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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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南アルプス国立公園

226件の記事があります。

2016年04月27日南アルプス林道バス 歌宿まで運行開始!

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

いよいよ南アルプス北部(長野県伊那市側)南アルプス林道バスの運行が
戸台口から歌宿(標高1,680m)までの区間で始まりました。

運行開始の4月25日に歌宿で毎年開催される、南アルプス林道バス安全祈願祭と
南アルプス北部開山祭に参列してきました。
(鋸岳が真正面の歌宿)














今年もお天気に恵まれ、やわらかな日差しのもと神事が執り行われ、山と

林道バスの安全を祈願しました。

開山祭に先だって、南アルプス林道バス営業所では新しいバスのお披露目

もありました。新しいバスには、南アルプスのひとコマがラッピングされて

います。
(地元で活躍された方が撮影した写真がラッピングされた車両。)














南アルプス林道バス(長野県側)は、6月15日に北沢峠まで全線開通予定です。
運行について詳細はコチラ(伊那市ホームページ)をご覧ください。

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2016年04月25日もうすぐ「芦安新緑・やまぶき祭」

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

芦安を流れる御勅使(みだい)川に今年もこいのぼりが飾られ、新緑の爽やかな

景色の中を 気持ちよさそうに泳ぎ始めました。
(こいのぼり)




















さて、今年も「芦安新緑・やまぶき祭」が開催されます!

☆ 「第6回 芦安新緑・やまぶき祭」
    主催:南アルプス市芦安新緑やまぶき祭実行委員会
    日時:2016年5月8日(日) 午前9時30分 ~ 午後2時
    会場:南アルプス市立芦安小学校校庭
    ※雨天決行 入場無料!
    ※お問い合わせ先  芦安窓口サービスセンター(TEL055-282-5577)

もちろん南アルプス自然保護官事務所も出店し、レンジャー(自然保護官)と
アクティブ・レンジャーが南アルプスの自然について解説します。
また、木のコースターに焼印を押したものを無料で配布するコーナーもあります。
みなさんにお好きな木のコースターと焼印の模様を選んでもらって、私たちが焼印を
押してお渡しします。

焼印の模様は全部で4種類。
 ・キタダケソウ
 ・ライチョウ
 ・ヤマトイワナ
 ・南アルプス国立公園シンボルマーク
ヤマトイワナとシンボルマークは今年から新しく加わりました。

(今年から新しく加わるのは中央2つの焼印。ピカピカです。)













伝統食「しょうゆの実」や手打ちそば、山菜、焼きそばやスイーツなど、様々な食べ物の
販売のほか、砂防の模型実験やクライミング体験など楽しいコーナーが今年もあるようです!

お時間があれば、ぜひ遊びにお越しください。お待ちしています!

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2016年04月12日誰のおしり?

南アルプス国立公園 大石佳織

こんにちは。
事務所のある芦安は、先日桜が満開となり、ケヤキの新芽がまぶしいです。

さて、春の陽気に誘われてという訳でもありませんが、4月1日に夜叉神峠へ巡視に
行ってきました。

夜叉神峠は、芦安から30分ほど林道を進んだところにある「夜叉神峠登山口」から
登ります。(甲府からだと車で1時間ちょっとかかります。)
登山口が標高1,380m、峠が標高1,770mなので、標高差は約400m。登山地図の
コースタイムは1時間なので、気軽に山登りを楽しめる場所です。

この日は、スミレの仲間など春の花はまだまだ咲いていませんでしたが、登山道には
雪はなく、快適に歩くことができました。

また、夜叉神峠からは雪をかぶった白峰(白根)三山を見ることができました。
(夜叉神峠から見る白峰三山。左から農鳥岳、間ノ岳、北岳。4月1日撮影)













さらに、この日は素敵な出会いがありました。
「おしり」との出会いです。
(おしり。4月1日撮影)













もふもふで丸っこくて可愛いこのおしりは、いったい誰のものなのか?
ひと目でわかった方はさすがです。

まだわからないという方、こちらでいかがでしょう?
(おしりとお顔を少し拝見。)














いかがですか?
そう、ニホンカモシカでした。
(こちらに気付き「なんだ?」と様子を窺うニホンカモシカ。)













距離は50mくらいあったでしょうか?木々に葉が茂る前で見通しがよかった
ため、離れた場所にいるカモシカを見つけることができました。

みなさんも春の登山に夜叉神峠はいかがでしょう?
運がよければ、あなたもカモシカに会えるかもしれませんよ!

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2016年03月22日春に舞うもの

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
各地でソメイヨシノ開花のニュースが聞こえるようになってきましたね。
今日は少しひんやりしている南アルプス自然保護官事務所ですが、陽ざしは
すっかり春です。

先週3月14日は、夕方から雨が雪に変わり、予想に反して積もって驚きましたが、
翌15日のお昼前にはすっかり融けて、雪が積もったことを忘れそうになりました。
積もった雪の融ける早さにも春を感じます。
(朝だけ堪能できた銀世界。芦安から夜叉神峠方面。3月15日朝撮影)













さらに17日は、気温がぐんぐん上がったことと、よいお天気だったこともあり、
お昼には、事務所周辺であるものがたくさん舞っていました。

それは、花粉!ではなく、チョウです。(仁田自然保護官がくしゃみをして
いるので、花粉もたくさん舞っているようですが...。)

(梅の花とテングチョウ。3月17日撮影)













これはテングチョウ。天狗のように長い鼻*が特徴です!わかりやすさはダントツ。
(*実際は鼻ではなくて「下唇鬚(かしんしゅ)」という器官だそうです。)
チョウは(も?)見分けるのが難しい!と感じている私ですが、このチョウに関しては
シルエットで種類がわかるので、ありがたいです。

また、別の場所では、羽の擦り切れた少し大きめのチョウがいました。
(擦り切れた羽のチョウ。羽を広げた大きさは5cmくらい。3月17日撮影)













これはヒオドシチョウと言うそうで、成虫のまま冬を越すということでした。
擦り切れた羽は厳しい冬を耐えてきた証なのでしょうか。
ちなみに、戦国時代の武具「緋縅(ひおどし)」が名前の由来になっているそうです。

厳しい環境を生きのびて、自然の中を自由に舞うチョウの姿はとても綺麗だなと感じます。
南アルプスの山々はまだまだ雪の世界ですが、これからの季節、南アルプス国立公園周辺では
さまざまな生きものが活発になっていきます。
自然の中で懸命に生きる生きものを見かけたら、そっと見守ってあげてくださいね。

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2016年02月23日保護官事務所の裏のニホンザル

南アルプス国立公園 大石佳織

こんにちは。
みなさん、お気づきでしょうか?
「アクティブ・レンジャー日記―関東地区―」のバナー(関東地区の各国立公園のページ
から日記へリンクするときのボタン)に使われている写真が2月3日に変わりました。
赤石岳とお花畑の景色になり、南アルプス国立公園のアクティブ・レンジャーとしては
とても嬉しいです。ぜひ南アルプスへ想いを馳せながらクリックしてください(笑)

さて、年が明けてからずいぶん経ちましたが、今年は申年ですね。
ということで、今日は事務所周辺に現れるニホンザルについて、ちょっとご紹介します。

事務所のある芦安にはニホンザルの群れが暮らしていて、事務所の裏には毎日のように姿を
現します。
食べ物の少ない冬の時期、サルたちは落ち葉を掘り返してその下にあるものを食べたり、
木の皮を食べたりしています。
(落ち葉を掘り返して食べ物を探すサル。何を食べているのかは観察できませんでした。)
















(サルによって樹皮を剥かれた木の枝。樹皮の下の白い部分が遠くからでも目立ちます。)


写真では分かりにくいのですが、よく見ると外側の硬い皮が枝からぷらぷら垂れ下がっ
ています。どうやら硬い皮は残して、内側の柔らかい部分だけを食べているようです。
食べ物の少ない季節をたくましく生きているんですね。
春はすぐそこ、サルたちにとって待ちに待った季節はもうすぐです。

一方で、人の生活とぶつかってしまう場面もあります。先日はどこかのお宅から
大根を引き抜いてきて、片手で抱えてかじりながら歩く姿を見かけました。
(大根片手に歩くサル)








 
南アルプス市周辺では農作物への被害もあり、人とサルの摩擦が起こっています。

標高3,000mを超える稜線でも、夏季にニホンザルを見かけることがあります。
私も昨年、荒川三山の東岳(悪沢岳)標高3,100m付近で約17頭の群れを見かけました。
また、北岳でも多くのサルが観察されており、その様子を撮影した写真が北岳の登山口の広河原
にある「野呂川広河原インフォメーションセンター」(夏季のみ開館)に展示されています。
山に登ったけどサルは見なかったという方は、インフォメーションセンターで写真を見てみてください。

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2016年02月08日ニホンジカ、来ています

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
陽射しが日ごとにあたたかさを増してきましたね。
(事務所は建物の北側で北向きの窓しかないため、相変わらず室内は底冷えし、
 タイツやレッグウォーマ、もこもこ防寒靴は相変わらず手放せませんが...)

少し前になりますが、1月18日の大雪では芦安も雪に覆われました。
(スノーシューで出勤したくなる雪原)

この雪の影響で、鳳凰三山への登山口である夜叉神峠へ向かう県営林道南アルプス線は
積雪や凍結のため、今も通行止めが続いています。(2月8日現在)
(※3月25日まで平日は工事のため通行止めです。
  詳しくは山梨県のホームページ 県営林道通行規制情報をご覧ください。)

それでも、芦安地区周辺の日当たりのよい斜面は雪が融けているので、そのような斜面には
暗くなるとニホンジカが草を食べにやってきます。
帰宅の際、そんな場所の前を通ると、シカは「ピャッ!」と大音量で警戒の鳴き声を上げて
林の中へ逃げ込みます。私はその大声にしょっちゅう驚かされています。
(こちらの様子をうかがうニホンジカ)


南アルプスで夏に高山植物を食べているニホンジカは、冬になると標高の低い場所へ
移動すると言われています。どこまで山を下りるかは、個々のシカによって違うそうで、
標高1,500mという比較的高い場所で過ごすシカや、人里近くまで下りてくるシカなど、
その行動は様々だということが研究者等の調査でわかってきました。
私を驚かせたシカも、もしかすると夏の間、お花畑に出没しているのかもしれません。

お花畑の季節までは、まだまだ時間がありますが、南アルプスの高山帯に現れるニホン
ジカについて、2月11日にシンポジウムが開催されます。
 
☆シンポジウム 「南アルプス高山帯のニホンジカをどう管理するか」
     主催:山梨県森林総合研究所
     日時:2016年2月11日(木・祝) 13:30から
     会場:山梨県立大学飯田キャンパス
     ※入場無料!申込み不要!
     詳細はコチラ

当事務所のレンジャーも南アルプス国立公園ニホンジカ対策方針について説明しますので、
ニホンジカ問題に関心をお持ちの方は是非お越しください。

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2015年12月02日静岡市で始まりました!国立公園・野生生物フォトコレクション

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
冬型の気圧配置となった先週の金曜日、出勤途中に路面が黒くなっているところ
を見つけました。「この冷え込みだけど、まさか...」と思って車を降りると
嫌な予感的中。なんと氷。
まずい。自家用車、まだ冬用タイヤにはき替えていません。
今週中には、はき替えます。

(路面の氷との緊張の対面。)














南アルプスの山中で氷を見ても受け入れられるのですが、生活道路で対面すると
やめて~!!と心の中で叫んでしまいます。
みなさん、車も早めの冬支度を。そして、冬の山道はお気をつけて。


さて、そんな11月27日(金)は静岡市へ出かけました。
11月28日(土)から開催されている「国立公園・野生生物フォトコレクション」
の展示準備のためです。

南アルプスエリアでは、今年は静岡市立南部図書館にご協力いただき、12月20日(日)
まで展示しています。詳しくはコチラ
静岡市役所と南部図書館の方のお手伝いにより、アクティブ・レンジャー達の撮影した
写真がばっちり飾られています。

(会場の様子)















近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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2015年11月10日南アルプス国立公園 北沢峠休憩所が竣工しました!

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
事務所のある南アルプス市芦安は11月とは思えない暖かい日が続いています。
しかし、明日は少し冷え込むようなので、ちょっと覚悟しておかなければ...。

さて、昨日、紅葉もすっかり終わった北沢峠に行ってきました。
昨年から工事が行なわれていた休憩所が竣工し、ベンチ等の搬入があったためです。

北沢峠の県境を挟んで長野県側と山梨県側にそれぞれ1棟ずつ、休憩所ができあがりました。
(左:長野県側の休憩所建物、右:山梨県側の休憩所建物)

工事期間中、北沢峠にお越しの皆様にはご迷惑をおかけしました。


室内は照明器具はなく、風雨をしのぐことが出来るあっさりとした建物です。
来シーズンから、バス運行期間中の昼間に開放しますのでどうぞご利用ください。
(皆さまに座られるときを待つベンチ達。)



北沢峠への今シーズンの林道バス運行は、山梨県側はすでに終了しています。
長野県側も 11月15日(日)までとなっています。
 ※長野県側の運行について、詳細はコチラ

また、北沢峠の公衆トイレや山小屋も冬期閉鎖しているので、ご注意ください。
 ※バス運行終了までは仮設トイレが設置されています。休憩場所としてバス

  も置かれています。
(左:閉鎖されたトイレ、右:仮設トイレ)


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2015年10月20日雪化粧した南アルプス

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
先週、広河原の様子をお伝えした翌日(10月14日)に、仙丈ヶ岳へ行ってきました。

この日、仙丈ヶ岳には10月11日に降った雪がありました。
稜線上の日当たりのよい登山道は雪がなくなっていましたが、少しでも日陰になっている
場所には踏み固められた雪が残っていました。しかも、場所によっては踏み固められた雪の
上に土がうす~く乗っていて、一見すると雪がないように見え、トラップのようになって
いるところも...。

(小仙丈ヶ岳、仙丈ヶ岳、仙丈小屋の分岐から仙丈ヶ岳方面を望む。 10月14日)









雪化粧した山はきれいですね。

(標高2600m付近のダケカンバ 10月14日)










黄葉・紅葉もすっかり終わっていましたが、冬の到来に備えた落葉樹のシルエットを
堪能できるのは、この時期ならではです。

【登山される方へ】
登山道は雪や凍結により、危険な箇所が増えています。
5合目の大滝ノ頭~藪沢のトラバースルートは沢の水が凍結しているため、十分
注意して通行してください。不安に感じる方はルートの変更もご検討ください。
登られるときは、無理せず安全第一で。

【バスの運行期間について】
南アルプス北部の登山口、北沢峠や広河原へのバスは11月上旬から中旬に運行を
終了します。お越しの際は、バスの運行状況等をご確認ください。

 長野県側:11月15日運行終了予定
      詳細はコチラ(伊那市HP)
 山梨県側:11月9日運行終了予定
      時刻表、マイカー規制情報など詳細はコチラ(山梨県HP)

(おまけ 広河原からの北岳。 10月14日)










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2015年10月13日広河原で秋さがし

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
富士山初冠雪のニュースを新聞で目にしましたが、南アルプスの北岳や間ノ岳も
この連休中に冠雪しました。山頂付近は冬です!

しかし、広河原周辺はまだまだ秋を楽しめますよ。
広河原は北岳などの登山口で、バスなど公共交通機関で入ることができるため、
登山をしない人でも北岳を間近に眺めることができる場所なんです。
(広河原から北岳を眺める。一番奥にある三角の山が北岳です。
 この日は雪をかぶっていませんでした。 10月8日撮影。)










日当たりのいい場所ではカツラが黄葉し、甘くていい香りがしています。
(カツラの木 10月8日撮影)










ヤマブドウも色づいて、緑の葉との対比がきれいです。
(ブナの木に絡み付いて紅葉するヤマブドウ 10月8日撮影)










黄葉・紅葉がもっと進めば、周辺の深い谷の景観はますます素晴らしいものになります。
私のおすすめは、山梨県南アルプス市芦安から広河原へ向かうバスの車窓からの景色。
絶景です。人によっては絶叫かもしれませんが・・・。
(南アルプス林道からの野呂川の深い谷。この写真では絶景っぷりを十分お伝えできません...
                                   10月8日撮影)














この絶叫もとい絶景は、バスの進行方向に向かって左側から楽しめます。
車高が高いので、スリル抜群です。見てみたいという方は是非お越しください。
(お天気が悪いと霧で真っ白になり、絶景も絶叫もなく、ひたすら白い世界を見るだけに
なりますので、天気予報はよくご確認の上お越しくださいね。) 

登山はしないという方も、秋の南アルプスの自然と絶景を楽しみにバスで来てみませんか?

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