関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
先日イルカに会いに沖に行ったら、イルカだけではなくマッコウクジラにも会えました。
そしたら何とっ、子供のマッコウクジラがウォッチングボートに向かって来たんです!
子供とはいえ、産まれたてでも4mぐらいありますからデカイです。
ボートの舳先を横断したので間近に見れることができました。
こんなことはめったにないのでボートに乗っていた人みんな大興奮でした。
今、母島の南崎ではオナガミズナギドリが繁殖のため巣を作っています。
以前(2008年4月30日)の日記でご紹介しましたように、海鳥を狙うネコから守るために侵入防止柵を作ったり、海鳥の繁殖期には柵周辺に罠を仕掛けて海鳥を守っています。
そんな中、先日1匹のネコが捕まりました。
捕まったネコを見に行ったら、威嚇にネコパンチ…
相変わらず母島の南崎のネコはとても野性味溢れるネコです。
捕獲されたネコはとっても凶暴ですが、東京の動物病院で馴化され、一般の家庭にもらわれたり、スタッフの家族ネコになったり、病院の看板ネコになったりしています。
さすがは獣医師の先生です。捕まった島ネコのその後の写真などを見ると、えっ!?ホントにあのネコ??って思うくらい穏やかな顔をしています。
きっとヒトに飼われていた時はこんな顔をしていたのでしょうね。
今やっている捕獲事業は「緊急捕獲事業」です。
今後、ノラネコ、ノネコを減らすため広域的捕獲事業を開始していきたいと考えています。
小笠原だけに限らず、仔ネコを捨てたり、不幸なネコを増やさないようご協力お願いします。
島ネコ マイケルの大引っ越しのお知らせ
http://c-kanto.env.go.jp/to_2008/0423a.html