ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2014年7月

12件の記事があります。

2014年07月31日人間の忘れもの

日光国立公園 櫨木 めぐみ

 まずは、写真から。


 巡視の際に見つけた糞(おそらくキツネ)です。それをよく見ると、赤い輪ゴムがあるのがおわかりでしょうか。排泄されたからよかったものの、体内に留まっていたことも確かですし、これ以外の人工物を口に入れている可能性もあります。
あらためて人間の自然への影響について考えさせられてショックでした。そして、今回の巡視のショックは続くのです。



 次は、落ちてしまったのか、何かあったのか・・・、園地に丸ごと放置された中身の入ったお弁当。私が拾っているそばで、カラスがじっと見ていました。食べ物を狙っていたのかもしれません。たとえ落ちてしまったのだとしても、このままですと野生動物が人間の食べ物の味を覚えてしまう原因になりかねません。仮に、何かの動物が食べ物などに手を出してくる行為があったとしても、もとを辿れば、落としたゴミや、ゴミ箱に捨てたとしても誘引してしまうような環境だったり、あるいはマナーを知らない人が食べ物を与えたりなど原因があって味を覚えてしまった…という発端は人間側にあることが多いです。



 そして、木道沿いのササ藪に投げられていたティッシュ。これも木道沿いに今回は20個近く拾いました。以前にも、鼻血を拭いたと見られるものが道沿いに堂々と点在して捨ててありました。正直いうと、拾う側も特にティッシュの塊はとても抵抗があり、できるものなら拾いたくはありません。ここは、ゴミ箱ではないですよ?トイレでもないですよ?

 自然にかえると思ってか、誰か拾うと思ってか、故意に捨てていく感覚はよくわかりません。中には落ちてしまったものもあるでしょう。自然にかえるものとかえらないものもありますし、一見かえりそうなものであってもとても時間もかかり、またここで分解する必要のないもので自然の異物には他なりません。捨てられたものを見て、それをしてもいいと無意識に真似する人もいるかもしれません。ゴミを拾うのは、ありのままの豊かな自然を自然のままに見て利用してほしいから拾うのです。ゴミが無いにこしたことはありません。

 夏休みを日光国立公園で過ごそうと足を運んでいただいたのなら、自然のために人のために、より気持ちよく過ごせるようにごみの持ち帰りにご協力をお願いします。

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2014年07月28日夏休みのひとときを箱根で

富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香

夏真っ盛りなシーズンですが、箱根ビジターセンター周辺では
ヒグラシが元気よく鳴いています。
アブラゼミの鳴き声に比べると涼しさを感じますね。

そんな箱根ビジターセンターでは夏休み期間(7月27日~8月24日)に箱根地区パークボランティアによるイベントを開催しています。

☆早朝野鳥観察会(6時~7時)
早朝は日中に比べ、野鳥の活動が活発です。
様々な野鳥の鳴き声や姿を観察し、清々しい朝を満喫しませんか?





☆大涌谷観察会(10時~12時、13時~15時)
箱根ビジターセンターから大涌谷の箱根ジオミュージアムまでを、片道2時間かけて、ゆっくりと自然観察をしながら歩きます。箱根火山がつくり出す独特の自然をパークボランティアの解説で楽しみませんか?




☆クラフト(10時~11時半、13時~14時半)
様々な種類の木の実を使って世界にひとつだけのブローチやキーホルダーをつくることができます。また、選べる絵柄入りの缶ランタンや竹トンボも好評です。夏休みの工作にいかがでしょうか?





毎年開催しているこのイベントですが、夏以外にも開催の依頼が来るほど好評をいただいています!


箱根に詳しいパークボランティアとの活動や話しを楽しみながら、夏休みのひとときを過ごしてみませんか?


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2014年07月28日地元の高校生たちと外来生物駆除活動!

日光国立公園 吉川 美紀

先週の木曜日に、栃木県立那須高校の生徒が参加する那須町清掃ボランティア活動が実施され、当事務所もイベントのお手伝いとして参加しました。
この活動は、地元への社会貢献を目的に生徒の中から有志を募って続けられている行事で、那須平成の森が開園した年からは環境省が実施している日光国立公園内での外来生物駆除活動にも協力していただいています。
外来生物とは何か、なぜ駆除するのかということを事前の講義や活動を通して伝えられるように、また、生徒たちが地元のために働いたと思えるような活動にできるように、お手伝いさせてもらいました。

活動当日は40人ほどの生徒が参加してくれて、一緒に道路脇を歩きながら外来植物を探しました。本日メインの駆除対象は特定外来生物のオオハンゴンソウです。
生徒たちは事前の講義を思い出しながら「ハルジオンも外来生物だったよね?」「オオハンゴンソウは葉っぱの裏が見分けるポイントだったはず」などと口にしながら歩いていました。

(駆除活動中)

まだオオハンゴンソウは花が咲いていなくて見分けるのは大変だったと思いますが、みんな葉をよく見て判別してくれていました。現在のオオハンゴンソウは2m近くの高さになるものもいて、絶好調に成長してしまっています。

(AR吉川とオオハンゴンソウ、身長同じくらい)

サポートメンバーとして、普段定期的に開催している外来種駆除活動にご協力いただいている地元の方々も参加してくださいました。生徒たちは実物のオオハンゴンソウを見ながら、判別の仕方や地下茎の仕組みについて教わりました。

(実物のオオハンゴンソウを見ながらレクチャー中)

この那須高校との外来種駆除活動は今年で4年目となり、毎年同じ場所で開催しています。活動初年度に比べてオオハンゴンソウの駆除株数はずいぶんと減ってきており、駆除活動の効果が実感できるようになってきました。「オオハンゴンソウあんまり無かったね」という声が聞こえましたが、それが今までの皆さんの活動の成果なんです。
那須高校のみなさん、今年もおつかれさまでした!

これからも地域の皆さんと共に、那須の自然を守る活動を続けていきたいと思います。
継続は力なり!外来生物がいなくなるその日まで、私たちの活動は終わりません!

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2014年07月25日2014年野生下のトキの繁殖期報告

佐渡 後藤 由香

皆様こんにちは。佐渡の後藤です。
日記の更新が滞ってしまいすみません。
今回は、その間めまぐるしくあっという間に過ぎたトキの繁殖期について報告したいと思います。

2014年の繁殖期は、35組が営巣し、そのうち14組から36羽のヒナが誕生、さらにそのうち11組から31羽が巣立つという結果となりました。
野生下のトキの全体数が増えたこともあるとは思いますが、巣立ちまで至った羽数は一昨年の8羽、昨年の4羽と比べかなりの好成績となりました。嬉しい限りです。

今年最初に巣立った幼鳥

今年は、2012年に野外で生まれた個体が繁殖可能な2歳になるということで、野生下のトキで3世代目となる「3世」とも呼ばれるヒナの誕生が期待されていました。
結果は、野外生まれのオス(2歳)/放鳥トキのメス(3歳・№127 )ペアと放鳥トキのオス(5歳・№74)/野外生まれのメス(2歳)ペアの2組からそれぞれ2羽、3羽の合計5羽が巣立ちました。
しかし、既にその5羽のうち1羽の死亡が確認されており、その他にも1羽の幼鳥の死亡が確認されています。
去年一昨年の幼鳥は、巣立ち後1年近く全羽が確認されていました。巣立ち数が増えればそれだけ事故などに遭う個体が出てくるのは仕方がないことだと思いますが、野外で生きていくことの厳しさを改めて実感させられました。

畑で餌を探すトキ「3世」

巣立ち率が上がったことの他にも、嬉しいことがありました。
これまで、一度営巣を放棄し、2回目に作った巣では繁殖は成功しないとみられていましたが、それを覆すペアが出てきたのです。
そのペアは、1度は産卵までしたものの何らかの理由で巣を放棄しましたが、再び場所を変えて営巣し産卵しました。そして、3羽をふ化させ、最終的に3羽とも巣立たせました。このペアは、過去5回の繁殖期でもペアを形成し産卵はするものの、1度もふ化を成功させていなかったため、今回の成功には、皆驚き、喜びました。

また、幼鳥は巣立ち後も1ヶ月間ほどは親の給餌を受けるのですが、今期の繁殖期では、実親でないトキからも給餌を受けているとみられる様子が観察されました。トキの謎は増えるばかりです・・・

今後も、4世5世と続いていき、さらに多くの幼鳥が空を飛ぶ日が来ることが楽しみです。
幼鳥たちがどのように成長していくか、しっかりモニタリングしていきたいです。

親鳥に餌をねだる幼鳥




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2014年07月22日夏真っ盛り!イベントのお知らせ

富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香

台風が通り過ぎ、本格的に夏到来!ですね。
生き物いきいきシーズンになり、自然とふれあうイベントが目白押しです!

【8月20日(水)子どもパークレンジャー「探検しよう!箱根ジオパーク!」】
小学4~6年生のみんな!箱根の自然を感じにいらっしゃい♪





☆いつでもぬるい?温湯(ぬくゆ)でザリガニ釣り!
☆箱根の自然に囲まれて、いろんな生き物を観察!
☆今日の感動をまとめよう!おもしろマップ作り!

箱根ジオパークのめぐみをいっぱい感じながら、
国立公園で働くパークレンジャーの活動を体験!!
子どもパークレンジャーになって、みんなで夏休みの思い出を作ろう★

先着順なので、申込はお早めに↓
「探検しよう!箱根ジオパーク!」詳細&申込方法


【9月6日(土)箱根地域自然に親しむ運動「初秋の湯坂路と石仏石塔群を訪ねて」】
箱根の史跡を巡りながら、あまり知られていない動植物を観察してみませんか♪




☆初秋の草花を観察!
☆石仏石塔群で鎌倉時代を感じてみましょう!
☆精進池や千条の滝でちょっとひと涼み。
☆外来種駆除の経過を確認!

人気の観察会ですので、定員オーバーの場合は抽選になります↓
「初秋の湯坂路と石仏石塔群を訪ねて」詳細&申込方法

当所主催のイベントはだけでなく、
夏休み期間中は箱根ビジターセンターのイベントも
いつもに増してたくさん開催されます!

箱根の自然を満喫できるイベントが続々開催されますので、
ぜひぜひ富士箱根伊豆国立公園箱根地区に遊びに来て下さい♪


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2014年07月18日【富士山日記第6号】時間ずらして快適登山♪♪<吉田ルート>

富士箱根伊豆国立公園 富士五湖 小西 美緒

先日お伝えしたように、富士登山オフィシャルサイトでは
「富士山日記」がスタートしています。

同じ内容をアクティブレンジャー日記にも
アップしていきたいと思います。


★★ 海の日の連休は例年混雑します! ★★

今週末は海の日ですね。関東甲信地方の梅雨明けは
平年7月21日頃だそうですので、梅雨明けも間近かでしょうか。

海の日の連休は富士山の登山シーズンの中でも
最も混雑する週末の1つです。昨年度の登山者数が
番多かった日は海の日の連休中日の7月14日(日)、
10,040人(4登山道合計)でした。


平成25年度 登山者数トップ5

1 10,040人  7月14日(日)
2 9,691人  7月27日(土)
3 9,556人  8月 3日(土)
4 8,807人  7月20日(土)
5 8,540人  7月13日(土)


★★ 混んでる日でもちょっと時間をずらすだけで・・・・ ★★

やはり、渋滞しているより空いている方が安全・快適に
登山することができます。登山日を平日にずらすのが
一番ですが、混雑する週末でも、登る時間帯をずらすだけで
驚くほど混雑状況が変わってきます。


吉田ルートはツアーでの登山者が多いです。
どのツアーもおおよそ似たスケジュールで行動するため、
どうしても混雑が集中してしまいます。

ですので、コツはツアーで混雑する時間帯を避ける!
ということです。



ツアー登山者で混雑する吉田口5合目



数珠つながりの登山客


★★ 最混雑時間帯は12時~14時(6合目通過) ★★

多くのツアーは昼前後に5合目に到着し、
5合目でしばらく滞在し高度順応してから出発します。


昨年度の6合目の時間帯別通過登山者数は

 1位:13~14時
 2位:12~13時
 3位:11~12時
 4位:14~15時
 5位:15~16時
(富士吉田市富士山課調べ)

でした。

5合目を10時台に出発すれば登山道はずっと
空いています。(10~11時の6合目通過は第9位)


山小屋に早く着いたらゆっくり休息をしたり、
高度に体を慣らすために荷物を山小屋に置いて、
少し上まで登ってみるのもいいですね。(その際にも
雨具、飲み物など最低限のものは持って行ってください)


※ただし早く着くと山小屋によってはすぐにチェックイン
できない場合もあります。お泊りになる山小屋に事前に
確認をお願いします。



7月12日11:42 6合目登山道の様子
(まだ混んでいません)


7月12日12:59 6合目登山道の様子
(混雑してきました。)

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2014年07月11日金峰山~甲武信ヶ岳巡視

秩父多摩甲斐国立公園 奥多摩 野崎 拓

8日から10日にかけて金峰山~甲武信ヶ岳の奥秩父主稜線を巡視してきました。

金峰山と甲武信ヶ岳は奥秩父の主脈に位置し、ともに日本百名山に数えられています。

金峰山の山頂付近にはハイマツ帯が広がっています。針葉樹林に覆われる奥秩父の中では特徴的な植生となっています。
どうやら奥秩父だけではなく秩父多摩甲斐国立公園の中でもハイマツ帯が見られるのはここだけのようです。周囲の山と標高がさほど変わらないにもかかわらず、ここまで環境が異なるのは面白いですね!

山頂付近ではちょうどコケモモやミネズオウなどが見頃でした。
また、一カ所でのみでしたがイワヒゲを見ることもできました。


上:コケモモ 下:イワヒゲ

雨の多い時期ですが、梅雨時の奥秩父はコケがとてもきれいです!
甲武信ヶ岳は千曲川、荒川、笛吹川の源流部となっており、シラビソなどの針葉樹林の林床は無数のコケで覆われています。


雨が多いからでしょうか、コケもみずみずしく活き活きしているように見えます!
森は今が本領発揮のように感じました。

下山する途中には見頃は過ぎていたもののハクサンシャクナゲの花も見られました。


雨の多い時期の登山は大変かもしれませんが、お越しになる際はぜひコケの国立公園とも呼ばれる秩父多摩甲斐国立公園を堪能して下さい。

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2014年07月11日ツキノワグマの生息地

日光国立公園 櫨木 めぐみ

 今の時期、戦場ヶ原周辺ではノハナショウブやハクサンフウロの花など彩り豊かで、平日であっても観光客や団体利用者で賑わいを見せています。それだけ大勢の人もいて、また動植物の動きも活発な時期となると、自ずとある野生動物の目撃情報も出てきます。その動物とはクマのことで、このあたりで言う“クマ”は「ツキノワグマ」のことです。

 巡視中、公園利用者からよく耳にするのが、「クマが出たのですか!?」と驚きを交えたフレーズです。日光国立公園は、もともとツキノワグマの生息地なので「出る」ものではなく「いる」ものです。彼らの生息地に、木道や遊歩道を設け、人間側がクマの生息地にお邪魔する形なのです。国立公園を含めた自然公園は、都市公園とは異なり、自然の風景地をそのまま利用してつくられた公園ですから。
 ちなみに、クマが「いる」ということは、諸説ありますがツキノワグマはアンブレラ種とも言われ、それだけ豊かな自然があるという指標でもあるそうです。だから、皆さんも訪れたくなるような自然豊かで魅力的な地でもあるのだと思います。

 クマの注意喚起の看板の中には、注意の意識を促すために牙がむきだしで、一見すると人間を積極的に襲うかのように捉えられるものも少なくありません。本来、ツキノワグマはおとなしい性格で、雑食性ですが植物を主食とする野生動物です。とはいえ、体長は成獣ともなると110~150cm、体重は80~120kg、木登りが得意なため長く鋭いツメをもち、走れば時速40kmものスピードがあるそうです。
それだけ人間との体格や性質の違いがあるので、それが人間もクマも望まぬ形で出遭ってしまえば、事態によっては事故になってしまうことも確かです。
 そのような事態を避けるためにクマが未然に注意をするということは無理なので、人間側がツキノワグマの生態を知っておくことが大事であり、人間側が注意をして出遭わないよう努めることが、互いにとって最善です。それが、彼らの生息地を利用する私たちのマナーのように思います。

 これからの時期、クマは、花や実、昆虫などを目当てに活発に活動しています。無我夢中になって採食していたり、移動していたり、また好奇心旺盛な仔グマもいることでしょう。その場合、母グマが必ず近くにいるので一番要注意です。また近年の傾向として、人間を警戒しないクマも中にはいるようです。「子連れ」・「人の接近に気づかず突発的に遭遇した場合」は、驚いて仔グマや自分を守るために攻撃行動をとるということがあります(クマも人間も同じですね)。

 やはり、お互いのために、遭わないことが一番の得策です。事前に、最寄りのビジターセンターや情報センターで最新の目撃情報を確認し、どのような対応をしたらいいかご確認の上、お出かけください。

◆奥日光クマ目撃情報(日光湯元ビジターセンター)
http://www.bes.or.jp/nikko/vc/osirase/kuma/mokugeki.html

◇日光湯元ビジターセンター http://www.bes.or.jp/nikko/vc/
◇赤沼自然情報センター(日光自然博物館) http://nikkonsm-akanuma.blog.ocn.ne.jp/about.html

◆環境省「クマに注意!」https://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-4a/kids/full.pdf


この掲示物を見たら、最近この付近で目撃された場所ということです。ご注意ください!



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2014年07月10日至仏山

尾瀬国立公園 服部 恵子


7月8日に至仏山を巡視してきました。
嵐の前の静けさとでも言うかのごとく晴れていて、
尾瀬ヶ原一面がはっきりと見渡せました。


ダイモンジソウやユキワリソウ、
エーデルワイスの近縁種であるホソバヒナウスユキソウ(絶滅危惧Ⅱ類)、
至仏山で発見され尾瀬にちなんで名づけられたオゼソウ(絶滅危惧Ⅱ類)などが見られました。

オゼソウ

登山道上にはまだ一部残雪があり、
雪解け水が流れているところもあります。


濡れた靴で歩くと、
至仏山を形成している蛇紋岩はよりすべりやすくなるのでお気を付け下さい。

※至仏山山頂から山ノ鼻への下り通行は禁止されています。


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2014年07月09日富士山の天候変化

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

富士山夏山登山シーズンが始まって明日で10日目。
いよいよ静岡県側登山道も開通します。
※10日に山頂まで開通するのは須走口登山道のみで、富士宮口と御殿場口は残雪状況を確認しながら順次山頂まで開通する予定です。
そんな状況の中、大型で強い勢力の台風8号が日本列島を縦断しています。
10日~11日にかけて富士山を通過するようなので、くれぐれも無茶な登山をなさらないようお願い致します。

そんな大型の台風8号が富士山からはまだ遠くにあった7月8日。
富士山頂公衆トイレ(富士宮口山頂)の開所とお鉢めぐり歩道開通について確認するため、富士山頂に行ってきました。
そしてめまぐるしく変化する天候を経験してきました。
富士山頂に到着し確認作業を始めた時は青空が広がっていました。

(2014年7月8日11:15撮影)

その30分後には風が吹き荒れ、富士山頂は雲の中に。


(2014年7月8日11:45撮影)

この後、時折雲が晴れることはありましたが、風は強まるばかりでした。
山頂での作業を終えて下山を開始し、9合目辺りまで降りてくると風は止み青空になりましたが、頂上だけは雲に覆われていました。
さらに下山して御殿場口下山道の名物『大砂走り(おおすなばしり)』に入ると、今度はすっかり霧の中です。

(2014年7月8日15:30撮影)

完全に下山した時には全身びっしょりになっていました。(もちろんレインコートは着用しています)

例え予報が「晴れ」でも、天気は変化します。
特に山の天気は変わりやすいものです。
登山の際には、急な天候の変化に対応できるよう、きちんと装備を整えましょう。

下記URLの「富士登山オフィシャルサイト」では、様々な情報を発信していますので、富士登山を計画されている方はぜひご確認下さい。
http://fujisan-climb.jp/

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