関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
4月18日(金)午前10時に
大清水へと続く戸倉のゲートがいよいよ冬期通行止め解除になります。
冬期通行止め解除を前に大清水~一ノ瀬の積雪状況を確認してきました。
例年は大清水から一ノ瀬の手前にかけての登山道は除雪されていませんが、
今年は除雪されています。
登山道脇にはまだ1m以上の積雪があり、
登山道上には雪解け水がとうとうと流れています。
一ノ瀬から先は、まだどっさりとした雪に覆われています。
左上の写真は7月の一ノ瀬休憩所の様子です。
右上の写真が4月15日(火)の一ノ瀬休憩所の様子です。
まだ軒近くまで雪が積もっていることが分かります。
大清水へ向かう道路の冬期通行止めが解除されても、
尾瀬沼へと続く登山道はまだ雪の中です。
土地勘のある方でも迷いやすく、
一昨年、開山前に入山されて亡くなられた方もいます。
安易な考えでの登山は絶対におやめください。
ちなみに大清水湿原はというと、
水の流れがある所の周囲では土が見えていて、
他は数十㎝からそれ以上の雪に覆われている状況です。
鳩待峠へと続く道路の冬期通行止めは、
4月24日(金)午前10時に解除予定です。
大清水とお間違えの無いようにお気を付け下さい。
※冬期通行止め情報の詳細は『沼田土木事務所 TEL0278-24-5511』に
お問い合わせください。