関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
昼間はまだまだ暖かいですが、もう夜は涼しく感じます。
先日、地元の子供たちを対象に自然ふれあい活動を行いました。
今回は、アホウドリを知り隊!アホウドリになり隊!
北太平洋にアホウドリ類は、ガラパゴスアホウドリ・アホウドリ・クロアシアホウドリ・コアホウドリの4種います。
そして、ここ小笠原ではアホウドリ・クロアシアホウドリ・コアホウドリの3種見ることができるのです!
…と言ってもアホウドリを見るのはかなり稀ですが。
また、主に見られる場所は聟島列島と、なかなか父島母島に住んでいる子供たちは実物を見る機会がありません。
そして今、アホウドリ保護増殖事業として聟島への営巣地誘致事業を行っています。
なぜ、小笠原へアホウドリを誘致しなくてはならないのか?
アホウドリはどんな鳥なのかを勉強する為に、今回島の子供たちが集まりました。
まずは、ビジターセンターに展示してあるアホウドリ展を使って説明。
アホウドリの大きさは?何を食べているのか?など生態についてや、生息地である鳥島の現状やアホウドリの引っ越しについて学びました。
アホウドリのことを一通り学んだら、次は実際にアホウドリになってもらいましょう!
実物大の翼をみんなで作り、腕にはめ羽ばたいてもらい、風の抵抗などを感じてもらいました。
最後に2チームに分けアホウドリリレー
これは大いに盛り上がりました。
これをきっかけにアホウドリのことを好きになってもらえればいいですね。
この子供たちが大人になったら、きっと聟島はアホウドリでいっぱいになっていることでしょう。
島のみんなでアホウドリたちを見守っていこうね。
紙芝居に夢中な子供たち
ぱたぱたぱた~
アホウドリリレー