関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
ページ先頭へ↑
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
場所は小笠原諸島聟島列島の媒島(なこうどじま)と聟島(むこじま)。
私の住む父島から5,60kmほど北にある島です。
行きは追い風だったので3時間ほどで着きました。
帰りはもちろん向かい風なので3時間半。。。
長い船旅ですが、道中、海を眺めて鯨類や海鳥の観察を行いました。
まだザトウクジラがいたらいいな~と希望を持って観察していましたが、どうやらザトウクジラは繁殖育児期間を終え、北に行った模様です。。
その他鯨類は見つかりませんでしたが、カツオドリなど海鳥はたくさんいました。
媒島・聟島では自然再生施設の確認、外来種駆除の確認など行いました。
聟島では鳥島から移送してきたアホウドリの雛もいて、もうすぐ巣立つように見えました。
その他クロアシアホウドリ、コアホウドリもいました!
聟島列島は父島列島や母島列島とはまた違う自然の様子を見ることができます。
ドルフィンスイムやダイビングでも聟島列島に行くので、一度足を運んで見てはいかがでしょうか?
なお、聟島列島は林野庁の森林生態系保護地域の保全地区に設定されているので、一般のツアーで島に上陸することはできません。
ですが、船から見た島の景観も良いですし、イルカや魚が多いですし、とっても楽しいですよ!
これから夏にかけて海も穏やかになるので、ゼヒ!!
アクティブレンジャーの私、都レンジャー、林野庁職員
3人そろってオガレンジャー!!