関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
ページ先頭へ↑
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
着任した頃は、「伊豆半島でも雪が降る」ということに驚いたものですが、この冬降った雪には、先月下旬から何度か参加している伊豆市役所商工観光課の職員が行う倒木処理の作業で、いまだに多くの驚きを感じさせられています。
立派なブナの木がぽっきり折れてしまっていたり、ブナや杉・モミの木などが根っこから持ち上がって横倒しになってしまっているのを見ると、自然の脅威を感じずにはいられません。
それは作業中にも言えることで、思いがけない枝の跳ね返りなどの危険が伴うので、経験ある職員の方との作業はとても勉強になります。
4月26日で、ひと段落した倒木処理作業ですが、別の場所にも倒木があるという報告もあるので、今後も歩道上の倒木処理作業は続く予定です。
歩道を利用される方は、足元だけでなく、頭上にもしっかり注意して歩いて下さい。
また、ピンクのビニールテープは「頭上注意」や「少し弱っている木」の印なので、そのテープを見かけたら一層の注意を払って下さい。
倒木によりすっかり隠れてしまった歩道。
処理後、ようやく歩道が見えるようになりました。
ピンクのテープは注意喚起です。