ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2020年4月15日

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2020年04月15日事務所から見られる景色

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

コロナウイルスの影響によって外で思うように活動できない日が続いていますね。毎年5月に南アルプス市芦安で行われる「新緑・やまぶき祭」も中止になってしまいました。例年、南アルプス自然保護官事務所では芦安産の木材にオリジナルの焼き印コースターの配布や展示を行っています。¨今年はどんな展示にしようかな?¨など考えていたこともあり、中止になってしまい残念です。

事務所にこもりがちになりちょっぴり憂鬱な気持ちになりますが、自然に囲まれた芦安では事務所の中にいてもステキな景色や動物に出会えます。事務所の南側には御勅使(みだい)川が流れています。芦安地域にはたくさんの動物が生息しています。

【ヒヨドリ】   

【カワウ】

普段は小さめの鳥類が遊びに来ますが、まれに大きいものも来ます。中でもカワウは大きく、黒い塊が飛んできたかと思いました。羽を広げた時は大きさが倍増して遠くからでも迫力がありました。

【サル】

地元の人は農作物を食べられないように電気柵を立てたり、ネットで囲ったりと対策をしています。1頭でいることはあまりなく、群れで過ごし、子ザルも元気に走り回っています。母サルに寄り添う子ザルを見ると、地域に支障をもたらしているサルでも¨かわいい¨と思ってしまいます。

動物のみならず、季節によって雰囲気がぐっと変わります。


冬のある日。事務所の東側に大きなカツラの木がそびえたっており、前日の降雪により枝にたくさんの雪が!!お昼頃には溶けてしまいましたが、早朝しか楽しむことができない貴重な景色でした。

続いては紅葉の時期。晴れて色鮮やかな紅葉もいいですが、霧が漂っているのも味があっていいなぁ、と思いました。言葉に表すのは難しいですが、なんだか心が癒やされました。

コロナウイルスが世界中に猛威をふるっていますが、季節は着々と進んでいます。家の中から見られる景色もきっと変化があるはずです。身近なものに目を向けてみるのもいいですね♪

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