関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
7月15日に御岳山の富士峰園地で、シカ(ニホンジカ)による採食被害の調査を御岳ビジターセンターの皆さんと一緒に行いました。
富士峰園地には日本一ともいわれるレンゲショウマの群生地があり、毎年8月頃はレンゲショウマを見に来るお客さんで賑わいます。今回は、富士峰園地内のシカによるものと思われる採食被害の現状について調査をしました。
(左:採食されたレンゲショウマ 右:蕾をつけたレンゲショウマ)
御岳山には元々シカは生息しておらず目撃例が増えてきたのも最近のことで、頭数も他の地域に比べるとそこまで多くはないそうですが、それでも多くの食痕が見られました。現在、希少種の採食被害が進行しないよう、富士峰園地にシカの防除柵の設置を検討しているそうです。
歩道から見られる位置でレンゲショウマが1株だけ開花していました。周りが緑一色の中、薄紫色の花が目立っていてとてもきれいでした。時期が早かったため蕾しかないと思っていましたが、花を見ることができて良かったです。
ぜひこの美しい花を見に御岳山へいらして下さい。
ページ先頭へ↑
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
7月15日に御岳山の富士峰園地で、シカ(ニホンジカ)による採食被害の調査を御岳ビジターセンターの皆さんと一緒に行いました。
富士峰園地には日本一ともいわれるレンゲショウマの群生地があり、毎年8月頃はレンゲショウマを見に来るお客さんで賑わいます。今回は、富士峰園地内のシカによるものと思われる採食被害の現状について調査をしました。
(左:採食されたレンゲショウマ 右:蕾をつけたレンゲショウマ)
御岳山には元々シカは生息しておらず目撃例が増えてきたのも最近のことで、頭数も他の地域に比べるとそこまで多くはないそうですが、それでも多くの食痕が見られました。現在、希少種の採食被害が進行しないよう、富士峰園地にシカの防除柵の設置を検討しているそうです。
歩道から見られる位置でレンゲショウマが1株だけ開花していました。周りが緑一色の中、薄紫色の花が目立っていてとてもきれいでした。時期が早かったため蕾しかないと思っていましたが、花を見ることができて良かったです。
ぜひこの美しい花を見に御岳山へいらして下さい。