2014年4月
12件の記事があります。
2014年04月28日那須より春のお便り
日光国立公園 吉川 美紀
これからの行楽シーズンにむけて、4月中何度か遊歩道や那須平成の森内の巡視を行いました。雪の重みで折れた枝や倒れた木を撤去し、ベンチや看板に破損箇所がないかのチェックをし、時には崩れた歩道を整備し…、冬の間に蓄積されたダメージを補修!安心して利用していただけるよう、整備しました。
そんな巡視の際、よく目に入るのは日に日に状態を変えていく野草たち。
さて、二週間前にはまだつぼみの状態だった那須平成の森のカタクリはというと…

見事に満開でした!

しかも、歩道の脇一面に!
天気がよかったので、花弁がしっかりと反り返っていました。
高さ15cmほどの小さな花ですが、まだ木々に色がついていない森の中ではすぐに見つけることができます。
このカタクリのように、春先に花をつけ他の植物が繁る前に地上から姿を消す植物を「春植物(スプリング・エフェメラル)」と呼ぶそうです。直訳すると「春のはかなき命」というような意味で、春の妖精とも呼ばれます。色味の少ない今の那須の森に、ほどよくアクセントをつけてくれている赤紫色の妖精をぜひ探してみてください。カタクリの他にも、キクザキイチゲやショウジョウバカマなどが開花していました。那須の森はこれからどんどん賑やかになっていきます。
そんな那須から春の催し物のお知らせです。
那須高原ビジターセンターではゴールデンウィーク中の二日間、夜に特別開館して星見会が開催されます。ビジターセンターは標高が高いため、那須の夜空を近くに感じられる絶好のポイントです。ゴールデンウィークは、特別な那須の夜をいかがでしょうか?当日は晴れますように!
詳細はこちら
那須高原ビジターセンターホームページ
http://www.nasuheiseinomori.go.jp/vc/
そんな巡視の際、よく目に入るのは日に日に状態を変えていく野草たち。
さて、二週間前にはまだつぼみの状態だった那須平成の森のカタクリはというと…

見事に満開でした!

しかも、歩道の脇一面に!
天気がよかったので、花弁がしっかりと反り返っていました。
高さ15cmほどの小さな花ですが、まだ木々に色がついていない森の中ではすぐに見つけることができます。
このカタクリのように、春先に花をつけ他の植物が繁る前に地上から姿を消す植物を「春植物(スプリング・エフェメラル)」と呼ぶそうです。直訳すると「春のはかなき命」というような意味で、春の妖精とも呼ばれます。色味の少ない今の那須の森に、ほどよくアクセントをつけてくれている赤紫色の妖精をぜひ探してみてください。カタクリの他にも、キクザキイチゲやショウジョウバカマなどが開花していました。那須の森はこれからどんどん賑やかになっていきます。
そんな那須から春の催し物のお知らせです。
那須高原ビジターセンターではゴールデンウィーク中の二日間、夜に特別開館して星見会が開催されます。ビジターセンターは標高が高いため、那須の夜空を近くに感じられる絶好のポイントです。ゴールデンウィークは、特別な那須の夜をいかがでしょうか?当日は晴れますように!
詳細はこちら
那須高原ビジターセンターホームページ
http://www.nasuheiseinomori.go.jp/vc/
2014年04月28日春の小さな花
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
先日、パークボランティアとともに29日のイベントの下見をしてきました。
そのイベントとは平成26年度第1回箱根地域自然に親しむ運動「スミレを探して春の仙石原を歩く」です。
タイトルのとおり、下見では安全確認に加え、主にスミレの開花状況をチェックしました。
このイベントは毎回人気が高く、定員の倍以上の申込があります。

春は気候も良くてハイキングにぴったりですものね!
さて、その下見で観察できたスミレはというと、
タチツボスミレ、マルバスミレ、ニョイスミレ、
ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、サクラスミレ・・・
これは一部で、他にもさまざまな種類のスミレが見られます。
なかでも私はエイザンスミレがお気に入りです!

淡いピンク色の花と独特な葉の形から
気品の中にかわいさを秘めたようなイメージです。
スミレはとても小さな花ですが、
それぞれ個性があってどれも素敵なのです。
もちろんスミレ以外にも春の訪れを感じさせる花々や
草木の芽吹きを観察することが出来ます。

新緑の美しさはまさにフレッシュ!という言葉がぴったりです。
顔を上げて青空を背景に楽しむサクラが終わったあとは
足下にも目を向け、自分好みのスミレを発見してみませんか♪
そのイベントとは平成26年度第1回箱根地域自然に親しむ運動「スミレを探して春の仙石原を歩く」です。
タイトルのとおり、下見では安全確認に加え、主にスミレの開花状況をチェックしました。
このイベントは毎回人気が高く、定員の倍以上の申込があります。
春は気候も良くてハイキングにぴったりですものね!
さて、その下見で観察できたスミレはというと、
タチツボスミレ、マルバスミレ、ニョイスミレ、
ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、サクラスミレ・・・
これは一部で、他にもさまざまな種類のスミレが見られます。
なかでも私はエイザンスミレがお気に入りです!
淡いピンク色の花と独特な葉の形から
気品の中にかわいさを秘めたようなイメージです。
スミレはとても小さな花ですが、
それぞれ個性があってどれも素敵なのです。
もちろんスミレ以外にも春の訪れを感じさせる花々や
草木の芽吹きを観察することが出来ます。
新緑の美しさはまさにフレッシュ!という言葉がぴったりです。
顔を上げて青空を背景に楽しむサクラが終わったあとは
足下にも目を向け、自分好みのスミレを発見してみませんか♪
2014年04月23日「国立公園・野生生物フォトコレクション」開催のお知らせ
日光国立公園 中野純
陽春の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
春の陽気に誘われてか、日光事務所周辺では、サクラやツツジなどの春に花を咲かせる植物が待ちに待ったとばかりにぞくぞくと花を咲かせています。
奥日光では、昨日、シラカバの花を見つけました(地味ですが…)。奥日光の本格的な春はもう少しですかね。
さて、4月19日(土)から5月11日(日)にかけて、平成26年度「国立公園・野生生物フォトコレクション」 が日光湯元ビジターセンターで開催されています。関東地方環境事務所管内で活躍するアクティブレンジャーが撮影した、国立公園や鳥獣保護区内の風景や地域を代表する動植物などを写真で幅広く紹介しています。
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全部で48枚の写真を展示しました!.jpeg)
最新版のパンフレットを配布しています!
関東地方環境事務所管内16名のアクティブレンジャーが思い思いに撮影し、数ある写真の中から厳選した素晴らしい写真を展示しています。展示された写真は、どれもメッセージ性があり、印象深いものも多いです(と、中野は思います)。
会場に足を運んでいただけたら、きっと心に残る写真に出会えると思います。
詳細はこちらを↓↓↓
http://www.env.go.jp/park/nikko/topics/140415a.html
春の陽気に誘われてか、日光事務所周辺では、サクラやツツジなどの春に花を咲かせる植物が待ちに待ったとばかりにぞくぞくと花を咲かせています。
奥日光では、昨日、シラカバの花を見つけました(地味ですが…)。奥日光の本格的な春はもう少しですかね。
さて、4月19日(土)から5月11日(日)にかけて、平成26年度「国立公園・野生生物フォトコレクション」 が日光湯元ビジターセンターで開催されています。関東地方環境事務所管内で活躍するアクティブレンジャーが撮影した、国立公園や鳥獣保護区内の風景や地域を代表する動植物などを写真で幅広く紹介しています。
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全部で48枚の写真を展示しました!
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最新版のパンフレットを配布しています!
関東地方環境事務所管内16名のアクティブレンジャーが思い思いに撮影し、数ある写真の中から厳選した素晴らしい写真を展示しています。展示された写真は、どれもメッセージ性があり、印象深いものも多いです(と、中野は思います)。
会場に足を運んでいただけたら、きっと心に残る写真に出会えると思います。
詳細はこちらを↓↓↓
http://www.env.go.jp/park/nikko/topics/140415a.html
2014年04月22日いろは坂清掃
日光国立公園 櫨木 めぐみ
本日、いろは坂の清掃を実施してきました。例年、雪が溶けたこの時期に実施しているもので、奥日光地域の住民の方や地元関係者らとともに、手分けして道路沿いを大々的に清掃します。

所長と参加者の皆さん
いろは坂は、栃木県内から奥日光へ向かうには通行必須な道路です。中禅寺湖へ上る道路を第2いろは坂、中禅寺湖から下る道路を第1いろは坂と言い、通称にある“いろは”の音同様48ものカーブが存在する国道です。私たちも、奥日光のフィールドへ向かう際にはいつもお世話になっている道路です。私たちは、地元の方々とともに第1いろは坂の一部を任されました。
普段の走行では、たまにペットボトルやビニール袋が目に付く程度のように感じられるのですが、実際歩いてよく見ると、たばこの吸い殻やガラスの破片などの細々としたものからタイヤなどの大型のものまで出てくるものです。ゴミ拾いをすると、必ずといって見つかる昔のジュース缶もあり、それだけずっとそこにあったゴミを拾えて何よりです。一番拾っていて多かったのが、たばこの吸い殻でした。先日、群馬栃木で山火事があった例もあるので、喫煙は自由ですが大惨事になりかねないのでマナーをしっかり守って頂きたいものです。

走行車に注意しながら清掃中
私たちが活動した一部の区間でも6袋程度、別区間では10袋ほどありました。全体ではゴミ袋は何袋だったのでしょう? 達成感とともに、それだけのゴミが在ること、とりきれないゴミもあったこと、複雑な心境も残る清掃活動でした。

一区間のゴミ
日光の豊かな自然を守るためにも、私も気をつけますが皆さんも野外でのゴミの管理には注意しましょう。

所長と参加者の皆さん
いろは坂は、栃木県内から奥日光へ向かうには通行必須な道路です。中禅寺湖へ上る道路を第2いろは坂、中禅寺湖から下る道路を第1いろは坂と言い、通称にある“いろは”の音同様48ものカーブが存在する国道です。私たちも、奥日光のフィールドへ向かう際にはいつもお世話になっている道路です。私たちは、地元の方々とともに第1いろは坂の一部を任されました。
普段の走行では、たまにペットボトルやビニール袋が目に付く程度のように感じられるのですが、実際歩いてよく見ると、たばこの吸い殻やガラスの破片などの細々としたものからタイヤなどの大型のものまで出てくるものです。ゴミ拾いをすると、必ずといって見つかる昔のジュース缶もあり、それだけずっとそこにあったゴミを拾えて何よりです。一番拾っていて多かったのが、たばこの吸い殻でした。先日、群馬栃木で山火事があった例もあるので、喫煙は自由ですが大惨事になりかねないのでマナーをしっかり守って頂きたいものです。

走行車に注意しながら清掃中
私たちが活動した一部の区間でも6袋程度、別区間では10袋ほどありました。全体ではゴミ袋は何袋だったのでしょう? 達成感とともに、それだけのゴミが在ること、とりきれないゴミもあったこと、複雑な心境も残る清掃活動でした。

一区間のゴミ
日光の豊かな自然を守るためにも、私も気をつけますが皆さんも野外でのゴミの管理には注意しましょう。
2014年04月21日神奈川県唯一の湿原
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
15日(火)に仙石原湿原保全モニタリング調査ボランティアに参加してきました!
このボランティア活動は、
国立公園であり天然記念物としても指定されている
仙石原湿原の維持を目的として活動しています。

15日の活動ではまず、
調査対象区の写真撮影方法の決定と撮影を行いました。
この写真撮影は調査区毎の違いとそれぞれの調査区の
年間をとおしての変化を記録するためのものです。
ススキ草原の景勝保全を目的に
毎年3月に火入れを実施している仙石原湿原では、
春には一面が土色に見えますが、
秋には2mにもなるススキやヨシが茂ります。

そのため、撮影位置や方向などを
しっかりと吟味しておく必要があるのです。
撮影後は湿原内の観察会を行いながら、植物の記録をとりました。
遠目で見ると土色の地面でしたが、
実際に間近で観察するとさまざまな植物が芽を出していました。

なかでも、台ヶ岳側のススキ草原では
たくさんのコキクザキイチゲの群落を観察でき、感動しました。
今後も月に2回の活動の中で、記録や植生調査に加え、
帰化植物の駆除などを実施していく予定です。
このボランティア活動は、
国立公園であり天然記念物としても指定されている
仙石原湿原の維持を目的として活動しています。
15日の活動ではまず、
調査対象区の写真撮影方法の決定と撮影を行いました。
この写真撮影は調査区毎の違いとそれぞれの調査区の
年間をとおしての変化を記録するためのものです。
ススキ草原の景勝保全を目的に
毎年3月に火入れを実施している仙石原湿原では、
春には一面が土色に見えますが、
秋には2mにもなるススキやヨシが茂ります。
そのため、撮影位置や方向などを
しっかりと吟味しておく必要があるのです。
撮影後は湿原内の観察会を行いながら、植物の記録をとりました。
遠目で見ると土色の地面でしたが、
実際に間近で観察するとさまざまな植物が芽を出していました。
なかでも、台ヶ岳側のススキ草原では
たくさんのコキクザキイチゲの群落を観察でき、感動しました。
今後も月に2回の活動の中で、記録や植生調査に加え、
帰化植物の駆除などを実施していく予定です。
2014年04月18日春の奥多摩
秩父多摩甲斐国立公園 奥多摩 野崎 拓
初めまして。
4月1日付けで奥多摩自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーに着任いたしました、野崎 拓(のざき たく)と申します。
学ぶことの多い毎日ですが、魅力的な情報をお伝えしていけるよう頑張りたいと思っております。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
JR奥多摩駅の改札を出て左手に2分ほど進み、奥氷川神社の氷川の三本杉の横を通ると川へ下りられる道があります。そこは日原川が多摩川に流入するポイントとなっており、二本の清流を眺めることができます。

下の写真は、事務所近くの橋の下を流れる多摩川です。
駅前でこのような景色が観られるのは、なんだかお得な気分ですね。

また、日中は蝶やトカゲなどを見かけるようになってきました。

日光浴中のヒガシニホントカゲ
暖かくなるにつれて、登山や釣りに来られるお客様も増えてきました。しかし、沢沿いや山頂付近などはまだ雪が残っているので注意が必要です。事前の情報収集と準備をお願いします。
4月1日付けで奥多摩自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーに着任いたしました、野崎 拓(のざき たく)と申します。
学ぶことの多い毎日ですが、魅力的な情報をお伝えしていけるよう頑張りたいと思っております。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
JR奥多摩駅の改札を出て左手に2分ほど進み、奥氷川神社の氷川の三本杉の横を通ると川へ下りられる道があります。そこは日原川が多摩川に流入するポイントとなっており、二本の清流を眺めることができます。

下の写真は、事務所近くの橋の下を流れる多摩川です。
駅前でこのような景色が観られるのは、なんだかお得な気分ですね。

また、日中は蝶やトカゲなどを見かけるようになってきました。

日光浴中のヒガシニホントカゲ
暖かくなるにつれて、登山や釣りに来られるお客様も増えてきました。しかし、沢沿いや山頂付近などはまだ雪が残っているので注意が必要です。事前の情報収集と準備をお願いします。
2014年04月18日桜満開です!
富士箱根伊豆国立公園 富士五湖 小西 美緒
平成26年度初めての富士五湖自然保護官事務所からのAR日記です。
今年度もよろしくお願いいたします!
厳しい冬が終わり富士五湖にもようやく春が来ました!
河口湖畔の桜は今が9分~満開でまさに見頃です。

今、まさに満開です!(H26年4月18日撮影)

河口湖北岸、河口湖円形ホール周辺(H26年4月18日撮影)
今日はあいにくのお天気でしたが晴れていれば
桜+湖+富士山の共演を楽しめます!

本当は背後に富士山が、、、、(H26年4月18日撮影)
ソメイヨシノから少し遅れてフジザクラも咲き始めます。
ソメイヨシノの華やかさも素敵ですが、フジザクラの可憐さも魅力的です。
桜だけでなく、富士五湖は富士山の裾野に位置しているため、
少し登ると標高が違うこともあり、下の方で咲き終わってしまった花が
まだ咲いていたりと、長く花を楽しむことができます。
まだまだ雪に覆われている富士山と春の花の共演を
是非見にいらしてください!!
今年度もよろしくお願いいたします!
厳しい冬が終わり富士五湖にもようやく春が来ました!
河口湖畔の桜は今が9分~満開でまさに見頃です。

今、まさに満開です!(H26年4月18日撮影)

河口湖北岸、河口湖円形ホール周辺(H26年4月18日撮影)
今日はあいにくのお天気でしたが晴れていれば
桜+湖+富士山の共演を楽しめます!

本当は背後に富士山が、、、、(H26年4月18日撮影)
ソメイヨシノから少し遅れてフジザクラも咲き始めます。
ソメイヨシノの華やかさも素敵ですが、フジザクラの可憐さも魅力的です。
桜だけでなく、富士五湖は富士山の裾野に位置しているため、
少し登ると標高が違うこともあり、下の方で咲き終わってしまった花が
まだ咲いていたりと、長く花を楽しむことができます。
まだまだ雪に覆われている富士山と春の花の共演を
是非見にいらしてください!!
2014年04月16日大清水登山口
尾瀬国立公園 服部 恵子
4月18日(金)午前10時に
大清水へと続く戸倉のゲートがいよいよ冬期通行止め解除になります。
冬期通行止め解除を前に大清水~一ノ瀬の積雪状況を確認してきました。
例年は大清水から一ノ瀬の手前にかけての登山道は除雪されていませんが、
今年は除雪されています。
登山道脇にはまだ1m以上の積雪があり、
登山道上には雪解け水がとうとうと流れています。
一ノ瀬から先は、まだどっさりとした雪に覆われています。

左上の写真は7月の一ノ瀬休憩所の様子です。
右上の写真が4月15日(火)の一ノ瀬休憩所の様子です。
まだ軒近くまで雪が積もっていることが分かります。
大清水へ向かう道路の冬期通行止めが解除されても、
尾瀬沼へと続く登山道はまだ雪の中です。
土地勘のある方でも迷いやすく、
一昨年、開山前に入山されて亡くなられた方もいます。
安易な考えでの登山は絶対におやめください。
ちなみに大清水湿原はというと、
水の流れがある所の周囲では土が見えていて、
他は数十㎝からそれ以上の雪に覆われている状況です。
鳩待峠へと続く道路の冬期通行止めは、
4月24日(金)午前10時に解除予定です。
大清水とお間違えの無いようにお気を付け下さい。
※冬期通行止め情報の詳細は『沼田土木事務所 TEL0278-24-5511』に
お問い合わせください。
2014年04月14日那須の春とごあいさつ
日光国立公園 吉川 美紀
はじめまして。
4月1日付けで那須自然保護官事務所にアクティブレンジャーとして着任しました、吉川と申します。
これから、那須の自然の魅力をたくさん発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします!
さて、4月も半ばになって暖かくなってきました。
那須はまだ雪の残るところもありますが、那須高原の歩道や、那須平成の森内の遊歩道などずいぶん歩きやすくなってきています。フキノトウやカタクリのつぼみが顔を出してきているので、ぜひ春らしさを探しながら散策をお楽しみください。

八幡園地にてフキノトウ

那須平成の森にてカタクリのつぼみ
場所によってはまだ長靴を装備した方がよい場所もあるので、散策の際は事前の情報収集と準備をお願いします!
那須平成の森ホームページ
http://www.nasuheiseinomori.go.jp/
4月1日付けで那須自然保護官事務所にアクティブレンジャーとして着任しました、吉川と申します。
これから、那須の自然の魅力をたくさん発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします!
さて、4月も半ばになって暖かくなってきました。
那須はまだ雪の残るところもありますが、那須高原の歩道や、那須平成の森内の遊歩道などずいぶん歩きやすくなってきています。フキノトウやカタクリのつぼみが顔を出してきているので、ぜひ春らしさを探しながら散策をお楽しみください。

八幡園地にてフキノトウ

那須平成の森にてカタクリのつぼみ
場所によってはまだ長靴を装備した方がよい場所もあるので、散策の際は事前の情報収集と準備をお願いします!
那須平成の森ホームページ
http://www.nasuheiseinomori.go.jp/
天子ヶ岳という名前は「少し離れたところから見ると、山の形が天守閣に似ているから」ということが由来のようです。
4月23日、この天子ヶ岳の巡視を行いました。
4月半ばとは言え比較的標高が高いこの場所は、まだ樹木の様子が寒々しかったです。
特に山頂は、まだまだ春が遠いように感じられました。
天子ヶ岳山頂の様子
それでも、山頂までの登山道脇には確かに春が訪れていました。
左:キクザキイチゲ 中:エイザンスミレ 右:ヤマルリソウ
この日は少し雲がありましたが、天子ヶ岳山頂の展望地からは富士山を見ることができました。
天子ヶ岳へは、田貫湖(たぬきこ)から長者ヶ岳(ちょうじゃがたけ)を経て天子ヶ岳に至る登山道と、白糸の滝方面からの登山道があります。
白糸の滝方面からは、天子ヶ岳山頂間近の傾斜がとても厳しい上、大きめの石によって足元の不安定なところがあるので、ご利用の際には充分お気を付け下さい。
田貫湖からの登山道は比較的登りやすくなっていますが、油断してはいけません。
楽しく登山できるように下調べをして、装備をきちんと整えてお出かけ下さい!