関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
先日、そんな自然豊かな自然研究路を天城自然ガイドクラブの方達と巡視中に、越冬中のオオキンカメムシと出会いました。
カメムシというと、子どもの頃に家のサッシの隅っこに集まって越冬していた「クサギカメムシ」を思い出します。年末の大掃除で、そのカメムシ達を追い出そうとすると、とてもひどい臭いをまき散らされて大変な目に遭いました。
このオオキンカメムシは木の葉の裏に集まって冬を越すようなのですが、朱色の体に黒い斑点模様の集団が葉の裏にくっついている様子は、想像すると不気味ですが見てみたいような気もします。
2匹並んで越冬中です。