2010年7月
4件の記事があります。
2010年07月21日世界自然遺産登録に向けて
小笠原国立公園 小笠原 沼田伸一
新聞やTVなどでご覧になった方もいるかと思いますが、
7月上旬に世界自然遺産登録の審査の一環として、IUCN(国際自然保護連合)の専門家による現地調査が行われました。

10日間に渡り小笠原諸島を隅々まで調査しました。

また、地元の方々と意見交換会を行ったりしました。

希少種の保護状況や外来種対策などの進捗状況を実際に見てもらい、地元の生の意見を聞いてもらうことができ、地元の生活なども触れることができてとても有意義な現地視察でした。
また視察中の10日間は雨が降ることもなく天気が良くて、小笠原の海や山や空をたっぷり感じて頂くことができました。
もちろん、皆さんがっつり日焼けしていました。
視察者の1人は「今度は遊びに来るっ!」と言っていたとか^^
(過密スケジュールお疲れ様でした)
今後はIUCNが来年5月頃に報告書をユネスコ(国連教育科学文化機関)に提出し、7月頃の世界遺産委員会で登録の可否が決まる予定です。
来年が待ち遠しいですね

7月上旬に世界自然遺産登録の審査の一環として、IUCN(国際自然保護連合)の専門家による現地調査が行われました。

10日間に渡り小笠原諸島を隅々まで調査しました。
また、地元の方々と意見交換会を行ったりしました。

希少種の保護状況や外来種対策などの進捗状況を実際に見てもらい、地元の生の意見を聞いてもらうことができ、地元の生活なども触れることができてとても有意義な現地視察でした。
また視察中の10日間は雨が降ることもなく天気が良くて、小笠原の海や山や空をたっぷり感じて頂くことができました。
もちろん、皆さんがっつり日焼けしていました。
視察者の1人は「今度は遊びに来るっ!」と言っていたとか^^
(過密スケジュールお疲れ様でした)
今後はIUCNが来年5月頃に報告書をユネスコ(国連教育科学文化機関)に提出し、7月頃の世界遺産委員会で登録の可否が決まる予定です。
来年が待ち遠しいですね
2010年07月14日このしろ池
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
7月上旬、富士山山頂・三島岳の麓あたりでは雪解けの時期に、「このしろ池」が出現します。
「このしろ」とは、鮗・鱇・鰶などの字で表される魚のことで、「この池にこのしろが棲んでいる」という伝説から、そう呼ばれるようになったそうです。

三島岳とこのしろ池(2010年7月5日撮影)

剣ヶ峰とこのしろ池(2010年7月9日撮影)
4日間ではそれほどこのしろ池の大きさなどに変化はありませんでした。
雪解けの時期にしか現れない「このしろ池」、今年はいつまで見られるでしょうか?
7月9日の写真を撮った後、富士山頂は強風が吹き荒れて雪と霰(あられ)が降りました。
出発時、どんなに天気が良くても、雨対策・寒さ対策はしっかりとしてお出かけ下さい。
「このしろ」とは、鮗・鱇・鰶などの字で表される魚のことで、「この池にこのしろが棲んでいる」という伝説から、そう呼ばれるようになったそうです。
三島岳とこのしろ池(2010年7月5日撮影)
剣ヶ峰とこのしろ池(2010年7月9日撮影)
4日間ではそれほどこのしろ池の大きさなどに変化はありませんでした。
雪解けの時期にしか現れない「このしろ池」、今年はいつまで見られるでしょうか?
7月9日の写真を撮った後、富士山頂は強風が吹き荒れて雪と霰(あられ)が降りました。
出発時、どんなに天気が良くても、雨対策・寒さ対策はしっかりとしてお出かけ下さい。
剣ヶ峰の下の歩道の残雪のために一部通行できない箇所があったお鉢めぐりのコースですが、先週末、ようやく1周できるようになりました。
しかし、まだ少し雪が残っている状態ですので、ご利用の際は充分気をつけてお通り下さい。
特に朝はこの雪が凍っている場合もありますので、慎重に歩くことを心がけて下さい。
剣ヶ峰下の歩道の雪の状態(2010年7月27日早朝撮影)
また、富士山に登ったからには「御来光を見たい」という方が多いと思いますが、富士山山頂の朝は夏でも非常に寒いですので、防寒対策をしっかりとして臨んで下さい。
御来光を待つ人々(2010年7月27日撮影)
御来光(2010年7月27日4:48撮影)