ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園 箱根

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2019年07月11日アクティブ・レンジャー写真展開催中です in 生物多様性センター<富士五湖エリア>

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

山梨県側の吉田ルートに続き、静岡県側の3ルートも10日に開通し、いよいよ本格的な富士登山シーズンに入ってきました。

私の事務所がある生物多様性センターの1Fにて「アクティブ・レンジャー写真展」を開催中です。
私たちアクティブ・レンジャーの目を通して見た関東エリアの多様な自然をお楽しみください!

<開催期間>2019年7月10日 ~ 18日 9:00 ~ 17:00
<場  所>環境省 生物多様性センター(山梨県富士吉田市剣丸尾5597-1)
 アクセス方法はこちら  http://www.biodic.go.jp/center/koutu.html
 写真展の詳細についてはこちら http://kanto.env.go.jp/to_2019/2019_4.html

富士五湖からの今年の作品は下記の2点です。

11月7日撮影@山中湖

秋から冬にかけて長い期間、ダイヤモンド富士を見ることができるスポットとして有名な山中湖で、一瞬を狙いましたが、あいにくダイヤモンド富士としてはイマイチでした。

ただ、思いがけず印象的な雲に出会えました。

2月7日撮影@精進湖

こちらは冬の精進湖での朝霧を撮った作品です。朝日で富士山が赤く染まる紅富士(べにふじ)を撮りたかったのですが、残念ながらこの日は赤く染まらず、その代わり、幻想的な霧が少しずつ広がっていく様子を見ることができました。

なかなか狙い通りにはいかないです。

でも、想像もしなかった景色に出会うことができるのが、自然の魅力ですね。

今回は関東地方環境事務所管内のアクティブ・レンジャー20名が撮影した作品の他に、私が過去の6年間に富士五湖管内で撮ったお気に入りの写真を併せて展示しています。

大好きな富士山の奥庭の秋の景色です

富士山頂での御来光

季節、天候、時間によってさまざまな姿を見せてくれる富士山はやっぱり最高の被写体です。

森の中にたたずむ生物多様性センター

会場の生物多様性センターは、生物多様性に関する展示をはじめ、自然・科学・環境に関連した様々な本を収蔵した図書閲覧室(貸出はなし)など、自然について学べる場所です。

精巧な動物たちのはく製たちがお出迎え

子供たちが楽しめる展示がいっぱいです

山梨県側富士山五合目までの冨士スバルラインの料金所手前の森の中に位置していますので、富士登山や観光の際にぜひお立ち寄りください。

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2019年07月09日【活動報告】令和元年度第1回箱根地区パークボランティア研修会(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

今年は梅雨らしい様子が続き、事務所周辺は雲(霧)の中に包まれ、時折霧雨が降っています。

梅雨だからと思っていましたが、そろそろ太陽が恋しくなってきました。

さて、6月29日(土)に箱根地域パークボランティア(以下:PV)を対象とした研修会を実施しました。

テーマは安全対策についてです。先日、当地域所属のPVが怪我をする事案が発生し、これを機に今一度安全対策について見直すと共に、普通救命講習の再受講を行いました。

【開会の様子】

検討課題として、今後事故が発生してしまったときの対応マニュアルの作成や、事故を起こさないためにはどうするか事故防止に関する情報を共有しました。例年開催されている人気行事で、今年も当職が安全管理のため、参加してきました。

【普通救命講習の様子1(心臓マッサージの練習)】

箱根町消防本部仙石原分遣所の職員による普通救命講習会。PVの研修会として取得したのが約2年前。資格有効期限は3年間とされていますが、2年前に受講されていない方もいるため、実施しました。

【普通救命講習の様子2(心肺蘇生法の練習)】

講師の方から直近で心肺蘇生方法が一部変更(傷病者発見から心臓マッサージまでの手順が短時間になった)となったと聞き、とても驚きました。年々、その方法が変更されるため、3年以内に出来れば再受講してほしいとレクチャーがありました。コチラとしてもまだ受講していないPVもいるため、定期的に開催をしようかと思っています。

 PVは、箱根ビジターセンターで夏休み期間(7月28日~8月17日)の間で早朝観察会、自然観察会、クラフト教室を開催します。費用は無料です。(詳細:http://hakonevc.sunnyday.jp/index.html)宜しかったら是非ご参加ください。

 

〈今回の一押し写真〉今回から通勤、勤務中に撮影した風景、動植物を1枚ずつ挙げていこうかと思います。

【イノシシ】実は成獣の後ろの藪には5~6匹の幼獣(うり坊)がいます。一家勢揃いでお食事中でした。

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2019年06月12日仙石原湿原の青草刈り(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 池田興平

箱根の仙石原湿原で青草刈りをしてきました。

すっかり春の陽気に照らされて湿原の植物はグングンと成長しており、ちょうど梅雨入り直前のタイミングとなり、青草を刈るにはベストな時期でした。

青草刈りは、仙石原湿原の希少な植物(ノハナショウブ、スズサイコ等)の維持管理のために行います。

草刈りをしておかなければ背丈の高い植物に囲われ、日光が届かなくなり希少植物が成長できなくなります。そのためススキやヨシなど背丈の高い植物を選択的に刈って、背丈の低い明るい湿原を維持しています。

青草を刈る際には基本は足下で刈りますが、ノハナショウブがある場合などは傷つけないように地上高50㎝くらいで刈ります。

刈り取った草は一握りを輪ゴムで束ねて、袋に詰め込んでいきます。

刈る対象は、ススキやヨシになります。

作業する際は、花を咲かしていない湿性植物はよーく見ないと誤って刈ってしまうので、少しずつ慎重に草を刈っていきます。

今回は、植物に詳しい専門家などからレクチャーを受けながらの作業を進めました。


またアザミなどが生えていてトゲに手を傷つけることもあります。

現在では刈り払い機などでひとまとめに刈ることはできますが、湿原の植物群落を維持するためには、選択的に刈っていく必要があります。この手法は江戸時代から続く伝統的な管理手法として今でも例年行われているのです。

今年も沢山のススキとヨシが刈り取れました。

地元の沢山の方が関わり仙石原湿原の植生が守られています、苦労の甲斐もあって今年も希少な湿性植物が花を咲かすことができるのだと感じると、とてもやりがいがありますね。

いつまでも変わらない自然美あふれる風景を維持していきたいものです。

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2019年06月07日【活動報告】初夏の箱根の滝を巡る(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

6月に入り、箱根でも暑さを感じるようになり、初夏の陽気を感じます。

さて、6月1日に箱根ボランティア解説員連絡会(箱根地区パークボランティア)主催の自然観察会「初夏の箱根の滝を巡る」が開催されました。

【コースマップ】

例年開催されている人気行事で、今年も当職が安全管理のため、参加してきました。

コースは赤実線(小涌谷駅→千条(ちすじ)の滝→鷹巣山→飛龍の滝→畑宿)を通る約5kmのハイキングコースです。

この観察会の見所はコアジサイが多く生育する地域で、アジサイの仲間では珍しく、花から香りを出す種類です。その香りを堪能しながら千条の滝、飛龍の滝を巡り、初夏の箱根を堪能します。

(昨年の様子は★6/2自然観察会「初夏の箱根の滝を巡る」行事報告参照)

しかし、今回は端境期に当たってしまい、お目手のコアジサイは咲き始め。他の植物も蕾だったり、実を付け始めているものが多く、植物は楽しむには少々難しい観察会になりました。以下、観察会の様子を写真で紹介します。

【千条の滝前での解説】

滝のすぐ上が水源で幾千にも流れる細い滝が特長です。

小涌谷駅からここまでは整備された歩道があるため、比較的容易にアクセス出来ます。

【鷹巣山(昼食休憩)】

豊臣秀吉の小田原城攻めに備えて北条氏が建築した諸城があったそうです。

展望はありませんが、ベンチが整備されていたり、芝生になっているので、休憩するにはもってこいの場所です。

【飛龍の滝(左)と柱状節理(右)(箱根ジオパークスポットH15番 認定地)】

写真で写っているのは滝の下段(高さ25m)、別ルートに行くと上段(15m)がご覧いただけます。滝を下ると溶岩が冷えて固まる際に出来た規則的な割れ目がある柱状節理の岩壁が見られます。

【滝の足下のフォトスポット】

飛龍の滝の麓を流れる伏流水に小さなフォトスポットを発見!急遽参加者と写生会を行いました。これも初夏の箱根の楽しみ方の一つですね。

コースタイムは約5時間半。段差が高い場所もありましたが、直射も少なく、比較的歩きやすい気候の中、参加者もスタッフ側も気持ちの良い観察がすることができ、無事終える事が出来ました。

次回は6月23日(日)宮ノ下駅をスタートしてイワタバコを探しながら早川の堂ヶ島渓谷を歩きます。宜しかったらぜひご参加くださいませ!

詳細はこちらhttp://hakonevc.sunnyday.jp/shitashimuundou.html#(リンク先下記参照)

別件ですが、観察会当日の朝、仙石原湿原前を通過したところ、ベストポジションにキジがいました。少し高台になっているため、縄張りを監視するには絶好な場所なようです。

【仙石原湿原とキジ】

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2019年05月31日登山道補修活動(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

先日、箱根町が主催で行われている登山道補修隊に参加してきました。

箱根地域の登山道は神奈川県と箱根町が管理しており、箱根町では、神奈川県、環境省とともに、神奈川県自然公園指導員や箱根地域パークボランティア、箱根町登録ボランティアと協力し「ハイキングコース補修活動」を行っております。

今回は屏風山の登山道がルート変更になったため、土砂が登山道から流出しないように階段や水切りを整備するため、ボランティア8名、町職員3名、箱根ビジターセンター・当所各1名、総勢13名が参加しました。

【資材搬入の様子】

整備地までは最寄りの登山口や林道の脇から入り、整備場所まで資材(今回は板30枚、杭80本など)や道具(掛矢、スコップなど)を手分けして背負って搬入します。

【整備中の様子】

写真の作業では、雨で出来る表土を流れる水流の勢いを軽減させるため、斜面の登山道に丸太を等間隔に埋めています。このようにすることで砂防効果もあるのだそうです。最後は、右図のように杭を打ち、鎹(かすがい)等で固定します。

【整備された水切り】

登山道を遮るように板をつけることで、表土を流れる水流を谷に誘導することで、登山道の土壌流出を最小限にします。手慣れたボランティアさんですと1人で1基あたり1時間以内で整備していました。

今回は約3時間の作業時間で〈階段33段、水切り8カ所、土のう5個〉が整備されました。次回は6月19日(水)に開催予定です。

箱根町ではボランティアを随時受け付けております。ご参加ご希望の方はご登録の上ご参加ください。是非、一緒に箱根の貴重な自然環境を守るために活動しましょう!

詳細はこちら(箱根町ハイキングコース補修活動

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2019年05月24日箱根地区パークボランティア活動「仙石原湿原モニタリング」(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

春の様子から一変、山肌は深緑になり、木々の間を吹き抜ける風に湿気を感じることが多くなってきました。

さて、今回は環境省が認定している「箱根地区パークボランティア」の活動をご紹介します。箱根地区では現在93名の方がパークボランティアに登録し、自然解説活動、自然環境の情報収集、登山道の補修活動、美化清掃など幅広く活動しています。

昨日は、今年度より始まった仙石原湿原内での自然情報収集活動が行われ、当職もどのように活動されるのか把握するため、同行してきました。

【仙石原湿原(左)と調査の様子】

仙石原湿原は、神奈川県で唯一湿原です。環境省の特別保護地区に指定され、さらにその一部は国の天然記念物に指定されているとても貴重な湿原です。3月に行われた山焼き(参照:2019年03月20日 箱根の春を告げる風物詩)によって維持されている湿原には多くの湿性植物が生育しています。

以下は調査中に見つけた植物をご紹介します。

【モウセンゴケ】食虫植物で湿原特有の植物です。

【アマドコロ】日当たりのよい場所に生える種類です。葉の付け根から吊り下げる花が特徴の植物です。

【サワフタギ】湿り気のある場所に生育する種類で湿原の周りに生育しています。維持管理をしないとこのような木々が多く生えてきます。

今回、植物はつぼみ、開花、実をつけているものを限定して調査をしましたが、約55種類以上の植物を確認しました。スゲの仲間がとても多く、専門家のお話によると箱根はスゲの仲間が生えやすい環境でそれらを観察するにはうってつけの場所だといいますが、素人の私には同定ポイントがとても難しく、お手上げ状態です。それらが分かるパークボランティアの知識に脱帽です。今後も引き続き調査をしていきたいと思います。

※一般の方がこの場所に立ち入って観察することは難しいですが、湿原に隣接する箱根湿生花園では同様な植物をご覧いただけます。そちらをご利用ください。

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2019年04月26日開催報告】自然観察会「スミレを探して春の仙石原を歩く」(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

4月23日(火)に箱根地域自然に親しむ運動の第1回自然観察会「スミレを探して春の仙石原を歩く」を開催いたしました。

今回は70名定員のところ、107名の方からお申込みいただきました。沢山のお申込みいただきありがとうございます。当日は69名の方がご参加いただき、晴天の中、沢山のスミレを観察することができ、参加者も大満足でした。

【出発式後の準備運動の様子】

【スミレを紹介する箱根地区パークボランティア】

【ツボスミレ(別名:ニョイスミレ)】

【観察会コースの様子】周辺の木々が芽吹き、春らしい景色を楽しめました。

【クロモジ】

今回ご案内いただいた箱根地区パークボランティアは、ゴールデンウィーク期間中に箱根ビジターセンターで自然観察会を開催しております。(参加費は無料)

その他にクラフト教室も開催しておりますので、宜しかったらぜひ遊びに来てください。

詳しくは箱根ビジターセンターホームページをご覧ください。

http://hakonevc.sunnyday.jp/index.html

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2019年04月18日アクティブ・レンジャー写真展開催中のお知らせ!(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 池田興平

412日(金)から526日(日)まで、箱根ビジターセンターの多目的ホールで「環境省アクティブ・レンジャー写真展-国立公園・野生生物の姿-」を開催しています。


関東地方環境事務所管内の国立公園などの最前線で活躍しているアクティブレンジャー達が撮影した、豊かで美しい自然の風景や動物の写真を多数展示しています!


アクティブレンジャーは日々の業務の中で、業務報告として写真を撮影するほか、写真展のために国立公園の素晴らしさをアピールできる最高の一枚を撮影することを心掛けています。

そんな気合いの入った一枚をぜひ見て頂きたいです。

お近くにお越しの方はぜひお立ち寄り下さい!

<場所>環境省 箱根ビジターセンター(神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164

<時間>9:00-17:00(最終入館は16:30まで)

箱根ビジターセンターまでのアクセスはこちらhttp://hakonevc.sunnyday.jp/access.html

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2019年04月10日春の陽気にさそわれて(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

今年度も箱根の自然や魅力をお伝えできるように頑張ります。どうぞよろしくお願いします!

 都心部は先週末に桜が満開になり、いよいよお花見シーズン到来ですね。箱根でも、私たちの事務所がある湖尻地区(標高約780m)でも神奈川県や静岡県、山梨県の地域種「マメザクラ(別名:フジザクラ)」が満開になりました。

マメザクラ

さて、当所も所属している「箱根地域自然に親しむ運動実行委員会(環境省・神奈川県・箱根町・(公財)神奈川県公園協会・(一財)自然公園財団箱根支部)」が主催する★自然観察会が今年度も全9回を開催します。

今月23日(火)「スミレを探して春の仙石原を歩く」は環境所が主催で開催します。

 開催するにあたり、開催予定のコースを下見してきました。主なルートは「仙石原自然探勝歩道」という箱根ビジターセンターから箱根湿性花園まで行くことが出来るコースです。コースのほとんどは舗装路で、アップダウンも少なく、眺望も良く、春の満喫するオススメのコースの一つです。

仙石原自然探勝歩道(箱根ビジターセンターで配布しています)

このコースの魅力は、大涌谷を含む中央火口丘が一望できる景色、日当たりの良い南斜面で見られる季節の草花です。車通りも少なく、ゆったりと歩けるのもこのコースの魅力の一つです。3月末から続く暖かな日差しを受け、春に見られる花は満開。野鳥も活発に活動し始めたため、姿を沢山見ることが出来ました。スミレ類も満開な場所もあり、観察会まで花が残っていてくれるか多少不安ですが、春を満喫したなんとも贅沢すぎる下見でした。

コースの一部では南側に神山・大涌谷などの中央火口丘が見られます。

ノジスミレ

ミツマタ

春の陽気にさそわれて出てきた動物たち

今月23日(火)「スミレを探して春の仙石原を歩く」の自然観察会は、おかげさまで4月7日の時点で定員数を上回ったため、抽選とさせていただくことになりました。申込み締切は今月12日(金)までですので、参加希望の方は、お早めにお申込みください!※申込み方法は上記「自然観察会」リンク先を参照。

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2019年03月20日箱根の春を告げる風物詩

富士箱根伊豆国立公園 箱根 池田興平

この時期、箱根の風物詩と言えば仙石原の山焼き(野焼き)です。

箱根の仙石原ススキ草原では、毎年3月頃にススキ草原の山焼きが行われます。

今年は山焼きが予定されていた日に、強風や草原の湿り気により2度の延期の末、315日に実施されました。

このように当日の天候と草原の乾燥状態などの状況によって延期することがあるため、山焼きが見ることができた観光客は幸運ですね!

当日は山焼き見学会場が確保され、地元の方々や観光客が山焼きを見守ります。

箱根の春の訪れを感じさせられる風景でした。

▲山焼き見学会場

多くの関係者が集まり、何台もの消防車が配備され万全な状態で今年も火入れが行われました。

モクモクと白い煙が上に上がっていくのが見えます。

ススキ草原の台ヶ岳山麓側から着火され、風に吹かれて徐々に炎の範囲が広まっていきます。

▲ススキ草原から白煙が立ち上る様子

はじめは火の燃え広がりが遅かったものの、勢いを増しその後は20分程で一気に全体に火が行き渡りました。

白煙が立ちこめていて山肌が見えない状況が続きます。

▲多くの関係者が山焼きを見守っている

燃えていない箇所は作業員が火を付けて歩き回り、ススキ草原の全体に火が行き届くようにします。

山焼きの最中はパチパチとススキが燃え広がる音が続き

少し近くに寄ると熱波が伝わり露出している顔は熱く煙も音も一層迫力があります。

▲瞬く間に炎の勢いが増していく

毎年山焼きを行う理由としては、山焼きを行わずにしておくとススキ草原の植生遷移が進み草本から雑木が生えて森林帯に変わってしまうためです。

ススキの美しい景観を維持するため、草原の植生環境を守るために山焼きは行われているのです。

一度焼け野原となった仙石原のススキ草原も、4月の中旬頃にはまた新たな新芽が姿を現します。

季節は巡り、今年の秋にも黄金色のススキ草原が見られるのが楽しみです。

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