ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年6月

24件の記事があります。

2016年06月30日国立公園・野生生物写真展開催中!【大島】

富士箱根伊豆国立公園 森山希美

こんにちは。
現在、伊豆大島にて、
「富士箱根伊豆国立子園80周年記念 国立公園・野生生物写真展」と銘打って
写真展を開催させていただいております。

開催期間:6月27日 から 7月15日 まで
開催場所:大島町開発総合センター1Fロビー

チラシはこちら↓

(こちらをクリックで拡大版表示)

当写真展で展示させていただいている写真は、昨年度(27年度)のアクティブ・レンジャー
写真展にて展示した写真の一部と伊豆諸島自然保護官事務所で所蔵している写真です。
入場無料の写真展ですので、お時間がある方はお気軽に会場へお越しください。


(会場の様子)

伊豆大島のほかにも、会場の確保などの段取りが整ったところから伊豆諸島の各島で今後巡回展示
して参りますので、スケジュールや開催状況等、この場でお知らせさせていただきます。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

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2016年06月28日どこまでが花?

富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城

雨の日が続きます。

実は箱根は年間の降水量が3500mmにもなり、全国でも有数の、雨が多い地域になります。

そんな雨の多い季節に、ひときわ目立つ存在なのがヤマボウシです。

この時期に山を眺めると、緑のなかに所々白いものを観察できます。

駒ヶ岳ロープウェーからの眺めです。所々白くなっているのを確認できますでしょうか?

これらがヤマボウシの木です。

しかし、一見目立つ白いものは花びらではなく、「総包片」と呼ばれるものです。

いわゆる花の部分は中心にある緑色の部分になります。

赤く丸印を付けたところが花になります。

同じ時期に咲く、同じような形をしたドクダミの白い部分も、同様に「総包片」になります。



道路沿いに植えてあるヤマボウシも多いですし、ドクダミは道端に沢山生えていますので、今度見かけたら一度じっくり観察してみて下さい!




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2016年06月28日南アルプス 登山シーズン幕開け

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

6月25日(土)北岳の登山口である広河原で「2016南アルプス開山祭」が、
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の登山口である北沢峠で第58回「長衛祭」が執り行われ、
南アルプス北部の登山シーズンが本格的に始まりました!!

広河原では、地元芦安中学校生徒による「北岳の歌」などの合唱や、勇壮な夜叉神太鼓の
演奏が響き渡り、祭の最後は「蔓払い」の儀式で今年の安全登山を祈願しました。
(勇壮な夜叉神太鼓の演奏)














(蔓払い)


北沢峠で行われた長衛祭では、南アルプス北部を拓き、女性でも登れる山にしようと
尽力した竹沢長衛翁を偲ぶとともに、今年の山の安全を祈願しました。
今年も地元長野県伊那市特産のアルストロメリアが献花として使われていました。
(献花式)

山梨県南アルプス市の芦安小学校と長野県伊那市の長谷小学校の生徒による発表や合唱も
あり、子どもたちから元気もいただきました!



広河原では、25日の林道バス開通を待ちわびていた大勢の登山者が北岳へ入りました。
(翌日も芦安にある市営駐車場にはたくさんの車が止まっていました。26日午後撮影)


しかし、25日は、風が強く、雨も降り、天候的には厳しかったようです。
山は逃げませんので、お天気と相談しながら安全に山を楽しむことをお勧めします。

南アルプス南部は、7月中旬頃から営業の始まる小屋が多いようです。
登山を計画される方は、事前に情報収集をして、しっかり計画を立ててお出かけください。

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2016年06月28日花盛りの至仏山へ!

尾瀬国立公園 柳澤美果子

こんにちは。

例年7月1日に山開きをし、登山道規制が解除される至仏山ですが、

日記でもお伝えしてきた「今年の異常な少雪」の影響で、

例外的に鳩待峠~至仏山間の登山道規制が623日に解除になりました。

※山ノ鼻~至仏山間の東面登山道は、登山道工事の関係もあり、例年通り7月1日解除です。
また、ルートは登り専用で下山出来ませんのでご注意下さい。

詳しくはこちら↓

https://www.oze-fnd.or.jp/archives/71768/

そんな至仏山へ27日に巡視に行ってきました。

至仏山は今が丁度花盛りです!

開花状況は花にもよりますが、やはり全体的に早まっているものが多い印象です。


ツマトリソウ
森の中にも色々な花がひっそりと咲いています。

樹林を抜けると・・・

シナノキンバイがお出迎え

その先にはお花畑が広がっています!






左上から時計回りで

ジョウシュウアズマギク・オゼソウ・ジョウエツキバナノコマノツメ・クモイイカリソウ
どれも尾瀬では至仏山にしか咲かない花たちです。

そして日本版エーデルワイスのこの花も↓

ホソバヒナウスユキソウ


岩場ではユキワリソウのピンクの花が彩りを添えていました。


そして山頂からは・・

尾瀬ヶ原が一望できます!
よく見ると、木道も、見晴地区の山小屋も見えます。

「あそこが○○で・・。」普段歩いている所を空から見るのも、なんだか地図を眺めているみたいで

楽しいものです。

至仏山、たくさんの花たちとキレイな景色が待っていますよ!

しっかりした登山装備と、登山道から外れないなどのマナーを胸に、出かけてみてはいかがでしょうか?



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2016年06月27日霧降高原から女峰山へ

日光国立公園 太田祐司

日光オジイチャンレンジャーの太田です。

6月20,21日でやっと日光連山の山域の巡視に出かけることができましたので、報告です。

11月に女峰山周辺で予定されているトレイルランニングの大会コースの調査にTレンジャー(以下TR)が、霧降高原~赤薙山~女峰山~山内(東照宮等のある区域)を大会実行委員と歩くので、お供を募集とのこと。

日光に着任して通勤は、日光の杉並木を通って女峰山や男体山に向かって車で走っており、毎日が気持ちが良く、その山に出かけたい気持ちが募っていました。
女峰山は日帰り巡視ではなかなか行きづらい場所であり、頂上下の唐沢小屋1泊の予定で植生観察の時間もとれそうな計画です。同行をぜひにとお願いしました。ルート名が霧降、女峰というのも素敵です。

10:00スタートの霧降高原キスゲ平はニッコウキスゲが咲き始めです。天空回廊という1,445段の階段も迫力があります。キスゲ平はこれからがベストシーズンです。ぜひおいでください。


階段が終わると笹原の中の道、登山道の様子を確認したり、道幅を測定してみたりしながら進みます。




残念ながら複線化が進んでいたり、雨水の浸食が見られる所もあります。

赤薙山は鳥居のある樹林に囲まれた静かな山頂でした。


赤薙山からの尾根道は小さな起伏に富んだコメツガとハクサンシャクナゲの多い道です。

身軽に歩くTRを追います、後ろからはM大出身のヒマラヤニストがピッタリついて来て、追い立てられているような気分です。だんだん、登山道や植生の確認がおろそかになってきます。
赤薙山や赤薙奥社で会ったのは、平日でもあり仕事をリタイアした明らかに私より年配の方たちで、単独行の方は、霧降に下山して車中泊をして明日は大真名子に登るとのことで、私も頑張らねばと思いつつ歩きます。


登山道脇にもヒメイワカガミやイワカガミが見られます。開花の時期だったのかイワカガミはたくさんありました。





ゴゼンタチバナやマイヅルソウも多く見られ、亜高山の雰囲気が満点です。


一里ヶ曽根(2295m独立標高点)ではハイマツやコケモモも出て来て、高山に来たなと思わせます。



しかし下ったコルではダケカンバの巨木があり、平坦で歩きやすく、冷たい水場もありました。
この水場で小屋泊のための水を補給し、荷物が少し重くなります。
これからが女峰山への最後の登りで、ハイマツもたくさん出て来ます。このハイマツの中に中部山岳から岩手の焼石岳の間で、女峰山に隔離分布しているキバナシャクナゲがあるはずですが、ハクサンシャクナゲも多く歩きながらの観察では確認できませんでした。
山頂直下で急な岩尾根があり、古びたトラロープがぶら下がっています。そこを登り切ると目の前にミヤマダイコンソウがありました。この種も日光連山では分布が限られているようです。




ハイマツの中の道を辿るといよいよ山頂16:00着です。帝釈山や大真名子山がよく見えます。
山頂部では栃木県ではここだけでしか見られない、ウラシマツツジを探しましたが、見つけることはできませんでした。



この日は、頂上から30分ほど下った所にある、唐沢避難小屋で1泊。小屋にはトイレが無いので周囲の汚れ具合が気になっていましたが、以外にきれいでシカの糞の方が非常に多かった!!

翌朝は霧がかかり涼しい中を、日光東照宮等のある山内地区へ長い尾根道を下山します。途中にはこんなガレ場が何カ所かあり、落石注意です。




下山途中には、快適な笹原の中の道もありますが、対岸を見るとシカ道がはっきりと見えて、日光のシカ問題のことを考えながら歩くことになりました。


この後、山内が近づいた樹林地でも登山道を横断して走り回るシカに遭遇しました。
今回の巡視は、登山道の状態や隣接部の地被植物の状態を見ることに留意しましたが、植生に対するシカの影響を感じることが多く、やはり日光国立公園の重要課題の一つであると認識しました。

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2016年06月24日お花を撮影したい! そんなとき・・・

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

南アルプス北部では、6月25日の山梨県側の林道バス全線開通に向けて、
関係者が着々と準備を進めています。私も22日に展示物の掲示や登山者カウンター
のメンテナンスで広河原や北沢峠に行っていました。


大樺沢沿いなどでは、タカネグンナイフウロなどの花が咲いていましたよ。
(右上:ミヤマカラマツ、左上:タカネグンナイフウロ、
 右下:バイカウツギ、 左下:クルマバソウ )


広河原では、数日前に状況確認に行ったインフォメーションセンタースタッフや
下山してきた北岳山荘の方から、北岳周辺の最新の花の状況を聞くことができました。
それによると・・・
 ●草すべり上部ではシナノキンバイが既に満開(!!)
 ●北岳周辺ではミヤマダイコンソウやミヤマムラサキなど夏の花々が咲いている
 ●北岳のトラバースルート(八本歯のコルから北岳山荘へのルート)は来週半ば
  くらいが見頃
ということです。また、キタダケソウもまだ少し咲き残っているようです。
高山植物はますます開花が早まって、例年よりひと月ほど早いとか...。

さて、皆さんの中には、高山植物の写真を撮るのが好き!という方がいることでしょう。
そして、高山植物の麗しいお姿を見つけたら「ああ!美しく撮りたい!」という熱い想い
が生まれるのではないでしょうか。私はそうです。(なかなか美しく撮れませんが。)

(麗しのハクサンイチゲ 北岳山荘周辺にて。6月8日撮影)


ほとんどの方はマナーを守って撮影していますが、中にはこんな方もいるかもしれません。
『より美しく撮れるポイント、アングルを求めてうろうろ...』
でも、ちょっと待ってください。

ここは自然の中。撮影スタジオではありません。
皆さんの足やカメラの三脚の下には、厳しい自然環境の中で懸命に生きる植物がいっぱいです。

これから麗しい姿に育たんとする芽生えや、目立つ花はないけど自然の中で重要な役割
を果たしている植物があります。
(「よーし、育つぞ!」と聞こえてきそうな小さな芽。北岳にて。6月6日撮影)


美しく咲き誇る花を求めて登山道をはずれ、ガッチリした登山靴で斜面を踏みしめて
歩けば、植物は傷つき、土壌は削られます。削られた土壌が雨で流れてしまえば、植物
が育ちにくくなり、ますます土壌が流れ、さらに植物が育ちにくくなるという悪循環に
陥ります。

そんな場所が南アルプスには残念ながらあるんです。


(踏み込みが原因で土壌が流れ出てしまっている斜面)


山では登山道沿いに綺麗な花があるとは限りません。
でも、離れた場所の花をアップで撮りたいことってありますよね。
そんなとき、私は望遠レンズやズーム機能を使っています。ズームすれば登山道から
外れなくても、大きく写すことができます。
(ズーム機能を使って撮影した例。左:ズーム前、右:ズーム後)


もしかすると最高の写真は撮れないかもしれません。でも、南アルプスの自然を大切に
思うからこの写真なんだと思えば誇らしくなりませんか?
今シーズンも南アルプスの自然を一緒に守りながら、高山植物を楽しみましょう♪

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2016年06月23日富士登山オフィシャルサイトリニューアルしています!

富士箱根伊豆国立公園 富士五湖 小西 美緒

6月22日で富士山が世界文化遺産に登録されてから3年が経過しました。

そんな富士山の開山まで残り約1週間になりました。

今年は雪が少ないので、山梨県側の吉田ルートは恐らく予定通り7月1日に開山できそうです。

来週登山道の確認に行って来ます。


今シーズン富士山に登ろうと考えている方はそろそろ計画を始めている頃でしょうか。


環境省では山梨・静岡両県と合同で「富士登山オフィシャルサイト」を運営しています。
年間で123万件ものアクセスのあるサイトで、富士登山に関する基本的な情報を網羅しています。

そのオフィシャルサイトが5月よりリニューアルしています!!
大きな変更点としては
●トップページの情報を減らし見やすく、また知りたい情報へアクセスしやすく改良
●スマートフォンでの利用を考え、スクロールが少なくなるようページ毎の情報減らし、ページ構成を再編
●中国語(簡体字・繁体字)・韓国語のページを追加
の3点です。


 
リニューアル前                  リニューアル後



日本を旅する海外からの方がここ数年急増してきていますが、富士五湖周辺も海外からの旅行客で
連日にぎわっています。

富士山をパトロールしていても昨年は以前に増して外国の方が増えたな、という印象でした。
特にいままであまり見かけなかったアジア圏の方が増えたように思います。


ただ、日本語の富士登山に関するサイトは数多くありますが、外国向けのサイトは少ないのが現状です。

富士山は普段あまり山登りをしない人も登りたいと思う特別な山ですので、

登山前に必ず知って欲しい基本的な情報をコンパクトにまとめたページを英語・中国語・韓国語で

新設しました。

4000m近い富士山は誰でもが簡単に登れる山ではありません。

「事前の情報収集・準備がとても重要です!!」


富士登山を計画されている日本国内・海外のご友人がいらしたら「富士登山オフィシャルサイト」を

ぜひご紹介ください!

シーズン中には私達アクティブレンジャーや保護官が「富士山日記」として
現場事務所ならではの情報をお伝えしていく予定ですので楽しみにしていてください!

富士登山オフィシャルサイト
http://www.fujisan-climb.jp/index.html

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2016年06月23日薫風にそよぐ

尾瀬国立公園 野原英廣

暦の上では夏を迎えた日本ですが
尾瀬では日中は日差しが強いと暑いのですが、

朝晩はまだまだ冷え込むのでフリースが手放せません。

上の写真は燧ケ岳山頂から尾瀬沼方面への眺望です。
奥の方に見える山々を先日歩いたかと思うと
改めて公園の広さを実感しました。

そんな尾瀬では続々と花々が見頃を迎えています。




(広沢田代の写真)
ワタスゲの果穂をつけた姿も今が旬。

昨年よりも少ないそうですが、
それでもふんわりと優しく咲く姿に
多くのハイカーが癒されていることでしょう。

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2016年06月22日夏の東海自然歩道:富士宮市

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

東海自然歩道は、大阪府箕面市の明治の森箕面国定公園と東京都八王子市の明治の森高尾国定公園を結ぶ長距離自然歩道です。

その長さは1697.2km。

その中には国立公園となっている場所もあり、静岡県富士宮市の朝霧高原の中(富士箱根伊豆国立公園内)にもコースがあります。

 

617日、朝霧高原コース(約19km)の一部を巡視してきました。

当日の朝は雨が降っていましたが、朝霧高原へ向かっているうちに雨が上がり、時折青空が見えるようになりました。

巡視は山梨県との県境から開始し、田貫湖方面へ向かいます。

山(竜ヶ岳)の中腹の林の中を歩くコースは、陽が陰っていても湿度が高く蒸しっとしましたが、林を抜けた瞬間、この景色が待っていました。

緑も濃くなり、夏らしい雰囲気です。

思わず「お~~~!」という声が出ました。

 

この時期は景色だけでなく、花にも目が行きます。

(ツルシロカネソウ)

他にも、コアジサイ・ワニグチソウ・アカショウマなど初夏に見られる花が多く、夏が来ることを感じられました。

 

そんな東海自然歩道には、様々な場所があります。

(根原吊橋)

しっかりした造りの吊り橋ですが、安全のため1度に5人以上は渡らないよう注意書きがあります。

この他、草原の向こうにそびえる富士山が見られる場所や、【陣馬の滝】と言う歴史的な事柄から名付けられた湧き水で知られる場所もあります。

曇っていても楽しめる歩道ですが、やはり富士山が見られる天気の良い日のハイキングがオススメです。

 

今回の巡視では、あまりゴミを見かけることがなく、マナーが向上しているような気がして嬉しさを感じました。

これから訪れる方達も、自分の行動に責任を持ってきれいに楽しく歩いてほしいと思います。

また、高原と言えども夏本番にはかなり暑さを感じます。

ハイキングの際には熱中症対策をしっかりとしてお出かけ下さい。

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2016年06月21日防鹿柵立ち上げシーズン突入!

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

南アルプスはなんと夏の花が咲き始めています。
(ミヤマキンバイ 北岳にて。6月6日撮影)














この冬は積雪が少なかったせいか高山植物の開花が10日~2週間ほど早いようです。
そして、高山植物の生長とともに現れるのは・・・そう、ニホンジカです!
(北岳山荘の下に居座るニホンジカ。6月7日仁田R撮影)



というわけで、今年も防鹿柵*立ち上げ作業のシーズンがやってきました!

南アルプスにはあちこちに防鹿柵が設置されていますが、設置主体は環境省だけ
ではありません。 県や市町村など様々な組織が設置しています。

南アルプス南部 茶臼岳では、静岡県が茶臼小屋のそばに季節型防鹿柵*を設置し、
維持管理を行っています。
この柵の立ち上げ作業が6月10日~11日にあったので状況確認に行ってきました。

作業は経験豊富なボランティアの皆さんによってサクサクと進められ、あっという間に
立ち上がってしまいました。
(上:手際よく作業するボランティアのみなさん
 下:あっという間に立ち上がった防鹿柵     6月10日撮影)



茶臼小屋の周辺では、ハクサンチドリやシナノキンバイなど様々な植物の開花を
確認できました。が、同時に、小屋周辺に夜な夜な響き渡る鳴き声や、多数の足跡
など、ニホンジカの気配もたくさん確認できてしまいました。

(茶臼岳からの景色。右手前が上河内岳、左奥が聖岳。6月11日撮影)













この景色のどこかにニホンジカがいるんですね。
今後も防鹿柵立ち上げ作業は、荒川岳、仙丈ヶ岳、聖平と続きます。

*防鹿柵
南アルプスでは、1990年頃から高山にニホンジカが姿を現すようになりました。
ニホンジカは群れで行動し、ひとところに長く滞在して植物を食べる習性があるため、
高山植物が食べ尽くされてしまうということが起こっています。
このため、高山植物を守るための柵(防鹿柵)が南アルプス各地に設置されています。

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