関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
皆さんはカモシカを見たことはあるでしょうか?
灰色の毛がフサフサしていてずんぐりのっそりしています。
人間の姿を見てもなかなか逃げません。
日本の固有種であり、世界的にまたは国家的に特に価値が高いものとして
特別天然記念物に指定されています。
かつては肉や毛皮を目的として乱獲され個体数が激減しましたが、
狩猟対象から除外されたことで個体数は回復しました。
最近では、農林業被害といった人間との軋轢があったり、
本来の生息地からシカに追いやられていたりという問題を抱えているようです。
7月にセンサーカメラのメンテナンスに行った時、
カモシカの親子に会いました。
そして10月にセンサーカメラのメンテナンスに行った時も
カモシカの親子に会いました。
おそらく7月と同じ親子だと思います。
仔カモシカは少し大きくなっていました。
その時は、仔カモシカが私に気付いて一目散に逃げてしまったため、
お母さんしか写真に収めることはできませんでした。
一目散に逃げた仔カモシカを呼びながら
後から追いかけるお母さんの動画をYoutubeにアップしました。
カモシカはウシ科ですが、鳴き声は「モ~」ではありませんでした。
もしよろしければご覧ください↓
(http://www.youtube.com/watch?v=kCn9GcYFOwY)