関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
この活動は、静岡県・山梨県と富士山周辺の市町村で作る富士山憲章推進協議会が主体となり、富士山保全活動の一環として行っているものです。
<富士山憲章とは>
山梨県・静岡県が「富士山の豊かな恵みに感謝しつつ、美しい姿のまま後世に引き継いで行くこと」を富士山の環境保全の基本理念として1998年11月18日に制定したものです。
この日はお天気も良く、たくさんの登山者が登頂していました。
キャンペーンは、吉田・須走口の山頂と富士宮口の山頂でそれぞれ行いましたが、多くの登山者に富士山憲章をPRできたのではないかと思います。
吉田・須走口山頂にて富士山憲章のグッズを配布中。
吉田・須走口から富士宮口に移動中の眺めです。
駿河湾と富士市、富士宮市、三保の松原もはっきりと見ることができました。
美しい富士山を後世に残すためにも、ぜひ富士山憲章の実践をお願い致します。
<富士山憲章>
1.富士山の自然を学び、親しみ、豊かな恵みに感謝しよう。
1.富士山の美しい自然を大切に守り、豊かな文化を育もう。
1.富士山の自然環境への負荷を減らし、人との共生を図ろう。
1.富士山の環境保全のために、一人ひとりが積極的に行動しよう。
1.富士山の自然、景観、歴史・文化を後世に末永く継承しよう。