報道発表資料

2020年03月13日

第22回放鳥に向けた野生復帰ステーション順化ケージでのトキの訓練開始について

令和2年3月12日(木)

関東地方環境事務所

所 長  瀨川 俊郎

野生生物課長 横田 寿男

(℡:048-600-0817)

佐渡自然保護官事務所

首席自然保護官 澤栗 浩明

(℡:0259-22-3372)

 令和2年6月上旬頃に実施する第22回放鳥に向けて、本日、トキ18羽を佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージに移動し、飛翔、採餌等の能力を身につける順化訓練を開始しましたのでお知らせします。

1.訓練を開始した個体

 〈訓練個体の年齢と性別〉

             オス  メス

2017年生まれ(3歳)    1羽  0羽

2018年生まれ(2歳)   4羽   0羽

2019年生まれ(1歳)   6羽   7羽

         小計  11羽  7羽       合計 18 羽

               

※第17回トキ野生復帰検討会で承認された放鳥計画に基づき、野生下のトキの遺伝的多様性の確保等を考慮して、訓練個体を選定しています。

※中国から2007年に供与されたホワヤン及びイーシュイの系統又はホワヤン若しくはイーシュイのいずれか一方の系統にあたる個体は、13羽(665AW, 697BC, 701AL, 705AL, 742CA, 746BX, 718BE, 724BE, 735BS, 736BS, 743BS, 748BS, 750BT)です。

※環境省では、環境保全と風力発電の導入促進の両立を目的として地方公共団体を主体とした風力発電に係るゾーニング実証事業を実施しており、当該事業を受託した新潟県は洋上風力発電を対象としたゾーニングマップの作成に取り組んでいます。一方で、佐渡島から本州へ飛来するトキが確認されていますが、洋上での行動はほとんど把握できていません。このため、第17回トキ野生復帰検討会において承認いただき、訓練個体のうち、10個体(オス)にGPS発信器を装着しました。放鳥後に飛行経路、飛行高度等のデータを取得し、整理・解析した上で、ゾーニングマップに活用していただく予定です。

2.本日の作業概要

  8:36 訓練個体の計測作業及び個体識別のための足環装着・羽根着色作業を開始

  10:51 順化ケージ内へリリース

(訓練個体一覧)

旧番号

新番号

生まれ年(歳)

雌雄

生まれた場所

665AW

393

2017(3)

オス

いしかわ動物園

689AD

394

2018(2)

オス

多摩動物公園

697BC

395

2018(2)

オス

長岡市トキ分散飼育センター

701AL

396

2018(2)

オス

長岡市トキ分散飼育センター

705AL

397

2018(2)

オス

長岡市トキ分散飼育センター

720BJ

398

2019(1)

オス

野生復帰ステーション

722BJ

399

2019(1)

オス

野生復帰ステーション

727AD

400

2019(1)

オス

多摩動物公園

730AD

401

2019(1)

オス

多摩動物公園

742CA

402

2019(1)

オス

長岡市トキ分散飼育センター

746BX

403

2019(1)

オス

野生復帰ステーション

718BE

404

2019(1)

メス

野生復帰ステーション

724BE

405

2019(1)

メス

野生復帰ステーション

735BS

406

2019(1)

メス

多摩動物公園

736BS

407

2019(1)

メス

多摩動物公園

743BS

408

2019(1)

メス

多摩動物公園

748BS

409

2019(1)

メス

多摩動物公園

750BT

410

2019(1)

メス

佐渡トキ保護センター

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