関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
ページ先頭へ↑
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
ススキ草原は一年間様々な表情で楽しませてくれました。
若草色、赤茶色、金色、白、茶色、、、
簡単には表現しきれないなんとも趣深い色です。
そのススキ草原が春を迎える準備のため焼かれます。
消防車が何台も配備され、たくさんの人々が見守る中、点火されました。
周囲に火が広がらないように外周から少しずつ焼き初め、広範囲を焼くクライマックスは20~30分でした。
間近で広範囲の火入れを見ることが出来たのは初めてだったので、緊張しました。
やはりものすごい熱と煙です。
お昼過ぎに台ヶ岳側が終了し、午後は湿原側が火入れされました。
無事すっきりと焼き終わり、今年も美しい草原が期待できそうです。
火入れはとても大切な文化であるということを体感した一日でした。