関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
箱根もすっかり秋の装いです。
8日(火)に箱根ボランティア解説員連絡会主催のミニ観察会に参加してきました。
テーマはずばり「紅葉」!
特に「ウリハダカエデとホソエカエデの見分け方」を中心に、
箱根ビジターセンター周辺で紅葉狩りをしながらの自然観察会です。
ウリハダカエデとホソエカエデは葉も幹も一見そっくりで両方とも紅葉が美しい樹木です。
その違いとは!
ウリハダカエデは葉の裏面の葉脈周辺に毛がありますが、ホソエカエデには無いそうです。
よぉく見ると肉眼でもわかります。
解説を聞いた後は、各々葉を拾ってはどちらの葉なのかチェックをしながら歩きます。
「自分でもわかるようになった!」と、ビジターからも喜びの声を聞くことができました。
【紅葉の中での解説】
観察会の終盤には広場を歩きました。
すっきり晴れた空を背景に紅葉が映え、「すがすがしい」という言葉がぴったりです!
【赤く染まりつつあるイロハモミジ】
さらに、ヤマガラやホオジロの声を聴き、チラッと見ることもできました。
鳥たちの貴重な食料もきれいに色づいていました。
【熟したツルウメモドキの実】
秋の箱根もやっぱり美しいです。
寒くなってきたので、防寒対策をしっかりして、秋を満喫しにいらしてください。