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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

雪の季節となりました。<冬季活動>

2021年12月24日
日光国立公園 大森健男

 皆様こんにちは!日光国立公園管理事務所の大森です。

 いよいよ奥日光は雪の季節となりました。

 冬の準備もいろいろありますが、奥日光では訪れる利用者のために雪の時期の活動の安全対策や情報交換を目的に、毎年「冬季活動に関する情報交換会」が開催されています。

 この情報交換会は日光市が事務局となり、県や環境省などの行政機関、ガイド関係者、旅館・観光・スキー場関係、ビジターセンター・ボランティア団体などが集まり、いろいろな意見交換を行ってます。

 日光湯元温泉ビジターセンターでの「冬季活動に関する情報交換会」

 この日の話しは、これから設置する湯元スノーシューコースや戦場ヶ原周辺での冬季活動の注意事項、植生保護のための湿原入り込み防止の標識などの設置、駐車場やトイレの冬期閉鎖情報などで、日光国立公園管理事務所からは歩道の冬期利用の注意事項や管理などをお話しました。

 戦場ヶ原歩道等のフィールドでも冬期の準備作業を始めています。冬期はスノーシューやクロスカントリースキーを利用する方が多く、日光パークボランティア(NPV)活動では道迷いや湿原への入り込みなどを防ぐため、歩道のコース沿いに赤布やポールなどの設置や安全のための雪上パトロールを行っています。

冬期活動(スノーシュー・クロスカントリースキー)の利用者の方への注意標識も設置

 

氷点下9度!!寒いですが、日光パークボランティアの皆さんは元気に活動しています。

 湿原への入り込み防止の注意標識

 天候急変など予期せぬリスクがありますので十分な情報と装備が必要です。また、雪の下には、春を待つ貴重な植物が眠っています。・・湿原への入り込み、植物の踏みつけはご注意を!

 

 赤布付け・・雪の中でもしっかりした目印です。

 奥日光の積雪量は比較的少ない年が多いですが、時には大雪や地吹雪でコースの見通しが悪くなり、車道も歩道も要注意です。

 また、凍結した木道や階段に加え、積雪により階段やセパレートに分岐した木道などが不明となりスリップや踏み抜きなどにも注意が必要です。

 そのような寒い季節の奥日光ですが、冬の奥日光では温泉も楽しみです。湯元温泉の泉源からの立ち上る湯気や硫黄の臭いについつい温泉に入りたい気分に誘われてしまいます。

(ここは我慢して、湯気を浴びるだけで満足してます。)

 湯元温泉(泉源)

 この泉源に隣接する「湯の平湿原」は、温泉入浴できるお寺(※冬期間は残念ながら休止中)として知られている日光山輪王寺別院 日光山 湯元・温泉寺に続く木道も整備されています。

 奥日光の湯元温泉の穴場的なスポットでもありますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

「湯の平湿原と木道」

 冬期の奥日光地域は、凍結等の関係で通行止めの歩道があるほか、駐車場やトイレなどが閉鎖されている箇所もあり事前にHP等で確認していただくようお願いします。

☆環境省日光湯元温泉ビジターセンターHP

http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/parking.html

☆湯元温泉旅館組合HP

http://www.nikkoyumoto.com/

☆日光自然博物館

https://www.nikko-nsm.co.jp/news_d.html?0:365

 寒い時期ですが、冬ならではの楽しみやイベントなどもあります。

 温かい服装と充分な装備(車も)で、奥日光にお越しいただければと思います。