関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
大清水から奥へと続く奥鬼怒林道には、
環境省が設置したシカ追い込み柵があります。
この柵は、晩秋に尾瀬から越冬地へと移動するシカを足止めして、
効果的に捕獲するために設置されたものです。
先日、この追い込み柵付近で巻狩りが行われました。
積雪量は概ね50~60㎝程度。
柵沿いには、足止めされたシカの足跡が深く刻まれていました。
とはいえ、歩道から見える範囲にシカが留まっていることはほとんどありません。
かんじきを履いて山に登りシカを追い込みます。
この日の狩猟成果は合計5頭でした。
50代、60代の猟師さんがほとんどですが、
銃を背負ってモービルに乗る姿は格好良かったです。
尾瀬国立公園における環境省のニホンジカ対策についてはこちらをご覧ください↓↓
(http://www.env.go.jp/park/oze/effort/deer.html#003)