2013年6月19日
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2013年06月19日ちりも積もれば山となる
尾瀬国立公園 服部 恵子
鳩待峠の入山口で目を引く『尾瀬ごみ持ち帰り運動』と書かれた横断幕。
尾瀬はゴミ持ち帰り運動の発祥地と言われています。
尾瀬にも以前は数百台ものゴミ箱が設置されていました。
しかし、ゴミ箱のゴミはあふれかえって散乱していました。
そこで、ゴミ箱を無くせばゴミを捨てなくなるのではないかという逆転の発想により、
1972年(昭和47年)からゴミ箱は撤去されていきました。
そして現在、尾瀬にはほとんどゴミが落ちておらず、自然豊かな美しい景色を楽しむことが出来ます。
それでも私は巡視のたびにコンビニの袋半分ぐらいの量のゴミを拾ってかえります。
残念ながら人が歩けばゴミが出るのです。
気付かぬうちにポケットやリュックから落ちてしまったであろう飴玉の袋や空のペットボトル、ティッシュペーパーなど、通称『うっかりゴミ』と呼ばれるゴミの数々。
ゴミのない尾瀬は、山小屋さんやガイドさん、ボランティアさんなど関係者の努力で保たれています。
少しでもゴミを落とさないようお気遣いいただければ幸いです。
尾瀬はゴミ持ち帰り運動の発祥地と言われています。
尾瀬にも以前は数百台ものゴミ箱が設置されていました。
しかし、ゴミ箱のゴミはあふれかえって散乱していました。
そこで、ゴミ箱を無くせばゴミを捨てなくなるのではないかという逆転の発想により、
1972年(昭和47年)からゴミ箱は撤去されていきました。
そして現在、尾瀬にはほとんどゴミが落ちておらず、自然豊かな美しい景色を楽しむことが出来ます。
それでも私は巡視のたびにコンビニの袋半分ぐらいの量のゴミを拾ってかえります。
残念ながら人が歩けばゴミが出るのです。
気付かぬうちにポケットやリュックから落ちてしまったであろう飴玉の袋や空のペットボトル、ティッシュペーパーなど、通称『うっかりゴミ』と呼ばれるゴミの数々。
ゴミのない尾瀬は、山小屋さんやガイドさん、ボランティアさんなど関係者の努力で保たれています。
少しでもゴミを落とさないようお気遣いいただければ幸いです。
先日、そのうちの静岡県富士宮市の田貫湖周辺から山梨県との県境までの国立公園内を通る歩道を巡視しました。
前日に雨が降ったこともあるせいか、緑が濃く見えて気持ちよく巡視することができました。
「自然歩道」という名称の通り、森の中や草原地帯など様々な自然環境を楽しみながら歩くことができます。
森林の中の歩道の様子
この日は曇り空の下の巡視だったので、富士山の姿は見られませんでしたが、お天気が良いと下の写真(右側)のような景色が見られます。
天気の差による眺めの違い
雄大な景色の他、これからの季節は様々な植物観察も楽しみのひとつでしょう。
今回の巡視では、フタリシズカやウツギの花、ヤマオダマキなどを見ることができました。
ヤマオダマキ
歩道上には、田貫湖や陣馬の滝など観光できる場所や、休憩施設や公衆トイレが整備されています。
ぜひしっかりとした計画を立て、装備を整えた上で楽しみにいらして下さい。