ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2015年1月23日

2件の記事があります。

2015年01月23日氷川渓谷

秩父多摩甲斐国立公園 奥多摩 野崎 拓

1月に入って気温がグッと下がり、保護官事務所の周辺でも雪が降るようになってきました。ところが体感的には12月の方が寒かったのではないかと思えるほど日中は暖かいです。

今日は事務所の近くにある氷川渓谷を歩きました。

氷川渓谷に架かる吊り橋は11月の下旬から1ヶ月程改修工事をしていたため、渡るのは久しぶりです。そこでキレイになった橋と以前の橋を見比べてみました。

↑登計橋   左:6月9日撮影   右:1月23日撮影

改修前の橋も雰囲気が良くて好きですが、やはり新しい方が安心して渡れますね!

また、川にも変化が見られます。

↑昭和橋   上:8月15日撮影  下:1月23日撮影

9月頃までは誰でも気軽に川岸へ下りることができましたが、秋に降った大雨のため川の流れる位置が変わってしまい下の写真のようになっていました。

毎年このように変化するのかと思っていましたが、ビジターセンターの方もこのような状態は初めて見たそうです。

川岸へ下りられなくなったことは残念ですが、滅多に見られないものを見ることができたので貴重な経験だったのかなと思います。

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2015年01月23日2015年1月佐渡でのトキの様子

佐渡 近藤陽子

皆様、こんにちは。

















佐渡島内のトキたちは繁殖に向けて羽根の着色が進んでいます。
この着色した羽根は「生殖羽」と呼ばれ、トキが繁殖可能な状態であることを表します。トキは繁殖期が近づくと首のあたりの黒い皮膚が厚くなり、粉状になってはがれ落ちます。これを水浴びの後にこすりつけることにより、頭から背中にかけて羽根の色が黒く変化します。これは巣で卵を抱く際の保護色の役目も果たすと考えられています。

(黒く着色したトキが顔を出しています。)

















トキの行動にも変化があらわれています。最近のモニタリング業務中には、枝渡し、相互羽繕い、擬交尾といった求愛行動が観察されています。攻撃にも使う相手の嘴を受け止め羽繕いを許すことは、仲の良さの表れです。

(求愛行動の一つの擬交尾)



















現在佐渡島内には137羽のトキが生存しています。2012年に野生下で36年ぶりに雛が誕生し、昨年にかけて3年連続で繁殖に成功しています。2015年も多くの雛が巣立ち佐渡の空を舞う姿が見られることを願いながら、私たちは日々モニタリング業務に取り組んでいます。

皆様、どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

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