関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
その区間にある猫越火口湖に立ち寄ったところ、このようなものを見ました。
水際の木に白いものが付いています。
少しだけズームして撮ってみると、泡のように見えます。
この白い泡のようなものは、モリアオガエルの卵塊です。
この時期になると水際の木の上で産卵するのです。
カエルの卵と言うと、水の中のブヨブヨした黒い斑点があるものしか見たことがなかったので、とても驚きました。
この卵塊は、1~2週間ほどで孵化してオタマジャクシとなり、水面に落下して成長していくそうです。