関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
皆さんお出かけの際には熱中症等には、十分お気を付け下さい。
突然ですがここで問題です。
小笠原の哺乳類で固有種と言えばなんでしょうか?
答えは、「オガサワラオオコウモリ」←国の天然記念物です。
唯一の固有の哺乳類です。
彼らは夜な夜な血を求め飛び回り…
ってことはなく、フルーツが好きなとっても可愛いコウモリです。
では、小笠原の哺乳類で外来種と言えば何でしょうか?
答えはいっぱいありますね。
ヤギ、ネコ、イヌ、クマネズミ、ヒトなど
特に野生化した外来種は小笠原の自然環境に悪影響を及ぼしています。
元々ヒトに連れて来られ昔は有用、今は無用だなんて何とも哀れな子たちです。
それでは、小笠原の哺乳類で広域分布種と言えば何でしょうか?
彼らは23種類も小笠原で確認されています。
小笠原に来るほとんどの人たちは、彼らに会いに来ていると言っても過言じゃないでしょう。
彼らと一緒にいると、とても癒されます。
さて、何でしょ~うか?