関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
開山祭では、神事やくす玉開披、音楽の演奏会などが催されました。
私は、開山祭が終わってからそのまま大清水より入山して尾瀬沼に宿泊し、
翌日尾瀬ヶ原へと抜けて鳩待峠より下山しました。
尾瀬ヶ原ではすでにミズバショウがたくさん顔を出していますが、
尾瀬ヶ原より標高200m程高い尾瀬沼周囲でも
雪解けの早い場所でミズバショウが咲いていました。
その他2日間の行程の中で、ショウジョウバカマやワタスゲ、
ザゼンソウなどを見つけることができました。
日当たりのよい湿原では木道上に雪が残っているところは少ないですが、
湿原まで向かう林内の登山道にはまだ雪が残っています。
雪解け水で濡れた木道は滑りやすく、
また、踏抜き等の危険もありますので、
時間に余裕をもった行程でゆっくり楽しめるようお出かけください。