関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
このパトロールは、富士箱根伊豆国立公園の車両乗入れ規制区域とその周辺において、車両等の乗入れによる自然環境の破壊防止のために行っているものです。
富士山は自然環境の厳しい山ですが、それでも植物は生育しています。
フジハタザオ
他にもオンタデやフジアザミなどが生育しており、それらの踏み荒らしや樹木の損傷などの被害が出ています。
今回のパトロールでは車輌との遭遇こそなかったものの、轍(わだち)が確認されました。
バイクのものと思われる轍。
この場所にも、気をつけて歩かないと踏んでしまいそうな小さな植物たちがいっぱいありました。
このような植物をはじめ貴重な自然環境を守るためにも、車輌等の乗入れ規制区域での走行はしないで下さい。