関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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皆様、こんにちは。<2015年度繁殖期最後に巣立ちが確認された幼鳥2羽> 佐渡では6月5日(金)に第12回放鳥が行われました。 今回放鳥されたトキは、オス15羽、メス4羽の計19羽で、佐渡の佐渡トキ保護センター、野生復帰ステーションをはじめ、長岡市トキ分散飼育センター、出雲市トキ分散飼育センター、いしかわ動物園、多摩動物公園でそれぞれ飼育されていました。また今回は、昨年、佐渡市ふれあいプラザで初めて誕生した1羽が含まれていました。このトキたちは、放鳥候補個体として、今年3月から開始した野生復帰ステーション順化ケージでの約3か月間の順化訓練を終え、6月5日、佐渡の自然界へと放たれました。今回の放鳥により、現在佐渡島内には160羽のトキが生息しています。 新たに放鳥するトキには、アニマルマーカーと呼ばれる専用塗料で羽根に着色が施されます。これは飛翔時でも個体識別ができるようにするためです。放鳥されたNo.176。翼の2カ所が赤く塗られています。放鳥されたNo.214。翼の2カ所に、それぞれ青・緑が塗られています。 この時期、頭上を飛ぶトキの羽根の色に特にご注目ください。新規放鳥個体に出会えるかもしれません。■第12回放鳥トキ識別表
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
皆様、こんにちは。
<2015年度繁殖期最後に巣立ちが確認された幼鳥2羽>
佐渡では6月5日(金)に第12回放鳥が行われました。
今回放鳥されたトキは、オス15羽、メス4羽の計19羽で、佐渡の佐渡トキ保護センター、野生復帰ステーションをはじめ、長岡市トキ分散飼育センター、出雲市トキ分散飼育センター、いしかわ動物園、多摩動物公園でそれぞれ飼育されていました。また今回は、昨年、佐渡市ふれあいプラザで初めて誕生した1羽が含まれていました。このトキたちは、放鳥候補個体として、今年3月から開始した野生復帰ステーション順化ケージでの約3か月間の順化訓練を終え、6月5日、佐渡の自然界へと放たれました。今回の放鳥により、現在佐渡島内には160羽のトキが生息しています。
新たに放鳥するトキには、アニマルマーカーと呼ばれる専用塗料で羽根に着色が施されます。これは飛翔時でも個体識別ができるようにするためです。
放鳥されたNo.176。翼の2カ所が赤く塗られています。
放鳥されたNo.214。翼の2カ所に、それぞれ青・緑が塗られています。
この時期、頭上を飛ぶトキの羽根の色に特にご注目ください。新規放鳥個体に出会えるかもしれません。
■第12回放鳥トキ識別表