関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
そんな方たちの安全や植生保護のために、戦場ヶ原を周回する歩道上に「足下注意」の看板を設置してきました。そんな看板を設置している私も、実際、移動中に何度か滑っていたのですが、凍結や積雪などにより足下が滑りやすく、また歩道が一部複線になっている箇所があって踏み外しがあるかもしれませんので、みなさんも十分にご注意ください。
なお、積雪などにより歩道ルートがわかりづらくなることがあります。日光パークボランティアの方々の協力のもと、戦場ヶ原を周回する歩道の一部に、ルート上の目印やルート外への侵入防止のロープが設置してあります。もし、ルートがわからなくなったら赤い布ひもの目印を参考に、またロープがある場所があればそこへは侵入しないでくださいね。
とはいえ、一番は個人で冬の装備を万全にすることです。事前に天候やルートを確認の上、地図やコンパスを持参して銀世界の奥日光へお越しください。
目印と侵入防止用ロープ
テンの足跡(左)と利用者の痕跡(右)