ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2009年12月

6件の記事があります。

2009年12月25日今年1年を振り返って

小笠原国立公園 小笠原 沼田伸一

メリークリスマス!
みなさんのところにもサンタクロースからプレゼントは届きましたか?

今年も残り僅か
1年経つのはあっという間ですね
今年最後のアクティブレンジャー日記、この2009年の出来事を振り返ってみます

まずは、あかっぽっぽ(アカガシラカラスバト)のイベントから始まり
アホウドリ引越し作戦!第2弾!!
ちょうど雛を運んでいるときに、アホウドリの亜成鳥もやってきました
そして、今年も無事に全15羽が巣立って行きました

そしてなんといっても、
2009年最大の、いや、21世紀最大のイベントと言えば

皆既日食!

7月22日、奇跡的にこの日だけ快晴!ベタ凪!
360°水平線の中、今世紀最大のショーが始まりました
この目で見れて、この肌で感じることができてとても幸せでした

また、今年は海水温が高い日が長くサンゴの白化が激しかったです
暖水渦という現象も起き、潮の高い日も続きました
さらに、大型の台風も久々にやってきて、一気に海の中の様子が一変しました

島の子供たちとの自然ふれあい活動も3年目
毎回、子供たちと同化して?楽しんでやっています
おかげで、鬼ごっこが得意になりました^^

来年も小笠原の素晴らしい自然を皆様に伝えていきます
よろしくご愛読のほどお願い申し上げます

Happy Merry Christmas & Happy New Year!!!

南の島のクリスマスツリー(ガジュマル)

イルカサンタ

皆既日食

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2009年12月18日田貫湖ふれあい自然塾早朝調査

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

先日、富士山西麓にある田貫湖ふれあい自然塾の早朝調査に参加してきました。
自然塾のスタッフと、小田貫湿原・田貫湖湖畔をぐるりと歩いて調査しました。
どんよりした空の下ではありましたが、エナガ・コゲラ・アオサギなどたくさんの鳥の声を聞き、姿を見ることができました。

今回見た鳥の中で、「キンクロハジロ」は名前の通りの容姿と目が印象的で、しっかり覚えられました。
黄色い目、黒い毛、羽は白。それでキンクロハジロ。カモ科の鳥で、冬になるとロシアなどの北方からやってくる渡り鳥です。
今回はうまく写真が撮れなかったので、次の早朝調査の時は、しっかり撮って日記にアップしようと思います。

また、田貫湖の湖畔では疥癬にかかった野生の狸の姿も見ました。
疥癬とは、ヒゼンダニ(疥癬虫)が皮膚に寄生して起こる病気です。
水を飲みにやってきたその狸は、体毛が抜け落ちていて非常に痛々しい姿でした。
自然の摂理とはいえ、目の当たりにすると何とかしてあげたいと思ってしまいます。

調査中、朝早いにもかかわらずたくさんの方が田貫湖を訪れて、釣りや散歩を楽しんでいらっしゃいました。その中のお一人が「毎日歩いているけど、毎日何かしら違うんだよ」とおっしゃった言葉が、とても胸に響きました。


曇り空だからこそ見られる景色があります。

疥癬にかかってしまった野生の狸。

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2009年12月14日ろうそくを作ってみ隊!

小笠原国立公園 小笠原 沼田伸一

ザトウクジラが小笠原にやってきましたっ!
クジラシーズン到来ですっ!

先週、島の子供たち向けにふれあいイベントをしました。
今回は、『ろうそくを作ってみ隊!』

ろうそくは何から作られているのか?
蝋燭の蝋にはどうして虫へんがついているのか?
蜜蝋からどうやって蝋燭を作るのか?
など学び、そこからミツバチについても学びました。

ミツバチの生態や、どうして小笠原にセイヨウミツバチがやってきたのか学び。
現在、セイヨウミツバチは外来植物の分布拡大を助長させていると同時に、
グリーンアノールの捕食によって固有のハナバチが少なくなっている今、
セイヨウミツバチが固有植物の媒介を助けている現状を知ってもらいました。

そして、ろうそく作りへ~
まっすぐ立つろうそくを作る人は少なく、みんなそれぞれ個性的なろうそくを作っていました。
クリスマスは作ったろうそくを灯してね。

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2009年12月09日八丁池清掃活動

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

先日、伊豆森林管理署主催の八丁池清掃活動に参加してきました。

「八丁池」という名前は、池の周りが八丁(約870m)あるところから付けられたそうです。

天城山中の標高1125mにある八丁池ですが、この日はゴミを拾いながら歩き回っていると、うっすら汗をかくくらい暖かな陽気でした。そんなこともあり、八丁池の湖畔やすぐ近くにある展望台で数グループのハイカーと出会いました。
清掃活動の参加者には「自然公園指導員」(環境省委嘱)の方もいらっしゃったのですが、ハイカーの人たちに声がけをしてコミュニケーションを取っている姿はとても勉強になりました。

「ゴミは持ち帰りましょう」は全国各地で見られる標語ですが、1人1人の心がけが本当に大切です。

「ゴミは持ち帰りましょう!」


八丁池

帰りにこんな毛虫を見かけました。
何の幼虫なのでしょうか?

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2009年12月03日小さな花

小笠原国立公園 小笠原 沼田伸一

先日、旭山というところへ行ってきました。
山って言っても、駐車場から徒歩20分も歩けば頂上ですが…

この旭山にはとっても希少な植物があります。
その名は『コヘラナレン』
キク科の植物で10~30cmぐらいの大きさです。
この花は父島と兄島しか生息していません。

そして、ノヤギがとても大好物なのでよく食べられてました。
今はネットで囲って食べられないようにしてますし、
兄島ではノヤギの駆除が進んでいるので回復傾向にあります。

秋頃に黄色い花を咲かせます。
これからの時期、山歩きはとても気持ちがいいので、
草木をじっくり見ながら山歩き・森歩きなんていかがでしょうか?



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2009年12月02日不法投棄撲滅月間

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

広大な富士山麓には人目につかない場所が多く、粗大ごみや産業廃棄物の投棄が後を絶ちません。このため、行政や市民団体によって、パトロールや不法投棄防止キャンペーンの取り組みが実施されています。

12月1日朝、その取り組みの1つとして沼津駅前で行われた「廃棄物不法投棄撲滅街頭キャンペーン」に参加しました。
「廃棄物不法投棄撲滅対策」は、静岡県の環境局が中心となって日頃からパトロールなどを実施しているもので、12月は特に力を入れてお知らせ・協力をお願いしています。

素晴らしい景色や自然を求めてやって来ても、不法投棄された物が目に入っては、せっかくの気分が台無しになりますし、確実に自然を破壊してしまいます。

そんな「不法投棄」がなくなって、自然も人も楽しめる地域になってほしいと思います。

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