関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
御殿場口は【大砂走り(おおすなばしり)】と言い、七合目から新五合目駐車場まで火山灰地の道を下ります。
傾斜は、七合目から宝永山分岐までは少々急ですが、宝永山分岐から新五合五勺の次郎坊までは比較的緩やかです。
(御殿場口:大砂走り)
須走口は【砂走り(すなばしり)】と言って、七合目から砂払五合目まで続く、大砂走りに負けず劣らずの道です。
傾斜は、七合目から六合目あたりまでが急ですが、樹木が周りに見られるようになると緩やかになります。
(須走口:砂走り)
どちらも、晴れた日には写真のような素晴らしい景色を眼下に見ながら下山することができます。
また、一歩踏み出すと砂の中に足が埋まるくらいのやわらかさで、歩き方のコツをつかんで駆け下りる方もいるほどです。
しかしここで注意!
砂の中には小石や岩が潜んでいます。
砂の中の見えない小石や岩に足をのせて滑ったり、足が引っかかって転んで怪我をする恐れがあります。
富士登山を最後まで怪我なく楽しむためにも、一歩一歩確実に下りましょう。