関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
ページ先頭へ↑
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
しかし、近年においては多くの外来種による影響等により固有種、希少種の減少や自然環境の劣化が進行しています。
そこで環境省は、小笠原に関わりの深い各分野の専門家や地元関係団体、関係行政機関等の参加を得て検討会を実施し、小笠原における自然環境の保全と再生、とりわけ外来種対策についての基本的考え方をとりまとめました。
「小笠原の自然環境の保全と再生に関する基本計画」はこの検討会での検討の成果をとりまとめたものであり、小笠原における外来種対策についての基本的な考え方と具体的取組に対する技術手法及び対策の方針を示しています。
基本計画では4つの基本方針があります。それらは、
?海洋島に残された「固有種・希少種」、「独特の生態系」の保全
?「外来種に攪乱された生態系」の健全化
?自然と共生した「島づくり」
?小笠原の自然を保全・再生するための「仕組みづくり」と「小笠原ルール」
です。
次回から具体的にどんなことを進めているかご紹介致します。