関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
ページ先頭へ↑
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
ヒグラシの声にも似ているエゾハルゼミの大合唱の中、巡視スタート。
穏やかな海のような中禅寺湖越しの男体山は、いつもの巡視とは見え方が
異なるせいかより堂々として見え、青空や緑とともに初夏の雰囲気を漂わせていました。
ところが、天気は一変してゴロゴロと雷雨に変わってしまいました。
そんな天気の中、目を楽しませてくれていたのが花々。
栃木県の県花でもあるヤシオツツジ(アカヤシオやシロヤシオ、ムラサキヤシオのツツジの総称)やヤマツツジなどが、場所によっては最盛期をむかえているようでした。見逃した方はお早めに!また、足下には薄暗いところを好む銀白色のギンリョウソウがむくむくと出てきていました。
日光の自然も、春から夏へと季節の変わり目を迎えています。
梅雨のない奥日光とも言われていますが、やはり天気の変わりやすい山地。
雨具など備えをもって、季節の変わり目を楽しみに是非お越し下さい。