ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2020年12月28日色んな角度から

富士箱根伊豆国立公園 箱根 高木俊哉

AR日記をご覧の皆様、こんにちは。

富士箱根伊豆国立公園管理事務所の高木です。

最近はぐっと冷え込んで、箱根地域では気温が氷点下を下回ることが珍しくなくなりました。

非常に寒いですが、この時期に富士山がほとんど雪化粧になっていないのもまた、珍しいことと感じています。

三国山付近からの富士山眺望

▲三国山付近からの富士山眺望(撮影日:12月23日)

さて、箱根のARの業務の中には「仙石原湿原の景観モニタリング」というものがあります。ご存じの方も多いかと思いますが、ススキ草原で有名なあの仙石原湿原です。

神奈川県唯一の湿原を保全するべく様々な保全活動及び調査が行われていますが、本業務ではその名の通り、仙石原湿原の景観(見た目)の変化をモニタリングしています。具体的には、定期的(2・5・8・11月)に以下の3地点の同じ場所から撮影し、記録を行っています。

・ススキ遊歩道(仙石原湿原内)

・長尾峠(仙石原湿原外)

・金時山中腹(仙石原湿原外)

今回はそんな仙石原湿原を、外から見た様子を紹介します。

まずは、箱根外輪山の北に位置する金時山の中腹から。

金時山中腹からの仙石原湿原眺望

▲金時山中腹からの仙石原湿原眺望(撮影日:←12月 8月→)

こちらの撮影地点は大岩がどっしりと構えておりそれだけで圧巻なのですが、その上から見た仙石原湿原はとても見やすく、意外な広さ(約25ヘクタール)を感じさせてくれます。

そしてこちらは、箱根外輪山の北西にある長尾峠付近の長尾隧道から。

長尾隧道からの仙石原湿原眺望

▲長尾隧道からの仙石原湿原眺望(撮影日:←12月 8月→)

湿原の中を一本道が通っているのがお分かりでしょうか?

こちらが観光として有名なススキ遊歩道です。意外と傾斜のある道であることが分かると思います。

また、こちらの撮影地点は箱根地域の中でも絶景ポイントのひとつで、芦ノ湖・大涌谷などもまとめて見ることが出来ます。

長尾隧道からの箱根地域の眺望

▲長尾隧道からの箱根地域の眺望(撮影日:8月)

見切れてしまっていますが、画像右が芦ノ湖、左が仙石原湿原、そして中央が大涌谷です。大涌谷を擁する箱根山を中心とした、カルデラの地形が確認できます。

如何でしょうか。箱根は観光スポットが多い地域ですが、スポットからだけでなくひとつ大きな視点で違う角度から見てみると、また新たな発見が生まれるような気がします。

それではまた、次回に新しい年の箱根の様子をお送りできればと思います。

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