2016年5月27日
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2016年05月27日光と影
尾瀬国立公園 野原英廣
皆さんこんにちは
燧ヶ岳の残雪時期に見られる「火打ちバサミ」
一説には、燧ヶ岳の名前の由来になったとも言われています。
燧ヶ岳の複雑な雪渓が作り出すこの形は、
自然の彫刻の雄大さと、繊細な美しさを感じることができます。
さて、話は変わりますが
先日お知らせした尾瀬沼ビジターセンターの企画展示のチラシです。
この展示を見ていただければ、尾瀬国立公園内にも
多くの外来種が生息していることが分かります。
人と自然の関わりについて考えさせられる展示となっております。
尾瀬沼周辺のミズバショウは盛りを過ぎ
早くも次の花たちへバトンを渡そうとしています。
できる限りその一瞬を見逃さないようにしていきたいと思います。
かつて信州と武州の交流の要所となっていた十文字峠。
この十文字峠では6月上旬に多くの登山者が訪れます。
その理由がこのアズマシャクナゲ。
開花している時期に来るのは3度目ですが、ようやく満開のタイミングに当たりました!
今年は例年に比べ10日ほど開花が早いそうです。
これから6月の上旬にかけて標高の高い稜線部のシャクナゲも開花していきますので、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?
(十文字峠近くの大山山頂からの眺望)