関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
湯滝(正面・南側からの姿)
湯滝は、湯ノ湖から岸壁を流れ落ちる滝です。ちなみに、湯滝はお湯ではなく、水です。湯滝の岸壁は、湯川の流れをせき止めて湯ノ湖を形成した三岳の溶岩流によるもので、そこを滑り落ちるその光景は、滝下からみると迫力がありますが、少し離れて見ても清涼感が漂って、また違った印象を受けます。これから紅葉で色づく秋には、また違う顔をみせてくれるでしょう。
その湯滝から、戦場ヶ原寄りに約15分歩くと、小滝があります。湯滝の迫力とは打って変わって、小滝は名のごとく小さい滝ではあるのですが、風情を感じさせます。周りに落葉広葉樹があることから、ここもまた紅葉の時期が楽しみです。
趣のある小滝
湯滝や小滝を見て回るだけなら30分程度あれば周回できます。木道沿いにはカツラの木があり、今の時期、その落葉からは甘い香り(マルトールというカラメルの香りと同じ主要成分)がして、滝見と甘い香りに癒やされながらの散策もできるはずです。
カツラの葉
なお、湯滝観爆台は平成25年9月より更新工事を実施しておりますが、歩道から湯滝を観瀑することができますので安心してお越し下さい(http://www.pref.tochigi.lg.jp/d51/documents/kannbakudaikoukikakutei.pdf)。