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【開催予定】「国連持続可能な開発のための教育の10年」関東セミナー ESD-未来をつくる教育-を地域からはじめよう
2007.01.16 関東地方環境事務所
持続可能な社会は、私たち誰もが望む「未来」。
でもその「未来」の形はとてもあいまいで、そこに至る道筋も決まっているわけではありません。
持続可能な開発のための教育(ESD=Education for Sustainable Development)は、私たちひとりひとりが望む未来を描きだし、それを実現するために社会参画していく力を育む教育・学習のこと。
大人も子どもも、自分が暮らしている地域の中にあるさまざまな課題に取り組む中でさまざまな人と出会い、知恵を学び、解決に向けた力をつけていく・・・
そのような活動を広げていきたいと願い、このセミナーを開催いたします。
対象はESDを地域の活動に取り入れたいと考えている教育の担い手、政策づくりの担い手の皆さまです。
概論と実践事例をもとに「ESDとは何か」をかわりやすくお伝えするとともに、政府が計画・実施しているESD促進施策(地域が活用できるモデル事業など)をご紹介いたします。
日時
平成19年2月14日(水) 13:30~17:00
場所
さいたま市宇宙劇場 研修室1・2
埼玉県さいたま市大宮区錦町682番地2(JR大宮駅西口徒歩3分)
TEL:048(647)0011 さいたま市宇宙劇場ページ
対象
ESDに関心のある自治体職員、教育関係者、民間団体、個人等 60名
参加費
無料
内容
I 基調講演
- ESD~未来をつくる教育を地域からはじめよう
- 東京学芸大学教授 小澤紀美子氏
- 講師プロフィール
東京学芸大学教育学部教授。工学博士。日本環境教育学会会長。「子どもの居場所づくり」「住民参加とまちづくり」「持続可能な社会をめざす環境教育」を主テーマとして研究を進めている。主な著書には『生涯学習としての環境教育』(国土社)、『まちは子どものワンダーらんど』(風土社)などがある。
II 事例紹介
- [1]「都市と農村の多面的交流」による持続可能な地域づくり
- NPO法人えがおつなげて 曽根原久司氏
- 活動概要【環境省ESD促進事業採択地域】
山梨県北杜市須玉町は、高齢化・過疎化が進む中山間地だが、都市の住民を農村に呼び、森林作業や農業・自然体験等を通じて自然の重要性や、森林・農地などの農村資源の現状・活用方法について学ぶ「ラーニングバケーション」の取組を進めている。これを都市と農村の多面的学習交流に発展させ、持続可能な地域づくりにつなげる「ラーニングコミュニテイ」の確立を目指している。 - [2]学校を地域にひらく ~秋津小学校の10年~
- 秋津コミュニティ 佐竹正実氏
- 活動概要
千葉県習志野市立秋津小学校では、空き教室を朝9時から夜9時まで、休日も含め地域コミュニティに完全開放、ここを拠点にPTAをはじめ地域の大人たちがさまざまな活動を展開している。校庭では畑、陶芸窯、上総掘りの井戸、飼育小屋作りから図書室の改造・・・。知恵と労力を出し合い、ステキな空間とコミュニティ、そして世代を超えた「学びあい」を育んでいる。
III 地域のESDを促進する施策の紹介 ~各省の来年度予算から
- 環境省、文部科学省ほか
- 環境省、文部科学省など各省で来年度実施を予定しているESD促進につながる施策の中から、地域の教育委員会やNPOなどが申請して活動資金が得られる施策について紹介する。
お申し込み
参加ご希望の方は、下記項目をご記入の上、E-mailもしくはFAXにて、下記申込先までお申し込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
- 記載事項
- [1]お名前(ふりがな) [2]所属 [3]ご住所 [4]電話番号 [5]ファックス番号 [6]E-mail [7]参加の動機
- 申込先
- 特定非営利活動法人 持続可能な開発のための教育の10年推進会議 (ESD-J)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
TEL:03-3797-7227 FAX:03-6277-7554
担当:小林・村上
e-mail:esd-kanto@esd-j.org
添付資料
主催
環境省関東地方環境事務所
企画・運営
NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議 (ESD-J)
運営協力
NPO法人 環境ネットワーク埼玉(埼玉県地球温暖化防止活動推進センター)
問い合わせ
関東地方環境事務所環境対策課 担当:植竹(ウエタケ)
TEL:048-600-0815