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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

三原山山頂口展望台から眺める富士山と伊豆半島の山々 大島(伊豆諸島地域)

2020年01月15日
富士箱根伊豆国立公園

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

先週は、新年最初の巡視で三原山へ行ってきました。

三原山山頂口の駐車場付近にある展望スポット「三原山山頂口展望台」では、この冬一番の景色を見ることができました! 今回は、この三原山山頂口展望台から見える山々を紹介します。

三原山山頂口展望台からの景色(写真左下は元町港

▲三原山山頂口展望台からの景色(写真左下は元町港)

三原山山頂口展望台から見える主な山と街

▲三原山山頂口展望台から見える主な山と街

展望台からは富士山が大きく見えるほか、箱根~伊豆半島東部の山並みを見渡すことができます。

この日は前日の嵐で空気が掃除されたのか、南アルプス赤石山脈まではっきりと見えました。

離れた場所から本州の起伏を眺めてみると、改めて富士山の高さ、大きさを感じます。

三原山山頂口からの風景は「富士山がある風景100選」に選ばれています。「富士山がある風景100選」とは富士箱根伊豆国立公園の指定80周年を記念して選出された展望地です。伊豆大島からは、

・三原山山頂口展望台

・港の見える丘

・万立浜

の三地点が選ばれています。他のポイントにも、ぜひ足を運んでみてください。

【富士山がある風景100選】http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html

富士山宝永火口

▲大島からは富士山宝永火口がよく見える!

望遠レンズで撮影すると、富士山の表面の形がよく見えます。

山腹の正面には、宝永火口が見えています。この火口は、富士山の一番最近の噴火、江戸時代の1707年(宝永4年)に起きた宝永噴火によってできました。都内から富士山を見ると、この火口を横から見る形になるため、富士山の稜線がでこぼこしているように見えます。大島から見ると宝永火口が真正面に来るため、綺麗な形の富士山が見えるのです。

大室山と赤石山脈(南アルプス)

▲大室山と赤石山脈(南アルプス)

 富士山から左へ視線を移していくと、個性的な形の大室山(580m)が見えます。約4000年前の噴火でできた火山で、直径250300mほどの火口を擁しています。表面が滑らかに見えるのは、伝統的な山焼きによって、斜面が草原の状態に保たれているからです。山全体が国の天然記念物の指定を受けているため、現在は徒歩での登山は禁止となっていて、山頂へはリフトでアクセスできるようです。

 大室山の背景には、雪を被った赤石山脈が壁のように連なっています。春~秋にかけてはぼんやりとしか見えず、初めて見た時は横長になびく雲かと思いました。大島から見える峰の名前が分かるようになりたいです。

伊豆半島にそびえ立つ天城山

▲伊豆半島にそびえ立つ天城山

展望台のほぼ正面には、天城の山々、伊豆半島最高峰の万三郎岳(1,406m)、万二郎岳(1,299m)、遠笠山(1197m)、矢筈山(816m)などが見えます。天城山は、格好良く尖った万二郎岳、万三郎岳を中心に、稜線が左右に大きく広がっています。伊豆半島にどっしりとそびえ立つ姿は、海を挟んで見ても迫力があります。展望台から見ると、天城山は距離的に一番近いように感じられるので、勝手に親近感を持っていつも眺めています。

天城山の様子については、沼津管理官事務所 山田さんのアクティブ・レンジャー日記で紹介されています。

http://kanto.env.go.jp/blog/2019/11/post-785.html

遠くに見える山を知っている人が歩いているかもと思うだけで、なんだか嬉しいような感じがしませんか?

三原山山頂口展望台は、バスや車で簡単にアクセスできます。

大島にお越しの際、晴れた日には、ぜひお立ち寄りください。

 

【大島へのアクセス情報】

大島観光協会 http://www.izu-oshima.or.jp/

【三原山山頂口展望台へのアクセス情報】

・大島バス http://oshima-bus.com/

「元町港」より乗車→「三原山山頂口」で下車(約25分)

・展望スポットは駐車場海側。