ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年4月

16件の記事があります。

2016年04月28日パトロール 今年もやっています!

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
先日、指定植物のパトロールに、山梨県警察南アルプス警察署と合同で行ってきました。

このパトロールは、南アルプス国立公園の指定植物ミヤマハタザオが、平成24年と25年に
二年連続で違法に採取されたことを受けて毎年実施しているものです。

長野県側の林道バスの運行が開始されたこと、今年は雪解けや芽吹きが早いことなどから
今年は少し早めの開始となりました。
(写真上:平成27年4月25日の北沢峠
 写真下:平成28年4月26日の北沢峠)


























尾瀬国立公園のアクティブ・レンジャー日記にもありましたが、南アルプスも
雪がとても少なくなっています。

さて、この日はパトロールとともに、植生やチョウの発生状況等の確認も行いました。
(パトロール中の警察官。4月26日撮影)













今年は南アルプス警察署、南アルプス市、環境省が協力してパトロールを行います。
平日はもちろん、土日もパトロールに入り、今年はGW中のパトロールも実施されます。

南アルプスに生きる貴重な動植物を将来の世代にも残し、公園を訪れる皆さんに楽しんで
いただくためにしっかり見回っていきますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

(広河原からの北岳の眺め 4月26日撮影)














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5月8日は、芦安やまぶき新緑祭です。
「何それ?気になる!」という方は、4月25日の記事もご覧ください!

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2016年04月27日南アルプス林道バス 歌宿まで運行開始!

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

いよいよ南アルプス北部(長野県伊那市側)南アルプス林道バスの運行が
戸台口から歌宿(標高1,680m)までの区間で始まりました。

運行開始の4月25日に歌宿で毎年開催される、南アルプス林道バス安全祈願祭と
南アルプス北部開山祭に参列してきました。
(鋸岳が真正面の歌宿)














今年もお天気に恵まれ、やわらかな日差しのもと神事が執り行われ、山と

林道バスの安全を祈願しました。

開山祭に先だって、南アルプス林道バス営業所では新しいバスのお披露目

もありました。新しいバスには、南アルプスのひとコマがラッピングされて

います。
(地元で活躍された方が撮影した写真がラッピングされた車両。)














南アルプス林道バス(長野県側)は、6月15日に北沢峠まで全線開通予定です。
運行について詳細はコチラ(伊那市ホームページ)をご覧ください。

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2016年04月27日尾瀬ヶ原は今

尾瀬国立公園 柳澤美果子

こんにちは!

群馬県側の尾瀬への入山口である大清水と鳩待峠までの道路は、冬期閉鎖が解除され、
通行が出来るようになりました。(津奈木~鳩待峠間は、520日夕方からマイカー規制開始)

いよいよ今年も尾瀬のシーズンが始まります!


さて、尾瀬ヶ原にはもう雪がないという噂を聞き、その真相を確かめに鳩待峠~尾瀬ヶ原まで
巡視に行って来ました。(巡視日:425日)



鳩待峠~山ノ鼻間は、夏道がしっかり出ていて、木道も半分以上でています。

所々木道や階段上に雪が残っている箇所があるので、踏み抜きやスリップには十分気をつけて下さい。




冬道はすでに笹藪化していました。


檜枝岐ARの日記でミズバショウの後ろ姿が紹介されていましたが、

こちらもテンマ沢で、早くもたくさんのミズバショウたちがキレイなお顔を見せてくれました。


テンマ沢のミズバショウ

例年は5月中下旬頃~6月上旬にかけて見頃を迎えますが、今年は花期が早まりそうです。


そして、尾瀬ヶ原に着いてみて・・ビックリ!

なんと!ここまでないとは・・



そう、雪は皆無です。

ちなみに、こちらが去年の様子↓



201558日撮影

木道も湿原も雪の下でしたが、今年はキレイさっぱりありません。

この異常な少雪は尾瀬の自然にどんな影響を与えるのか・・気をつけて見ていきたいと思います。

また、山ノ鼻~至仏山の東面登山道は、まだ雪が残っているため、軽アイゼンなど雪山装備が必要です。
植生保護のため、地面が露出している所は歩かないようにお願いします。

なお、植生保護のため5月7日~6月30日まで至仏山の登山道は閉鎖されます。

至仏山東面登山道の様子(登り専用です)

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2016年04月26日鳥獣保護区【三宅島・神津島】

富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島 森山希美

こんにちは。

今日は伊豆諸島に二か所ある国指定の鳥獣保護区をご紹介します。

富士箱根伊豆国立公園伊豆諸島地域の現地管理とともに、国指定鳥獣保護区の

現地管理も伊豆諸島自然保護官事務所の重要な業務の一つです。

一か所は三宅島の南西約10kmの大野原島鳥獣保護区。

(地元の方々からは「三本嶽」の愛称で親しまれています)

もう一か所は神津島の南東約1.2kmの祇苗島鳥獣保護区です。

(神津島と比較してとても大きな蛇がいることから、「ヘビ島」と呼ぶ方もいらっしゃいます)

どちらも磯釣りが盛んな岩肌の無人島ですが、多くの鳥が生息していて、

とくにカンムリウミスズメの繁殖地として重要となっています。

カンムリウミスズメはウミスズメの仲間で最も絶滅が心配されている種で、

環境省レッドリストには絶滅危惧Ⅱ類として掲載されています。

彼らは一生のほとんどを海の上で過ごし、繁殖時のみ岩場に巣を作ります。

先日(412日)に大野原島近海にて行われた、カンムリウミスズメの調査

(「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」主催)に同行させていただきました。

この日は70羽を超えるカンムリウミスズメの姿を確認することができ、調査としては

十分だったのですが・・・・

その貴重な姿を写真にうまく収めることができませんでした。

代わりにと言ってはなんですが、下の写真は大野原島鳥獣保護区を背にしたオオミズナギドリたちです。

160412sanbondake

(三本嶽とオオミズナギドリ 2016/4/12撮影)

しかし、皆様にカンムリウミスズメの姿をお見せするチャンスはすぐにやってまいりました。

先週末(424日)に祇苗島近海で行われた観察会(「神津島盛り上げ隊」主催)に

参加させていいただきました。観察できた個体数は少なかったのですが、今回は目的が「観察」

であることもあり、一羽一羽のカンムリウミスズメをじっくりと観ることができました。

カンムリウミスズメの写真はこちら。

(カンムリウミスズメ 2016/4/24撮影)

泳ぎが上手な彼ら、飛ぶのはあまり得意ではないようで、飛んでいく後ろ姿は少し重たそう?

(カンムリウミスズメ 2016/4/24撮影)

素敵な写真を撮れて見事リベンジを果たしました!・・・といいたいところなのですが、

こちらの写真は同行した服部自然保護官が撮影したものです。

写真撮影は、まだまだ修行が必要なようです。

伊豆諸島にはまだまだたくさんの貴重な生き物たちが生息していますので、

少しずつご紹介できたらと思っています。

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2016年04月26日春風駘蕩

尾瀬国立公園 野原英廣

皆さんこんにちは。

ついに御池沼山間のシャトルバスの運行が、今月29日から開始されます。

林内は雪が残っていますので、踏み抜き等にはくれぐれもご注意ください。

尾瀬国立公園は福島県側の玄関口に位置する
檜枝岐村の山桜も咲きました。

とても奇麗です。

こちらは国の重要有形民族文化財に指定されています「檜枝岐の舞台」です。
この舞台で、福島県の重要無形民俗文化財であります檜枝岐歌舞伎が奉納されています。

桜の花吹雪と歴史ある舞台、絵になります。

そしてふと何者かの視線を感じて見てみると

シマヘビがこちらをじっと見つめていました。

カメラを向けたらそっぽを向かれましたが・・・。

と、そんな檜枝岐村の風景を楽しみつつ尾瀬へ向かっていると・・・

カモシカが現れました!
とてもかわいいですね。

そしてこちらは4月25日の大江湿原の様子。
先週まであった雪がすっかり消えています。

ワタスゲも早い雪解けに驚いているのでしょうか。

おや?こちらは・・・。

ミズバショウ・・・の後ろ姿??

まだ色鮮やかな尾瀬ではないのですが、
時々刻々と変わりゆく尾瀬を感じるのでした。

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2016年04月25日もうすぐ「芦安新緑・やまぶき祭」

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

芦安を流れる御勅使(みだい)川に今年もこいのぼりが飾られ、新緑の爽やかな

景色の中を 気持ちよさそうに泳ぎ始めました。
(こいのぼり)




















さて、今年も「芦安新緑・やまぶき祭」が開催されます!

☆ 「第6回 芦安新緑・やまぶき祭」
    主催:南アルプス市芦安新緑やまぶき祭実行委員会
    日時:2016年5月8日(日) 午前9時30分 ~ 午後2時
    会場:南アルプス市立芦安小学校校庭
    ※雨天決行 入場無料!
    ※お問い合わせ先  芦安窓口サービスセンター(TEL055-282-5577)

もちろん南アルプス自然保護官事務所も出店し、レンジャー(自然保護官)と
アクティブ・レンジャーが南アルプスの自然について解説します。
また、木のコースターに焼印を押したものを無料で配布するコーナーもあります。
みなさんにお好きな木のコースターと焼印の模様を選んでもらって、私たちが焼印を
押してお渡しします。

焼印の模様は全部で4種類。
 ・キタダケソウ
 ・ライチョウ
 ・ヤマトイワナ
 ・南アルプス国立公園シンボルマーク
ヤマトイワナとシンボルマークは今年から新しく加わりました。

(今年から新しく加わるのは中央2つの焼印。ピカピカです。)













伝統食「しょうゆの実」や手打ちそば、山菜、焼きそばやスイーツなど、様々な食べ物の
販売のほか、砂防の模型実験やクライミング体験など楽しいコーナーが今年もあるようです!

お時間があれば、ぜひ遊びにお越しください。お待ちしています!

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2016年04月21日箱根の登山者カウンターについて

富士箱根伊豆国立公園 箱根 宍戸弘城

箱根の金時山と明神ヶ岳には登山者カウンターというものが設置してあります。名前の通り、登山者の数をカウントするもので、金時山の山頂付近の3登山道にそれぞれ1つずつと明神ヶ岳の山頂付近の2登山道にそれぞれ1つずつ、計5機設置されています。



データの回収の作業をしていると必ず、「これは何ですか?」とか「何をしているのですか?」と聞かれます。

このカウンターにはセンサーが2つ付いているので、どの方向から来たのか(登山者か下山者か)も判別してカウントされます。また太陽光パネルによりバッテリーに電気が充電もされます。

こうして集計されたデータは利用者数の把握や調査のために使われます。

昨日は金時山のデータを回収しに行きました。金時山の山頂からは大涌谷や芦ノ湖、富士山などが眺められます。





まだ景色は全体的に茶色ですが、登っている途中では沢山のスミレや、木々の芽吹きが観察できました。

これから金時山が一番賑わう季節になります。山頂には2軒の茶屋とトイレもありますので、まだ登ったことがないという方はぜひ一度お試し下さい!




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2016年04月21日続!春の訪れ

尾瀬国立公園 野原英廣

皆さんこんにちは!

開所作業も無事に終わりました。
後は運営開始を待つのみです。

尾瀬沼地区と見晴地区の公衆トイレは今月23日より使用開始です。
そして・・・

最終日に白虹が見られました!
薄かったのですが、紛れもなく白い虹です。

見晴から臨む尾瀬ヶ原の様子。
もうほとんど雪はありません。

雪がほとんど無いと言うことは、
踏み抜きがより一層懸念されます。
歩かれる際は細心の注意を払って下さい。

18日の日記更新時点で半分ほど埋もれていた道標も御覧の通り。
雪は溶け始めると早いと言われてはいましたが、
まさかこんなに早く溶けてゆくとは・・・。

せっかく出てきた植物たちは雪や霜にさらされ、
茶色に変色してしまったものもあります。

今年も奇麗な花々が咲くことを願いつつ
足早に尾瀬のシーズンが始まろうとしているのでした。

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2016年04月20日至仏山残雪調査2016

尾瀬国立公園 柳澤美果子

こんにちは!

事務所のある片品村もようやく桜が満開を迎え、辺りも一気に春色に色づいてきました。
外からはウグイスやキジの鳴き声が聞こえてきます♪

さて、先週の415日に至仏山の残雪調査に行ってきました。

麓に春がやってきたものの、山の上はまだまだ雪の残る世界。

しかも、この日は雪が吹きつけ、冬に逆戻りしたような寒さでした。

悪天候のため、至仏山山頂までは行くことは出来ませんでしたが、
積雪量など所要な箇所は確認する事が出来ました。

鳩待峠から至仏山間の3箇所に積雪深計が設置されています。
さて、気になる積雪量は・・?

鳩待峠付近:65cm!(2015年4月23日 2m10cm)

なんと1mをきっていました!

昨年ならこの写真の画面はすべて雪に埋まっています!

標高1780m付近:1m (2015年4月23日 2m50cm)

赤いラインが昨年の積雪量です。

1850m付近:1m10cm(2015年4月23日 2m90cm)

赤いラインが昨年の積雪量です。

前回積雪量を確認した3月末と比べても、積雪量はかなり減っています。

このペースで雪がとけ続ければ、大型連休までどれ程の雪が残っているか・・。



滑走可能範囲は、かなり限られており

沢を渉る地点にはスノーブリッジはなく、滑走用具を脱いでの渡渉になります。

4月15日時点のオヤマ沢の徒渉点です。

雪解けが進むと沢の水量が増し、渡渉が難しくなる可能性もあります。


今回の調査をうけて、至仏山の利用ルールが更新されました。

詳しくはこちら↓

https://www.oze-fnd.or.jp/archives/62812/


今後の雪解けによって状況は変わってきます。

入山される方は最新の情報を確認し、決して無理をせず十分お気をつけ下さい。




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2016年04月18日春の訪れ

尾瀬国立公園 野原英廣

皆さんこんにちは

ただ今尾瀬沼ビジターセンターなど

環境省所管施設の開所作業真っ最中なのですが・・・

御覧の通り、下に水が通っている所は雪が溶けたり割れたりしています。

尾瀬沼の氷も薄かった所は大分溶け、

「例年より早い春の訪れを感じています。」(と尾瀬関係者の方がおっしゃっていました)

大江湿原の道標も写真の通り、しっかり見えています。

そして、雪解けが進んでいるので

踏み抜きの危険性が高くなっています。

割れている箇所は通らないなど、気をつけなくてはなりません。

そして、話は変わりますが

沼山で発見した足跡

果たしてシカなのかカモシカなのか・・・私には判別できず断念。

急ぎ足で訪れる春

今年の尾瀬は何がおきるのでしょうか。

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