関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
よろしくお願いします。
日光に住み始めて約2ヶ月が過ぎ、少しずつ日光の自然に魅了されています。日光の山といえば、男・体・山と書いて男体山(なんたいさん)!!下の写真は戦場ヶ原という湿原から撮影しました。
ここから眺める男体山にうっとりしちゃいます。
戦場ヶ原から撮影した男体山。ん~すばらしい。
さて、5月16日に日光自然環境事務所と日光パークボランティアによる外来植物除去活動が実施されました。外来植物とは国外または国内の他の地域から持ち込まれた植物です。
この活動の主な対象種はハルザキヤマガラシで、その他にビロードモウズイカや外来タンポポ類などです。毎年、この活動は戦場ヶ原近辺で実施されており、年々、除去する外来植物の量は減ってきています。
活動の結果はこちらです。↓↓↓
http://www.env.go.jp/park/nikko/data/files/130508aa.pdf
今回は大袋の半分くらいを除去しました。
活動当初は何十袋も必要なくらい除去したらしいです。
外来種の一部は、もともとその地域に生育・生息している生物(在来種)の多様性を脅かすといわれます。奥日光の在来種がいなくなっちゃうのはなんだか寂しくなっちゃいますよね。
奥日光の在来種を外来種から守るこの活動をこれからも続けていきたいと思います。
活動の様子。晴れて良かったです。
除去した外来植物。