなさんにお伝えしたいと思います。

1.中岳から荒川小屋間

富士山と白峰南嶺間に広がる雲海

△富士山と白峰南嶺間に広がる雲海

こちらは南アルプス南部の荒川三山の1つ、中岳から荒川小屋の間で見た富士山です。水平に広がる雲海がとても綺麗ですね。富士山の前にある稜線は白峰南嶺です。広河内岳や黒河内岳(笹山)が含まれます。右から2番目にある2つのとんがりは笊ヶ岳と呼ばれる山で、南アルプス南部の360度大パノラマを楽しむことができます。

2.仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳から日本TOP3を眺める

△仙丈ヶ岳から日本TOP3を眺める

左から富士山、北岳、間ノ岳。そうです、仙丈ヶ岳からは日本のTOP3を眺めることができるのです。この構図を綺麗に見ることができるのは仙丈ヶ岳だけです!!!写真ですと、北岳のほうがなんだか大きく見えますが、富士山と北岳の標高差は583m。意外とあるんです。未だに南アルプスが隆起し続けていると言っても、追いつくことは随分先になりそうです。

3.鳳凰三山 観音岳

薬師岳と富士山

△薬師岳と富士山

こちらは鳳凰三山の1つ、観音岳から見た富士山です。残雪期に撮影したので、富士山の頭は白くなっています。稜線にも若干、雪が残っていますね。富士山の右下に見えるのが薬師岳です。他の鳳凰三山である地蔵ヶ岳や薬師岳からも富士山を眺めることができますが、私は観音岳から見る富士山が1番好きです。

4.北岳肩ノ小屋

日の出と富士山

△日の出と富士山

こちらは北岳肩ノ小屋から見た日の出と富士山です。早起きして下界から見る富士山と日の出もとても美しいですが、山から見るとさらに綺麗さを増す気がします。撮影時期が10月だったので、6時頃でも空はまだ暗いです。同じ場所からの景色でも季節や時間によって見え方が変わってきます。登る時期を変えて撮影するのもいいですね。

南アルプスからはほとんどの場所で山頂から富士山を見ることができます。場所によっては登山道や小屋から見ることもできます。自分だけのお気に入りの場所、時間、季節を探してみてはいかがでしょうか?

ページ先頭へ↑

2018年12月24日金時山巡視での出来事(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

今宵はクリスマスイブですね。煌びやかなイルミネーションを楽しむ方、ごちそうを楽しむ方、サンタさんを待つ子どもたち。皆さまは本日どのようにお過ごしになられましたか?自分は少数派で幼い息子と低山ハイクや冬デイキャンプをすることですかね。

さて、12月13日に金時山周辺の登山道をパークボランティアの方たちと巡視に行ってきました!

【今回の巡視コース】マップ:箱根ビジターセンター配布マップを参考

 オレンジの点線が今回の巡視コースです。

この日の天気予報は晴れ。透き通る青空を期待して、金時山に向かいましたが、全く晴れず、終いには初雪に遭遇してしまいました。しかし、そんな中だからこそ楽しめる風景もあります。

【霧中のブナ林】

金時山から乙女峠まではコースは標高800mを超えているため、ブナが多く生育しています。霧が立ちこめるとより幻想的な風景に出会えます。写真で見ると地面に根を生やしているようにも見えてきます。


【初雪の登山道】

今シーズン初の降雪です!カメラのフラッシュを使うと意図も簡単に降雪を撮影することが出来ます。

【コケと雪霰】

【コケと雫】

なかなか目に留まりづらい足下のコケもよく見るととても可愛らしい姿をしています。

クリスマスのイルミネーションに引けを取らない美しさと思いませんか?

到着してから分かったのですが、12月13日は昨年までの金時山の標高1,213m(現在は1,212m)にちなんで、山頂の山小屋でお餅などを配布するお祭りが行われているそうです。そのため、平日にもかかわらず、駐車場は混雑。お祭りを目当てに来られた方が多く、トータルで100名程とすれ違いました。しかし、残念ながら管理者が体調を崩されており、中止となっていました。来年はどんな様子で開催されているのか、確かめに行ってきたいと思います。

【コース上での注意点】

・金時山直下は所々に鎖場や段差の高い場所があります。無理の無いコース計画をお願いします。

・山の天気はとても変わりやすいです。天候が急変したら速やかに山小屋へ避難するか下山を開始してください。

・金時山山頂は国立公園内でも最も重要視されている「特別保護地区」に指定されています。動植物の採取に加え、落ち葉や岩石類の持ち出しも禁止されています。ご協力をお願いします。

ページ先頭へ↑

2018年12月20日登山者カウンター冬期期間も設置します!

日光国立公園 藤本 優太

こんにちは!

日光国立公園管理事務所の藤本です!

今年から登山者カウンターを冬期の間も設置することになりました!

そもそも登山者カウンターって・・・赤外線センサーでカウンターの前を人が通るとカウントされる仕様になっております(左右の計測が可能なので出た人数、入った人数が把握できます)。充電は太陽光パネルで行われており、バッテリーに貯蓄されます!なので、曇りの日や雨の日でもきちんとカウントすることができるようになっています。

登山者カウンター調査の目的とは・・・ 日光国立公園戦場ヶ原地区における利用者数を把握する為、戦場ヶ原自然研究路の入口2カ所に設置しております!ここは多くの利用者がおり、四季折々を感じることのできる人気の歩道です。

         □通常時(春、夏、秋仕様の登山者カウンター)

近年では冬期も戦場ヶ原自然研究路をスノーシューなどで歩かれる方が多くなってきました。

それに伴って、冬期も登山者カウンターを継続して設置し、利用者数の把握を行うことにしました。

        □冬期も使用する為に、凍結防止保温テープを巻く作業中

        □登山者カウンター全体図(冬期バージョン)

ケーブル類は、すべて凍結防止保温テープで巻き、バッテリー部分は緩衝材を使用しました。

また太陽光パネルを降雪対策として垂直にしました。

これで、今年度の冬期も無積雪期同様にデータが取れるはずです。

結果については、また日記でお知らせできたらと考えています!

※冬の戦場ヶ原(自然研究路)は、風が強く、地吹雪も起こります。歩かれる際は、事前に天候などの確認もお願いします!標高が1400m近くある為、冬山を想定した装備、服装を推奨しております!

安全第一で無理のない計画で楽しんでいただけたらと思います!

ページ先頭へ↑

2018年12月18日夜叉神峠巡視

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

13日に夜叉神峠の巡視へ行ってきました。

夜叉神峠は標高1,770m、夜叉神峠登山口から1時間ほど歩くと着きます。アクセスが良く、白峰三山の展望や季節の花を楽しむことができるトレッキングコースとして多くの方に親しまれています。

落ち葉で茶一色になった登山道で一際目立つ緑色。スギゴケでしょうか。

△登山道脇で見つけたスギゴケ

△登山道脇で見つけたスギゴケ

最近降った雨によって潤っていました。太陽の光を浴びて、さらに綺麗に見えます。ガスで真っ白になっていたり、樹林帯で展望がない場所では足元に目を向けてコケや植物を観察しながら歩くのもいいですね。コケに詳しくない私ですが、コケに興味が湧きました!

しばらく歩くと、『夜叉神峠まで15分』と書かれた看板が出てきます。この付近から登山道上に雪が出始めます。

登山道上に積もる雪

△登山道上に積もる雪

雨が降って固まったような雪質でしたが、つるつる凍っているところはほぼなく、むしろ歩きやすさを感じました。雪が降った登山道でわたしが楽しみにしていることは雪上についた動物の足跡を観察することです。夜叉神峠はさまざまな生きものが生息しているのでいろいろな種類の足跡を見ることができます。今回はニホンジカ、鳥類、タヌキの足跡が見られました。夏でも見つけることはできますが、冬のほうが断然分かりやすいです。山や森へ入られた際はぜひ、探してみてください。

15分ほど歩くと夜叉神峠山頂に着きます。この日は生憎の曇り空。

ガスガス三山

△ガスガス三山

ガスガスで何も見えませんでした。お昼ご飯を食べながらガスが取れるのを待つことに。日差しが差したり差さなかったり。着込んでいるものの、指先が徐々に冷え込んできました。ガスが取れそうにないので、帰り支度を始めると少しだけガスが取れ、中白根山が見えました!

中白根山がひょっこり

△中白根山がひょっこり

シャッターチャンスは逃してしまったもののほんの少しの間、北岳や間ノ岳も顔を出してくれました。昨年と同じくらいの日も夜叉神峠の巡視へ来ましたが、昨年よりもだいぶ雪が少ないように感じられます。(昨年の記事はこちら)今後、さらに冷え込む季節になりますので、これからの積雪に期待します。

夜叉神峠までの登山道では、まだ軽アイゼンが必要な場所は特にありませんが心配な方や雪道の歩行に不安がある方は携帯するようにしてください。

◆南アルプスの冬山登山を計画されている方へ

平成301020日から、山梨県内の山域で登山する際は、登山計画書の提出に努めなければなりません。また、平成3112月から3月の厳冬期は富士山、八ヶ岳、南アルプス(白峰三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、鋸岳、笹山、笊ヶ岳など)にて登山計画書の提出が義務化になる予定です。夜叉神峠登山口の東屋にも登山計画書を提出する場所があります。電子メールやFAX、オンライン登山計画書「コンパス」での提出も可能です。安全確保のためにも提出するようにしてくださいね。

ページ先頭へ↑

2018年12月17日パークボランティア清掃活動「クリーンデイ」(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

紅葉シーズンも終わり、賑わっていたススキ原草原や紅葉の名所も少しずつ静けさを感じてくる事が多くなりました。気温もぐっと落ち込み、いよいよ冬が始まります。

12月2日(日)に箱根地区パークボランティア(以降:箱根PV)が主催する行事「クリーンデイ」が行われました。この行事は清掃活動で毎年度最後の行事として、日頃お世話になっている箱根の自然に恩返しを兼ねて行われている行事です。事務所からも自分を含めた3名が参加しました。

昨年度までは、一般の方やPVが案内するコース(姥子・箱根ビジターセンター周辺・湖尻水門や深良水門がある芦ノ湖西岸コースなど)を中心に清掃活動を行ってきましたが、今年度は箱根ビジターセンターからのアドバイスで、活動場所を道路際や湖際など人や車両の往来が多いが見えづらい場所を中心に変更しました。

【活動中の様子】

グリーンのたすきを着けて活動します。お近くを通られた方からは「ご苦労様!」と声援をいただける事がありました。

【道路脇の林内】

PVからのお話によると、バス待ちや渋滞などで停まっている間に投げ込まれることがあるそうです。

空き缶、ペットボトルなどのゴミが多く目立ちました。

【回収したゴミの仕分け作業】

回収後はみんなで分別。以下の様なゴミが出てきました。

〈回収ゴミ一覧〉

コーヒーやお酒といったものが多かったです。

最近のものもあったため、ポイ捨てが一向に減っていないのを感じました。

ビン

栄養ドリンク系が多かったですが、一升瓶までありました。

ペットボトル

飲みかけのものが多かったため、うっかり落としてしまったのかな?

衣類

ラッシュガード、水着、シュノーケル・・・山なのになぜ・・・?

ビニール袋類

風に飛ばされやすいゴミ第1位。飛ばされないようにしっかり管理しましょう。

プラスチック製品

発泡スチロール、コップ、ストロー、お弁当の容器など。しっかりと持ち帰りましょう。

建築資材

カラーコーン、土のう袋、通気口フィルターなど。

車から落ちたかもしれませんが、それはそれで大変危険ですので、落とさぬようにしっかりと固定しましょう。

その他

パイプイス、鉄くず、ビニール傘など

9:00~11:30までの2時間30分の活動でしたが、約300kgのゴミを回収できました。

普段だとそんなにゴミが落ちていない様子でしたが、一歩見えにくい場所に入るとこんなにも落ちているものかと愕然してしまいました。

PVと一緒にゴミの投棄を減らしていくようになにかアイディアを考えていくと共に、現在落ちているゴミをなくして行けたらと思います。

ご参加いただきましたPVの皆さま、大変お疲れ様でした。

ページ先頭へ↑

2018年12月11日ライチョウを見かけたらいきものログへ!

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

みなさんは南アルプス山域を歩いていてライチョウを見たことはありますか?南アルプス山域では北部の甲斐駒ヶ岳から南部のイザルガ岳の間で生息しています。

荒川岳 中岳避難小屋付近にて

△荒川岳 中岳避難小屋付近にて

仙丈ヶ岳 仙丈小屋付近にて

△仙丈ヶ岳 仙丈小屋付近にて

赤石岳にて

△赤石岳にて

これまでの調査で北部エリアでの減少傾向が強いとされ、中でも白峰三山の個体が少なくなってきています。

南アルプス山域のライチョウだけではなく、日本各地で自然環境が変わりつつあり、身近にいる生きものたちから高山帯に生息・生育する生きものたちが数を減らしています。その生きものたちを守るために環境省が行っている取り組みの一つがインターネットを通して生きものの情報を集める「いきものログ」です!誰でも報告することができ、日本中のみなさんと情報共有することができます。「いきものログ」がどのような仕組みなのか、みなさんにご紹介します!

1.登録しよう

パソコンやスマートフォンから誰でも登録することができます。(15才以下の方は保護者の同意が必要です)生きものの情報報告、閲覧、調査への参加などさまざまな機能を無料で利用することができます。アプリでの利用もできるので、スマートフォンでの利用ができるほかGPS機能で写真位置情報を自動で記録したり、オフラインでも地図などの一部の機能を利用することができます。

2.報告しよう

生きものを見つけたら場所、日付、写真などをウェブサイトから報告することができます。日本各地で見られた生きもののデータが一目で分かります。よく見られる生きものや報告件数の多いユーザーのランキングがウェブに掲載されます。

3.検索しよう

生きものの名前や場所を検索すると自分や他のユーザーの報告の中からいつ、どこで、どんな生きものが観察されたのかを調べることができます。検索結果は地図で見たり、データをダウンロードして活用させることもできます。

いきものログのホームページはこちらです。

→ https://ikilog.biodic.go.jp/

ライチョウを見かけたら登山道から外れずに、ライチョウへは触れず、近づかず、遠くから観察してください。高山植物の観察や撮影の際も登山道から外れたり、ロープより先へ踏み込まないようにしてください。

みなさんから報告された情報の集積で新たな生息状況が判明し、生きものの保護・保全に繋がります。植物、動物、菌類、藻類等、さまざまなジャンルで報告・検索できます。あなたの発見を日本中の人と共有してみませんか?

ページ先頭へ↑

2018年12月11日平成30年度第2回パークボランティア研修会 実施報告(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。                        12月1日(土)に箱根地区で活動するパークボランティア(以降:PV)の皆様に向けて、今年度第2回目の研修会を開催致しました。その様子をご紹介します。

テーマは「今後の富士箱根伊豆国立公園について」

前記「11月27日箱根地区パークボランティア 創立30周年記念式典の開催(箱根地域)」でもお伝えしましたが、箱根地区PVは今年度で創立30周年という大きな節目に当たり、今後活動して行く上で、活動に関係する環境省・PV・(一財)自然公園財団箱根支部(以降:財団/箱根ビジターセンターを管理しています)と共に方向性を見定めることをねらいとした内容です。

午前は、講義として以下の2名にご講演いただきました。

◆当事務所 石川拓哉 所長 「これからの富士箱根伊豆国立公園について」

全国のPV活動の紹介と富士箱根伊豆国立公園全体の管理体制と箱根地域で力を入れていく事業(仙石原湿原シカ対策、箱根VC機能強化)について説明されました。

◆財団 加藤和紀 氏 「PVが利用しやすい箱根ビジターセンターづくり」

環境省の「箱根VC機能強化」事業に伴う計画の説明や9月に全PV向けに実施したアンケートを基に作成したQ&Aを発表してくださいました。

午後はグループワーク「今後のPV活動について」の意見交換会を行いました。

 PV8~9名、事務所職員・財団職員各1名ずつ計10~11名の班を3班に分け、それぞれの項目「VCの利用について」「ボランティアステーションの利用について」「技術の向上」「スムーズなネットワークづくり」「継続的に活動していくために」について思っている問題点・課題点をポストイットに記入し、模造紙に貼り付け、班の中でどのように解決して行くか意見交換を行い、発表していただきました。

↑意見交換会の様子。各テーマに対しての意見出しです。

↑各班の意見発表。各チームで共通している意見や、それぞれ活動されているフィールドごとでの意見、思ってもみないとても参考となる提案が沢山出てきました。

この場で出た意見は、皆さまからの「提案」として捉え、PV活動に反映していくため、環境省と財団で短期・中期・長期計画にまとめ、PVの皆さまと財団と一緒になって議論していきたいと思います。少しでもPVが長く楽しく活動出来るように一丸となって、この先40周年、50周年と続けて行けるようにサポートして行きたいと思います。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ