トピックス(2016年4月〜2017年3月)

2016年11月15日

小笠原諸島西島における殺鼠剤のドローンによる散布について

平成28年11月15日(火)

環境省関東地方環境事務所
直通:048-600-0816
世界自然遺産専門官 千田 智基

小笠原自然保護官事務所
直通:04998-2-7174
首席自然保護官 尼子 直輝

 環境省では、世界自然遺産である小笠原諸島の中でも、固有の生態系が良好な状態で残る兄島と、その近辺の人丸(ひとまる)島・瓢箪(ひょうたん)島において、固有の陸産貝類(カタツムリ)を絶滅が危惧されるまで食害していた外来種のクマネズミを駆除するため、殺鼠剤の空中散布を平成28年8月に実施しました。
 西島に生息するクマネズミは、兄島のクマネズミと遺伝的交流があることが分かっており、今般、西島から兄島へのネズミの再侵入防止を目的として、ベイトステーション(殺鼠剤の入った箱)の設置のほか、ドローンを用いた殺鼠剤の散布を実施することとしました。


 環境省では、兄島に生息する固有陸産貝類保全のため、兄島陸産貝類保全プロジェクト実施計画を定め、平成28年8月に殺鼠剤の空中散布によるネズミ駆除を実施しました。今般、兄島のネズミと遺伝的交流があるネズミの生息する西島においても、兄島への再侵入予防などの観点からネズミ駆除対策を実施することとしました。西島における対策としては、島内全域へのベイトステーション(殺鼠剤を充填しネズミを駆除する装置)の設置(200基)のほか、殺鼠剤(粒剤)散布機能を有するドローンを用いた、西島海岸部への殺鼠剤散布を行います。ドローンによる散布の詳細については下記のとおりです。

ドローンによる殺鼠剤散布の概要

●散布時期 平成28年11月17日~11月26日(予備日含む)

●対象地域 西島周辺の海岸部、離岩礁

●散布方法 船上からドローンを操作して殺鼠剤(ダイファシノン製剤の粒剤)の散布を行います。(使用する殺鼠剤の散布量は25kg×8日=200kg程度を想定)

●環境影響緩和策 非標的種への配慮及び環境影響の緩和については、下記の参考資料を御参照願います。

●立入の制限 殺鼠剤散布による西島及び周辺海域への立入制限はありません。

参考資料:兄島陸産貝類保全プロジェクトの今後の進め方について(PDF:1,267KB)

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