関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
皆様こんにちは。
9月25日に実施された第13回放鳥から1ヶ月が経過しました。
<両津地区にて確認されたNo.222(愛称:ゆるり)>
今回放鳥された個体はなかなか既存の群れと合流せず、放鳥した19羽のうち未だ5羽の行方が分かっていません。
また、残念ながら放鳥から3週間後にはNo.228の死体も確認され、野外で生きていく厳しさを痛感させられました。
行方が分かっていない個体の中には、本州へ渡った個体もいるかもしれません。
もし見かけることがありましたら、以下のトキ目撃情報ダイヤルにご連絡をいただけたらと思います。
≪トキ目撃情報ダイヤル(トキ交流会館)0259-24-6040≫
20150925_第13回放鳥トキ一覧.pdf
<13回放鳥の識別表>
さて、野外のトキの中には、1月頃からの繁殖期を前にして早くも相手を探している様子がみられます。
先日は、No.A13(2014年生まれ♂)がNo.A04(2013年生まれ♀)に迫り、雄が雌の上にのって愛情を確かめ合う擬交尾をしようとする様子が確認出来ました。
<参考:No.81(2007年生まれ♂)とNo.66(2009年生まれ♀)の擬交尾の様子:2015/7/2撮影>
残念ながら、No.A13はNo.A04に逃げられてしまいましたが、だんだんとトキの様々な恋模様が観察される季節となっていきます。
重要な動きを見逃さないよう、観察していきたいと思います。
追伸
佐渡にはハクチョウが渡ってきており、冬鳥の季節が徐々に近づきつつあります。
<トキとハクチョウ:2015/10/9撮影>
<トキとハクチョウ:2015/10/23撮影>
ページ先頭へ↑
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
皆様こんにちは。
9月25日に実施された第13回放鳥から1ヶ月が経過しました。
<両津地区にて確認されたNo.222(愛称:ゆるり)>
今回放鳥された個体はなかなか既存の群れと合流せず、放鳥した19羽のうち未だ5羽の行方が分かっていません。
また、残念ながら放鳥から3週間後にはNo.228の死体も確認され、野外で生きていく厳しさを痛感させられました。
行方が分かっていない個体の中には、本州へ渡った個体もいるかもしれません。
もし見かけることがありましたら、以下のトキ目撃情報ダイヤルにご連絡をいただけたらと思います。
≪トキ目撃情報ダイヤル(トキ交流会館)0259-24-6040≫
20150925_第13回放鳥トキ一覧.pdf
<13回放鳥の識別表>
さて、野外のトキの中には、1月頃からの繁殖期を前にして早くも相手を探している様子がみられます。
先日は、No.A13(2014年生まれ♂)がNo.A04(2013年生まれ♀)に迫り、雄が雌の上にのって愛情を確かめ合う擬交尾をしようとする様子が確認出来ました。
<参考:No.81(2007年生まれ♂)とNo.66(2009年生まれ♀)の擬交尾の様子:2015/7/2撮影>
残念ながら、No.A13はNo.A04に逃げられてしまいましたが、だんだんとトキの様々な恋模様が観察される季節となっていきます。
重要な動きを見逃さないよう、観察していきたいと思います。
追伸
佐渡にはハクチョウが渡ってきており、冬鳥の季節が徐々に近づきつつあります。
<トキとハクチョウ:2015/10/9撮影>
<トキとハクチョウ:2015/10/23撮影>