2014年1月21日
2件の記事があります。
2014年01月21日本年もよろしくお願いします
佐渡 後藤 由香
2014年も早いものでもう半月が過ぎました。
さて、佐渡自然保護官事務所では新年早々の1月7日、とても嬉しいニュースが飛び込んできました。
なんと、去年9月末の放鳥直後から行方が分からなくなっていたトキが、本州で見つかったというものです。
年末からトキらしき鳥がいるという目撃情報は何件か入っていましたが、まさか本当に、という感じでした。
(2014年1月7日 環境省 新潟事務所撮影)
本州に渡った個体は実に3年ぶりです。
今回渡った個体はメスです。これまで渡った10羽の内8羽がメスということになります。
本州に渡る個体にメスが多いのは、繁殖期によりよいオスを求めてのことだとも言われていますが、詳しいことは分かっていません。
これから少しずつ本州でもトキが増えていけばいいというのが願いです。
さて、佐渡自然保護官事務所では新年早々の1月7日、とても嬉しいニュースが飛び込んできました。
なんと、去年9月末の放鳥直後から行方が分からなくなっていたトキが、本州で見つかったというものです。
年末からトキらしき鳥がいるという目撃情報は何件か入っていましたが、まさか本当に、という感じでした。
(2014年1月7日 環境省 新潟事務所撮影)
本州に渡った個体は実に3年ぶりです。
今回渡った個体はメスです。これまで渡った10羽の内8羽がメスということになります。
本州に渡る個体にメスが多いのは、繁殖期によりよいオスを求めてのことだとも言われていますが、詳しいことは分かっていません。
これから少しずつ本州でもトキが増えていけばいいというのが願いです。
さて、奥日光の山々が積雪するこの時期、シカの冬期生息地の一つとされる奥日光の南方で例年実施している調査があります。それはシカの越冬状況を確認する調査で、11月より翌3月まで月に2回実施します。調査は、規定の調査ルートを車で移動しながらシカを捜索し、双眼鏡およびフィールドスコープを用いて目視でカウントするものです。もともと発信機や耳標装着個体の越冬状況特定のために始まった調査ですが、シカの越冬地への集結と散開の時期の把握や大まかな越冬数の把握のためにも実施されています。
調査風景
今のところ発信機や耳標装着個体はまだ確認されていませんが、11月から見るに明らかにシカの確認数が多くなって変化しており、厳冬を生き抜くシカの知恵を垣間見ているようです。その後もどう変化するのか、引き続き3月まで実施します。
ルート沿いのオスジカ
わらわら群がるシカ